福島に住む義父母は、情報も積極的に集め、自らしっかりと健康管理している、謂わば「素晴らしい高齢者」です。
あれだけ元気でしっかりしていたら、「高齢者」と言われるのは面白くないだろうな、と思うぐらい。
お父さんもお母さんもお変わりないだろうか…と、ボンヤリ考えていたところ、メールでこんなに可愛らしいアマビエさんの写真が届きました。
義父が作った切り絵です。
今年は私の実家のことやコロナ騒ぎで、しばらく帰省できておりません。
緊急事態宣言が解除されたと思いきや、東京のコロナ新患数は増加傾向で、気の抜けない日が続きます。
毎週実家まで、2時間半かけて電車とバスで移動してますから、かなり神経も疲弊しています。
でも。この切り絵の御利益を信じて、もう一踏ん張り頑張りせにゃいけません。ありがとう、お父さん!
福島の両親の事を想うと、ついつい、
「それに比べると、ウチの実家ったら…」と愚痴が出てしまいます。
実は先週、母が腰痛を訴え、車椅子で休日診療の病院に運ぶ、というアクシデントがあったんです。
検査の結果、特に骨折などはしていない、いわゆる普通の腰痛、という事で安心したのですが、
やれトイレに立ち上がれない、やれ痛くて食欲が無い、
痛みで何度も目が覚めるからお化けが出る…などなど
独りではおいておけない状況になってしまいまして。
結果、私が1週間ほど泊まり込んでいたのですが、母の口から出るのは感謝の言葉ではなく、
「面倒ばっかりかけてもう死んでしまいたい」という悲観ばかり。
おおむね頑張って「そんなことないよー、お母さんは今までがんばってきたのだから、今は甘えていいんだよー」などど優しく諭すのですが、
流石に1週間も聞いてると頭に来るもんです。
あーわかったわかった、んじゃぁ、死んでご覧よ。
ちょっときつく叱って、泣かせてしまいました。
私に叱られてビックリしたのか、その後は気持ちもしっかりしたようで、腰痛も今は治まりました。
もしかしたらその腰痛も、精神的なストレスからくるものだったかもしれません。
けれど今回のことで、入院するような病気や怪我ではなくても、独りでは暮らせない場合もあると痛感。
母自身も、どうしたらいいのか…と、とても不安を覚えたようです。
まぁ、何かあったら取り合えずは私が来るんですけど、私も介助は素人なので、何れにせよショートステイの準備はしておかないといけないと強く思いました。
今週末、妹と一緒に、近くの施設を見学にいく予定です。
父の癌のときも本当に思ったけど、高齢者の状況はあっという間に変わってしまう。待った無し。
できる準備はしておかなくちゃ、間に合わない。
さて。その一週間で、ベランダは上の写真のザマだー(笑)
留守の間はダンナ氏が頑張って水やりしていてくれたのですが、「暑さのせいでトマトが弱っていくよ、どうしよう」と不安だったようです。
お手数おかけいたしました。ごめんよ。
これは暑さだけでなく、ハダニ&サビダニですねぇ。
Twitterで去年のサビダニの記事↓が何故か今ごろ「いいね」されてるなぁ?なんでだろ?と実家で思っていたのですが、梅雨を前に、一気に全国で大繁殖しちゃった模様。
サビダニを確認するのに、スマホにマクロレンズを取り付けると簡単だよー、動画も撮れちゃったよ、という話です。
前半の母の話が長くてちょっとウンザリするけど、その辺は適当に読み飛ばしてね。
風の強い日も多かったので、折れた枝も多数。
実が重くなってきたから、支え切れなかったんだね。適当にしか留めてなかったもんね。
きっちり薬剤を散布し(今回はコロマイト)、痛んだ枝と葉を落とし、茎をしっかりとネットに固定。
やることやると、スッキリします。
本来は毎朝の葉水で多少は防除できるのですが、今年は留守の時間が多いので、薬剤のローテンションでがっつり対応していく方針です。
ダンナ氏にもあまり負担は掛けたくないしね。
私が東京に居る日は、葉水の変わりに、アーリーセーフを散布しておくことにします。
今回のサビダニ&枝折れは、いずれも私の準備不足が原因です。そろそろそんなシーズンだと分かってたのに。
でも。悲観しても仕方がないことは明白!
反省だけで良し!
そして状況に応じて、やることをしっかりやる。
それでも枯れちゃったら、枯れちゃったでいーじゃないか。
植物も人生も世の中も状況はころころ変わるけど、
感情に流されてる暇はこれっぽっちも無いのだ!と呪文のように唱えつつ、今日もがんばろう。
サビダニかなー?と思ったら、速ルーペで確認、薬剤散布。
待った無し。
宜しくお願いしますよ、本当に。
(サビダニにアマビエさんは効きません)
Posted on 6月 15, 2020 at 11:18 am by Naomi / 4 Comments