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西向き極小のベランダガーデニング。 初心者ならではの失敗とチャレンジの記録です。

先週はお誕生日週間だったので、ストレス発散、たまには自分が欲しいものを色々買っちゃえーと、ネットで色々と注文しました。
宝石とか時計とか、そんな高価なものでは無いんですが、ずっと何となく欲しかったものが次々届いて、楽しい誕生日になりました。例えばこれとか。庭に散水するためのホースリールとかね。

軽々巻けるホースリール、欲しかったんだ。

中でもこれはちょっとワクワクした買い物@園芸ネットさん。
届いた荷物が思いの外大きくてちょっとビビりましたが、素晴らしい梱包で届いたのがこちらです。じゃん。

でかい!

ブルーベリー!ティフブルー!

雑誌「趣味の園芸」の7月号がブルーベリーの特集だったんです。
読んだらもう買わずにはおられませんでした。

ブルーベリーはずっと育ててみたかったけど、東京のベランダはヒヨドリの攻撃が酷すぎるので諦めていたんです。
すごいんだよ。ウチのベランダにヒヨドリがする糞が、真っ青だったの。他所様のブルーベリーを散々ついばんで、ウチのトマトをちょっとつついて、真っ青な糞をしていく。ヒヨドリめ!どこぞのお宅のブルーベリーはきっと、悲しい状態だったに違いありません。

ここの庭にも結構来るから、行けるかな?どうかな?と悶々としていたのだけど、
もう火がついちゃったから見切り発車です。やります!始めます!ブルーベリー。

でも近所のホームセンターには、ブルーベリーが見つからなくて。
ならば!とネットで買ってしまいました。

ちょこっと実つき。

3年生の苗で、少し実がついています。
このあたりも当然ながら、今40℃近い気温になったりするので、初心者にも優しそうな品種「ティフブルー(ラビットアイ系)」にしました。

「趣味の園芸」の記事の中で、「初めての栽培ならば、夏に結実済みの苗を1株買って、大丈夫そうなら翌年にもう一株増やす」というやり方が紹介されていました。

趣味の園芸7月号。

慌てなくて良いとな。

そうなんだよー、2株いっぺんに買ってスタートするのって、敷居が高いんよ。暑さ寒さで全然育たないかもしれないじゃん?
でもこのやり方なら、1年目の結実はもう気にしなくて良いのでバッチリ練習ができます。
植え替えは休眠する冬場までお預けですが、夏の間は水切れと高温に注意して、しっかり守ろうと思います。

数粒は収穫できるので、お味見も楽しみ。

それと一緒に、少し花苗も買いました。
近所のホームセンターには、あんまり変わった品種とかは売っていないのよ、田舎だから仕方ないけど。

なんとまぁ!花盛り。

ヘリオプシス(ヒマワリモドキ)とエキセアナ。

わけあり特価のヘリオプシスとエキセアナは、切り花向けの宿根草。うちの庭は菊とユリばっかりだから、多様化したいなと思いまして。
植え付けは涼しくなってからかなぁ。それまでは植木鉢で頑張ります。

涼やかな花はプルンバーゴ(ルリマツリ)、花の無いのはペチュニア「ブルーバニラ」

それと、他所のお宅で美しく咲いていて憧れていたルリマツリ。夏でも意外と元気なペチュニア。
ペチュニアは八重咲きのゴージャスなタイプですが、実は今、一重咲きの普通のを種から育てているので、カラフルに混植しようかなーと思っています。

何となく、ガーデニングを楽しむ心の余裕ができてきたかな?ストレスも軽減されつつあるか?と思うのですが、その盛り上がりとは裏腹に、
暑くてと外に出られん!!あ〜もう。

と、結局また違うストレスを溜め込む夏でありました。

Posted on 7月 30, 2023 at 3:19 pm by Naomi / 6 Comments

お暑うございます。
そんな暢気な挨拶してる場合じゃないくらい暑い毎日。まだ7月なのにねぇ。

ウチには心不全の高齢者が居るので、心臓に負担がかからないようにできるだけ家の中は涼しくしているつもりなのですが、エアコンをつけていても32℃だもの、そりゃ室内で熱中症にもなりますよ。それでも外と比べたら冷え冷えに感じるぐらいだから、体の温度調節機能が馬鹿になりそう。
あまりにも暑い日はもう近所の目も気にせずに、雨戸を一日中閉めたままにしてたりしますが、それでもやっぱり戸建てはそれなりに広いですから、電気代を考えると恐ろしい…。

