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西向き極小のベランダガーデニング。 初心者ならではの失敗とチャレンジの記録です。

菜種梅雨、というんでしょうか。今日の関東は良いお天気ですが、雨降りで寒い日が続いておりました。

3月はそもそも年度末だし、個人事業だから確定申告も面倒だしで1年のうちで一番憂鬱な月なのですが、ウチの場合はお彼岸前に父や祖母の命日があったりと、イベントもそこそこ忙しかったりします。お天気も不安定で、ハラハラしっぱなしの3月。

昨日まで寒々しかった江戸川の土手。

そして私の住む千葉県では、地震もとても多かった。あまりにも揺れてばかりなので、なんだか恐くなっちゃって。

東京に住んでいた頃はコンビニもそこいら中にあったし、いざとなれば歩いて買い出しに出ることも出来たから、実はあんまり非常用品を揃えていなかったのよ。でも田舎だとそんなに簡単に非常時に何かを調達できるとは思えない。これは急いで防災グッズを整備しなくちゃいかん。

以前、一人暮らしの母のために非常用リュックを作っていましたが、あれは「一人でサクッと避難所に行けるように」というコンセプトでした。結局、避難所もトイレが整備されなかったらとてもじゃないけど母にはきつい環境だし、今は3人暮らしになったので、「慌てて避難所に行かなくても良いように」というコンセプトでアップデートすることにしました。

(自治会の会合にも出てみたんだけど、いざと言う時にあんまり期待できなさそうなご近所関係っぽいしさ…。)

忙しい日々の合間に非常用グッズを色々と買い集めたりしていたのですが、お正月の能登の地震の影響か、非常用トイレなどはネットでも品薄で入荷待ちだったりして、入手にちょっと苦労しました。

非常用トイレ、通販では品薄でした…

その他、ソーラー充電できるランタンやLEDサーチライトを買い足し、家のあちこちに分散していたモバイルバッテリーなども一ヶ所に集めました。母の薬も以前とは変更があるのでお薬手帳のコピーのも取り直し、リハビリパンツもボックスに入れておきました。

非常食は基本的にローリングストックですが、暖めなくても食べられるお粥や、日もちするミニ羊羹や栄養食クッキー等はボックスへ入れて、これだけで災害初日はOKという状態にしておきました。あとは落ち着いたら持ち出せばいいし、仮に避難所に行かなければならない時には、このボックスから最低限をピックアップしてリュックに詰めれば良いかと。

飲料水や非常食、バッテリー、救急セットや母の薬などなど。

後はボックス自体が今は段ボール製なので、椅子になるようなプラ製の頑丈なものに買い替えようと思っています。
そうこうするうちに、先日は震度4の地震。でもね、心なしか「どうしよう!?」という動揺は少なかったかもしれないな。どうしようもこうしようも、出来ることしか出来ないわけだしな。
出来ること、すなわち備えること。「備えあれば憂い無し」は本当だと思う。

そしてそして、とても厄介だった案件。
この4月1日から、相続登記が義務化されるらしいんですよ。
父が亡くなってからもう4年だけど、面倒だからって登記そのままだよ!あかん!

土地と家の登記、完了しました

ということで、急ぎ公務員の甥っ子の力を借りて、妹と相続登記の手続きをしました。
元々は父と母の按分だった土地と建物を、全て一旦母の名義に変更するにあたり、私と妹は相続放棄の申請もしました。
こういうの本当に苦手。何が何だか良く分からん。

諸々の手続きには戸籍謄本が必要なのですが、この3月からはデジタル化された戸籍謄本の広域交付制度が始まっていて、遠方でも手軽に取り寄せられると聞いていたので、それほど大変じゃないだろうと高を括っていました。

ところがよ。亡くなった父の分として必要な戸籍謄本は、改製原戸籍謄本というアナログ時代の父の戸籍だそうで。しかも住所は宮城県の蔵王。
戸籍の改製は平成と昭和と2回あったんですって。平成改製原戸籍はスキャンされてデジタル化されていたので取り寄せられたけれど、その前の昭和改製原戸籍は、何度データベースに問い合わせても出てこない。

市役所の窓口の方があちこちに問い合せしてくださったのですが、結局、昭和改製原戸籍はデジタル化されていなかった、という事が判明しガッカリ。仕方なく郵送で取得申請して送ってもらうという昔ながらのやり方で時間がかかったものの、何とか3月中に登記が完了しました。良かった…。

PanasonicではなくてNationalでーす

ほっと一安心するもつかの間、今度は母の部屋の古〜いナショナル製のエアコンが壊れる、というアクシデントが勃発。
住宅設備っていうんですかね、私たち夫婦は賃貸マンションだったから、こういうのやったことがないんです。全部大家さん任せでしたから、エアコンの機種を選ぶことすら未知の世界。

