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西向き極小のベランダガーデニング。 初心者ならではの失敗とチャレンジの記録です。

週末の母のデイサービスだけは16時までのフルタイムなので、私たち夫婦は買い物に出かけたり、電車に乗って散歩に行ったりします。先々週と先週は2週連続で埼玉県の大宮公園に行ってきました。

なぜならば、これを楽しみにしていたから。

全国大陶器市 at 大宮公園

引っ越しの時に、2つずつしかない安価な食器は殆ど処分してしまったので、ずっと実家の食器を使っていたのですが、どれも古くさくて、食卓の見た目があまり良くなかったんです。母は思いのほか洋食が好きみたいだし、食後の皿洗いを自分の仕事として毎日頑張ってくれるので、今の暮らしに合うような食器が欲しいなぁーと、ずっと思っていたのです。

大宮公園の陶器市には初めて行ったのですが、思っていたよりも規模が大きくて、とても賑わっておりました。

砥部焼、素敵だわ〜次回は必ずや!

焼物に詳しいわけでは無いし、これまでも「良い器」なんて買ったことが無かったんですが、いざ食器を買おうとなるとショッピングモールなんかではなかなか気に入ったものに出会えなくて。東京ならセンスのいい小さな陶器店がちょこちょこあるけど、田舎ではなかなかねぇ。

それで、この陶器市を楽しみにしていたのです。
沢山あって恐らくは途方に暮れるだろうから、事前に色々と調べたり考えたりして、今回は長崎の波佐見焼の軽量な普段使いの器を中心に攻めていくことにしました。重いと母が取り扱えないのでね。

今回は軽量な波佐見焼中心で。

波佐見焼のコーナーは、ポップなデザインも多くて、若い人でとても賑わっていました。北欧風だったりしてすごく可愛い。
ウチは和食も多いので、和洋どちらにも使えそうな軽量皿を2種類購入いたしました。
角皿は福峰窯(波佐見焼)、お花の六方押取皿natural69(波佐見焼)だそうです。

普段使いの軽〜いお皿。

花のお皿は朝ご飯のおかずやケーキを乗せるのに丁度良いサイズ。角皿は晩ご飯にお魚とかハンバーグを乗せたりするのに便利そう。1回目はこの2種類で帰ってきましたが、やっぱりどうしてもパスタやカレーにも使える7寸のお皿が欲しくて翌週にリベンジ。

やっぱり欲しくて、翌週買いに行った7寸の青い皿。

リーズナブルなお値段だけど「青の洞窟」のパスタソースを彷彿させるような(?)青柚の美しい美濃焼のお皿を3枚買いました。
どうかな母には評判悪いかな、攻めすぎかなー?と心配でしたが、使ってみるととても評判が良く、「レストランみたい!」と喜んでおります。このお皿もびっくりするぐらい軽いので、ちゃんと母が洗うことが出来ます。

別に作る料理は今までと何も変わっていないのですが、食器を替えてみたら、食事の時間ががらっと明るくなった気がします。
イシイのミートボールとレンチンした千切りキャベツを乗せただけでも、「わぁ美味しそう!」って完食してもらえる。
盛りつけが様になるので、一品おかずを減らしても全然寂しい感じも無い(笑)

ウチの梅も満開です。

食事の用意で楽をしたいのならば、良い器と出会うべし!ということですかね。
学びを得ました。

最近たびたび思うのですが、正攻法じゃなくて、ちょっとした工夫の方が成果が出ることって多い気がします。母は服薬のせいもあって便秘がちなんですが、食べる量がどうにも増えてこなくて四苦八苦していたの。食べやすくて繊維の多いメニューにしたりとか、好物を出来るだけ入れてみたり、品数増やしたりおだててみたり。
そもそも塩分に制限もあって気遣いが多くて、毎度の食事の支度がちょっと重荷だった。

でも今回、器を変えて(ついでに母の箸も食べやすいものに新調したのだけど)何故か格段に食べる量が増えたんですよ。何が吉と出るか分からんものです。

ムキになって正面突破しなくても、解決することってあるよね。

2/26 発根!

さて、温度を変えたり色々したけど催芽が失敗続きだったバナナピーマンですが、やっとやっと!発芽しました!