エアコンつけてますが、こんな室温。

これだけ気温が高いとき、お庭のあるお宅は一体、お手入れをどうやっているのでしょう?
いつも奇麗に整ったお庭のお家を見ると本当に感心してしまう。
ウチは夕方の水やりが精いっぱいよ。本当は朝早くに庭仕事でもやればいいんだろうけど、6時でもう30度超えるでしょ?無理だわ。
それでなくとも毎日寝不足だもの、この暑い最中に手間暇を庭に注ぎ込むのは厳しい。

と、言い訳を先に書いておきます。

トマトの育ちが悪いのです。

トマトが全く育ちません!!(笑)

6月中旬から、ぱたっと成長が止まってしまったんです。
それまでに着果していた実だけは肥大していますが、それ以降は花も咲かず、背丈も止まったまま。

サンマルツァーノなんて、何かの小さい妖怪みたいな姿です。
水切れしないようにしているし、液肥も撒いたりしているのですが、うんともすんとも。
高温障害ですかねぇ??

サンマルツァーノは、背丈30cm!何じゃこりゃw

6月も暑い日はあったけど、それでも30℃前後だったので、暑さのせいだけでは無いかもしれません。良く分かりません。
苗もあまり良い出来では無かったし、スタートも遅くなってしまったし、色んな要因が重なったんだとは思います。

水耕なら液肥の温度を下げてみるとか、濃度を変えてみるとか、むっちゃ空気入れてみるとか、色々とやってるうちに暑くても元気が出たりすることが多くて、ここまで育たないなんて記憶にありません。

でも土はなぁ…。簡単に環境を変えられないから難しい。日除けとか掛けると違いますかねぇ?
日除けがあっても30℃は軽く超えるよなぁ…。地熱を下げるように藁じゃなくて断熱マルチシートを敷くとか?
それでも限界があるだろうな。

やっぱり水耕栽培も平行してやるべきだったと、今更とても後悔。

同じナス科でも、ピーマンは調子良さげです。

絶不調のトマトを尻目に、苗の出来が悪くて追加で大苗を買ったりしちゃったピーマンは、何故か絶好調。幾つか着果&肥大中です。
ピーマンはそもそも、発芽温度も成育適温もトマトよりの高めだし、何とか乗り切れるのかしら。
こちらはプランターなので、いざとなったら涼しい場所に避難させようかと思います。

夏の水やりを考えて「できるだけ地植えが楽」だと思ってたけど、こうも気温が高いと、移動できるプランター栽培の方に軍配が上がるかもしれません。いくら夏野菜だって、涼しい半日陰ぐらいが丁度良いのかもしれません。「日当たりの良い一等地」は、夏場の地獄地帯となってしまいました。これまでの常識が通用しないぐらいの高温期にどうやって家庭菜園を楽しむか。しかも楽に。

壮大なテーマだけど、考えていかないといけない。

また来年も再来年も、きっと酷暑は続くでしょうから、来年に向けて栽培場所を再考したいと思います。
ついでに少し、庭のリニューアルもしていきたい。死に絶えた盆栽を処分して、ブルーベリーやイチゴなんかをやってみようよ!と、母と計画しています。

暑くて外に出られない夏に計画をしっかりたてて、秋から作業を開始する予定。
まぁ高齢者が居ると、計画はあくまでも計画、予定は宛てにならないものですけどね。気持ちだけは前向きにね。

Posted on 7月 19, 2023 at 3:56 pm by Naomi / 4 Comments

今月上旬に、少し心不全を悪化させていた母ですが、その後の受診で新薬を投入され、事無きを得ました。新薬、凄いんですよ、みるみる内蔵の浮腫みがとれて体重が減って。

少し薬価はお高いけど入院費よりは全然安いし効果も出たので、暫く使っていく事になりました。

こうやって日本人の寿命は伸びていくんだなぁーとしみじみ実感。良いのか、悪いのか。
でも本人は長生きする気満々ですし、QOL重視の家族としても、少し気持ちが軽くなりましたけど、いかんせん、介護に手を焼いているからか、時間が経つのが早すぎます。

トマトは手前から、サンマルツァーノ2株、レッドオーレ2株、クオールディブエ2株

もうあと1週間で2023年も折り返し地点。
実はこの時期を書き始めてから早1週間。やばい、いつの間に週間も経ったの…?
お写真は1週間以上前のものとなっておりますが、気にしないでね。

トマト群は今日もこの写真とほぼ一緒、あんまり成育は芳しくありません。

サンマルツァーノは着果中。

サンマルツァーノ1株だけは着果してくれたけど、もう1株は第1花房がやっと開花しただけ。
レッドオーレも同じく、第一花房が開花しただけで、まだ着果したものはありません。
クオールディブエの第一花房は着果せずに終わり、第2花房も残念な感じ。