しかもこのエアコン、室内の配管が一旦隣の納戸側にこんな風に出ていて、この部分を何というのか分からない。良くある「標準工事代金込みコミでお買い得!」みたいな通販商品に問い合せしたくとも、どう聞けばいいのか分からない。

隣の部屋にダクトが通ってる…

悩んだ揚げ句、地元で電気工事専門業者さんをネットで見つけて、電話とメールでやり取りして状況説明。ネットでこちらが購入したエアコンを換装してもらう、という流れになりました。結果、とてもリーズナブルに交換できちゃいました。

この業者さんがとても良いかたで、「引っ越してきたら家の電気周りがボロボロだった」と訴えたところ、色々と相談に乗ってくれそうなお返事。実際、インターフォンも長らく壊れてるし、電気が流れてこない電源コンセントがあったりともう本当にボロボロなんだけど、「もしかして、お父様は近所の電気屋さんに頼んでました?」と図星なご指摘を賜りました。

安くても静かだー、もっと早く替えれば良かった。

そうなんだよー。家電を買うかわりに不具合を何となく直してもらって、という付合いだったみたいだけど、その電気屋さんももう代替わりしていて気軽に頼めず、様々な故障を見ないフリしてきた家なのよ。
これからは少しずつ、でもしっかり手を入れていかなくちゃ。

怒濤の3月終了まであと4日。お願い。もう何も起きませんように。
そして4月はこそはゆっくりと、園芸作業ができますように。

そろそろポット上げしなくちゃ。

慣れないことばかりでとてもとても疲れた3月。
大人って大変だな、と思いました、マル。

Posted on 3月 27, 2024 at 1:38 pm by Naomi / 4 Comments

週末の母のデイサービスだけは16時までのフルタイムなので、私たち夫婦は買い物に出かけたり、電車に乗って散歩に行ったりします。先々週と先週は2週連続で埼玉県の大宮公園に行ってきました。

なぜならば、これを楽しみにしていたから。

全国大陶器市 at 大宮公園

引っ越しの時に、2つずつしかない安価な食器は殆ど処分してしまったので、ずっと実家の食器を使っていたのですが、どれも古くさくて、食卓の見た目があまり良くなかったんです。母は思いのほか洋食が好きみたいだし、食後の皿洗いを自分の仕事として毎日頑張ってくれるので、今の暮らしに合うような食器が欲しいなぁーと、ずっと思っていたのです。

大宮公園の陶器市には初めて行ったのですが、思っていたよりも規模が大きくて、とても賑わっておりました。

砥部焼、素敵だわ〜次回は必ずや!

焼物に詳しいわけでは無いし、これまでも「良い器」なんて買ったことが無かったんですが、いざ食器を買おうとなるとショッピングモールなんかではなかなか気に入ったものに出会えなくて。東京ならセンスのいい小さな陶器店がちょこちょこあるけど、田舎ではなかなかねぇ。

それで、この陶器市を楽しみにしていたのです。
沢山あって恐らくは途方に暮れるだろうから、事前に色々と調べたり考えたりして、今回は長崎の波佐見焼の軽量な普段使いの器を中心に攻めていくことにしました。重いと母が取り扱えないのでね。

今回は軽量な波佐見焼中心で。

波佐見焼のコーナーは、ポップなデザインも多くて、若い人でとても賑わっていました。北欧風だったりしてすごく可愛い。
ウチは和食も多いので、和洋どちらにも使えそうな軽量皿を2種類購入いたしました。
角皿は福峰窯(波佐見焼)、お花の六方押取皿natural69(波佐見焼)だそうです。

普段使いの軽〜いお皿。

花のお皿は朝ご飯のおかずやケーキを乗せるのに丁度良いサイズ。角皿は晩ご飯にお魚とかハンバーグを乗せたりするのに便利そう。1回目はこの2種類で帰ってきましたが、やっぱりどうしてもパスタやカレーにも使える7寸のお皿が欲しくて翌週にリベンジ。

やっぱり欲しくて、翌週買いに行った7寸の青い皿。

リーズナブルなお値段だけど「青の洞窟」のパスタソースを彷彿させるような(?)青柚の美しい美濃焼のお皿を3枚買いました。
どうかな母には評判悪いかな、攻めすぎかなー?と心配でしたが、使ってみるととても評判が良く、「レストランみたい!」と喜んでおります。このお皿もびっくりするぐらい軽いので、ちゃんと母が洗うことが出来ます。