まぁ種まきが遅かったから仕方ない。収穫はまだまだお預け、秋トマトペースになっちゃいました。夏の間にしっかり株を充実させるしかないですね。ウチの庭はテントウムシダマシが発生する事が分かっているので、丁寧に撲殺していこうと思います。
先の事を考えると物凄く時間が長いように感じるのになぁ。なぜ過ぎた時間は短いんだろう。この育ちの悪い小さなトマトを見ると余計に、つい最近まで4月だった気がする。

こちらはキュウリ。大きく育ってるほうは購入苗。小さい方は種から育てた苗です。
購入苗は買った時点で大株だったのもあって、もうすぐ収穫が始まりそうな勢いで成長中。

左:購入苗2株、右:自前苗2株

購入苗はもうすぐ収穫開始

ただ、購入苗はうどん粉病が出てしまいまして。対策をしなくちゃいけないんですが、農薬関連は引っ越しの時に殆ど処分してしまったので、慌てて近所のコメリにおなじみの「アーリーセーフ」を買いに行きました。

やっぱり必要、アーリーセーフ。

実は室内で育苗していたものに結構ハダニがついちゃいまして、やっぱり最低限これは必要だなーと思った次第です。
以前は母一人だったので、わかりやすいスプレーボトル入りの殺虫殺菌剤を買っていたのですが、結局は私しか使わないので、自分が使いやすいものにしました。

オクラも酷いけど、奥のピーマンが瀕死!(6/13 撮影)

4月5月は精神的にも余裕がなくて記事にしませんでしたが、苦労して育てたピーマン苗が、一晩で虫に食い荒らされてボロボロになるという洗礼も受けました。
東京のベランダに比べて虫の量がケタ違いなので当たり前ですが、喰われっぷりが半端ない。非道極まりない。

安売りしていたピーマンの大株をゲット。

悲しみに打ちひしがれて、コメリで安くなっていたピーマンの大苗を買ってしまい、ボロボロの自前苗の隣にそそっと植え付けてしまいました。
写真をぱっと見ると、まるで自前苗が大きくなったような雰囲気でしょう。何というずる賢さ。

その購入苗も喰われてボロボロになりつつあるので、今はプランターの場所を変えてみたりして様子見です。

今年、唯一まじめに取り組んでいるのは、つる無しインゲンのプランター栽培。種はちょっと古かったけど、そこそこ発芽してくれて、良い感じに育っています。
土は古いプランターの土に、腐葉土や堆肥を入れて適当に再生したものです。

インゲンは母は昔から良くプランター栽培していたのですが、毎度問題になるのが「支柱」。
いくら「つる無し」とは言っても、ぐなぐな絡み合って倒れたりしちゃう。
そこで今年はこんな風に、網状に紐を渡して、倒れないように支えてみる事にしました。

これは背の高い切り花栽培なんかで使われる「フラワーネット」からヒントを得ました。株数の多い果菜でも良い方法だと思いますが如何でしょう。


マイナビ農業「夏の果菜類の誘引、倒伏防止にも! フラワーネットの張り方と、便利な使い方」
https://agri.mynavi.jp/2022_07_28_199337/

つる無しだけど、支柱は必要です。(6/13 撮影)

プランターぐらいの大きさならば、わざわざネットを買わなくても、適当な荷紐なんかを絡ませてネット状にすれば事足りると思います。
ネットの合間から勝手に伸びてくれば、他の枝とぶつかって絡んだりしません。
あまりにも実の重い果菜はどうかと思うけど、豆科はこれ、良いんじゃないかな。

凄い量の花が咲きました。

ネットを張ってから現在はさらに上に10cmほど伸びたので、雨風にも倒れずに奇麗に育っています。
そろそろ収穫が始まりそうです。
種まきから収穫まで1ヶ月半、ってところですかね。お盆の時期の収穫のために、もうひと鉢、種まきしようかと思います。というわけで、上半期でやれた事は、このフラワーネット式支柱を試した事ぐらいですかねぇ。

母の入院、退院、せん妄爆発、引っ越し、母の安定剤ジプシーなどなど、この半年は自分の事は何もできないままに時間が過ぎていってしまいました。

実際に通院やら引っ越しやらで時間が取れなかったのは仕方ないとしても、気持ちの余裕が無かった事が、慌ただしく過ごしてしまった大きな原因かもしれません。この夏からはもうちょっと、まずは気持ちの余裕を確保して、そして自分のための時間もちゃんとキープしたい、そう思います。

Posted on 6月 25, 2023 at 11:14 am by Naomi / 4 Comments