別に作る料理は今までと何も変わっていないのですが、食器を替えてみたら、食事の時間ががらっと明るくなった気がします。
イシイのミートボールとレンチンした千切りキャベツを乗せただけでも、「わぁ美味しそう!」って完食してもらえる。
盛りつけが様になるので、一品おかずを減らしても全然寂しい感じも無い(笑)

ウチの梅も満開です。

食事の用意で楽をしたいのならば、良い器と出会うべし!ということですかね。
学びを得ました。

最近たびたび思うのですが、正攻法じゃなくて、ちょっとした工夫の方が成果が出ることって多い気がします。母は服薬のせいもあって便秘がちなんですが、食べる量がどうにも増えてこなくて四苦八苦していたの。食べやすくて繊維の多いメニューにしたりとか、好物を出来るだけ入れてみたり、品数増やしたりおだててみたり。
そもそも塩分に制限もあって気遣いが多くて、毎度の食事の支度がちょっと重荷だった。

でも今回、器を変えて(ついでに母の箸も食べやすいものに新調したのだけど)何故か格段に食べる量が増えたんですよ。何が吉と出るか分からんものです。

ムキになって正面突破しなくても、解決することってあるよね。

2/26 発根!

さて、温度を変えたり色々したけど催芽が失敗続きだったバナナピーマンですが、やっとやっと!発芽しました!

何をしたかと言いますと…

良かった。間に合った。

新しい種を買い直しました。

最初から素直にそうしておけば良かったよ…。

Posted on 3月 6, 2024 at 11:05 am by Naomi / 6 Comments

今日は本当に暖かくて、シャツ1枚で丁度良いぐらい。
2月だというのに室内はエアコンなしで24度あります。

明日は10度以上気温が下がるようだから、あんなにまだ咲いちゃダメって言ったのに。

遅咲きなのに咲いてしまった…

ウチの梅は他所様の梅に比べると遅咲きなのに、もう咲いてしまいました。去年より8日早い開花です。
去年の今ごろは、ちょうど母が心不全で入院して気持ちも体力も落ち込んでいましたけど、今年は明るい気分の春を迎えようとしています。

この1年で母の心不全はたいぶ安定してきていて、見違えるように動けるようになってきています。こんなに改善するとは思ってなかったぐらいに元気になってきています。
最近は暖かいから庭仕事に精を出してたりして。まぁそれはそれで転倒の心配とか目を離せないとか手がかかるとかありますけど、何しろ本人が機嫌よく暮らしてくれているので、私も気が楽です。今も庭で一人で花壇を掃除してます。

昨日今日とチョウチョも飛んでたりしてすっかり春気分ですが、明日からはまた冬の寒さが戻ってくるそうですから、油断は禁物。
せっかく調子の良くなった母の体調管理も気をつけないといけないし、発芽した苗たちもしっかり加温しないとなぁ。

トマトは概ね良好です!

白いトマト「グレートホワイト」の発芽率が悪くてちょっと難儀しましたが、とりあえず2株発芽しているので何とかなるでしょう、たぶん。
古い種だったピンクエッグもしっかり発芽してます。

1月の終わりに播いたので、どの品種も小さな双葉が出始めたので、昨日からごく薄い液肥をあたえるようにしました。
ここからぐーんと逞しくなってくれるといいな。

2月の上旬に、催芽第二弾としてピーマン系を播きました。
播いたのは、安定感のある「西洋早生」と懐かしの「バナナピーマン」。
だがしかし、バナナピーマン…通称バナピーは10年も前の自家採種ものだから、どうだろう…催芽しないかも、と一抹の不安を抱きつつも、トマトより少しだけヒーター温度を上げて催芽しました。

懐かしいバナナピーマン。

西洋早生は発芽したけれど。

案の定、西洋早生はさくっと催芽したのですが、バナナピーマンは発根率0%。翌週にもう一度、追加で催芽チャレンジしたけど、今のところそちらもウンともスンとも。

私が自家採種したバナナピーマンは、もともとサカタが販売していたものですが、もう今はサカタさんには売ってないみたいですねぇ。
人気がないのかなぁ…

ちなみにバナピー、緑→黄緑→黄色→オレンジ→赤と色が変化するんですよ。普通のピーマンは緑からどどめ色になって赤になるでしょう?でもバナナピーマンは緑から黄色系を経由して赤になる。だから常に色が奇麗なんです。パプリカのように料理の彩りにもなるから、かつては人気の品種だったのよ。

バナピー全滅。

とても悔しいので、新しい種を買っちゃおうかと思います。バナナピーマンは固定種なので、今後はしっかり自家採種もしようと思っております。
繋げていく楽しみをもう一度!ってことで、
新しい場所に合った固定種を、また模索していこうと思います。

Posted on 2月 20, 2024 at 3:05 pm by Naomi / 4 Comments