何をしたかと言いますと…

良かった。間に合った。

新しい種を買い直しました。

最初から素直にそうしておけば良かったよ…。

Posted on 3月 6, 2024 at 11:05 am by Naomi / 6 Comments

今日は本当に暖かくて、シャツ1枚で丁度良いぐらい。
2月だというのに室内はエアコンなしで24度あります。

明日は10度以上気温が下がるようだから、あんなにまだ咲いちゃダメって言ったのに。

遅咲きなのに咲いてしまった…

ウチの梅は他所様の梅に比べると遅咲きなのに、もう咲いてしまいました。去年より8日早い開花です。
去年の今ごろは、ちょうど母が心不全で入院して気持ちも体力も落ち込んでいましたけど、今年は明るい気分の春を迎えようとしています。

この1年で母の心不全はたいぶ安定してきていて、見違えるように動けるようになってきています。こんなに改善するとは思ってなかったぐらいに元気になってきています。
最近は暖かいから庭仕事に精を出してたりして。まぁそれはそれで転倒の心配とか目を離せないとか手がかかるとかありますけど、何しろ本人が機嫌よく暮らしてくれているので、私も気が楽です。今も庭で一人で花壇を掃除してます。

昨日今日とチョウチョも飛んでたりしてすっかり春気分ですが、明日からはまた冬の寒さが戻ってくるそうですから、油断は禁物。
せっかく調子の良くなった母の体調管理も気をつけないといけないし、発芽した苗たちもしっかり加温しないとなぁ。

トマトは概ね良好です!

白いトマト「グレートホワイト」の発芽率が悪くてちょっと難儀しましたが、とりあえず2株発芽しているので何とかなるでしょう、たぶん。
古い種だったピンクエッグもしっかり発芽してます。

1月の終わりに播いたので、どの品種も小さな双葉が出始めたので、昨日からごく薄い液肥をあたえるようにしました。
ここからぐーんと逞しくなってくれるといいな。

2月の上旬に、催芽第二弾としてピーマン系を播きました。
播いたのは、安定感のある「西洋早生」と懐かしの「バナナピーマン」。
だがしかし、バナナピーマン…通称バナピーは10年も前の自家採種ものだから、どうだろう…催芽しないかも、と一抹の不安を抱きつつも、トマトより少しだけヒーター温度を上げて催芽しました。

懐かしいバナナピーマン。

西洋早生は発芽したけれど。

案の定、西洋早生はさくっと催芽したのですが、バナナピーマンは発根率0%。翌週にもう一度、追加で催芽チャレンジしたけど、今のところそちらもウンともスンとも。

私が自家採種したバナナピーマンは、もともとサカタが販売していたものですが、もう今はサカタさんには売ってないみたいですねぇ。
人気がないのかなぁ…

ちなみにバナピー、緑→黄緑→黄色→オレンジ→赤と色が変化するんですよ。普通のピーマンは緑からどどめ色になって赤になるでしょう?でもバナナピーマンは緑から黄色系を経由して赤になる。だから常に色が奇麗なんです。パプリカのように料理の彩りにもなるから、かつては人気の品種だったのよ。

バナピー全滅。

とても悔しいので、新しい種を買っちゃおうかと思います。バナナピーマンは固定種なので、今後はしっかり自家採種もしようと思っております。
繋げていく楽しみをもう一度!ってことで、
新しい場所に合った固定種を、また模索していこうと思います。

Posted on 2月 20, 2024 at 3:05 pm by Naomi / 4 Comments

今年は春が早いんじゃないかと思います。

週末から関東は、もうほぼ春と言っていいようなお天気。母も少しづつ、庭仕事をしたりしてます。
梅の蕾もたいぶ膨らんできたし、何しろ、気付いたらブルーベリーの新芽が動き出しておりました。

あかん!芽吹きそう。

これはいかん!
本来は12月、紅葉が終わって葉が散ったら植え替えようと思っていたブルーベリー、未だポリポットのままではないか!!

そんな訳で急ぎ用土を買いに走り、暖かかった日曜日に一回り大きい植木鉢に植え替えました。
メインは購入時に記事にした「ティフブルー」です。ラビットアイ系です。
この樹は実つきの状態で買ったので、少しだけですが味見も出来ています。美味しかった。甘くて香りも良くて。
「ひねくれ者の世迷い言」さんの記事では安定した収穫を見せつけられているので、とても期待しておりますよ。

ティフブルーは良い感じの根っこです!

ただ、ブルーベリーは「一本では実がつかないから2本は必要」というのがセオリー。自家不和合性と言うそうです。
前回の記事でトマトの単為結果に触れましたが、単為結果は花粉によって受精しなくとも結実する性質のことです。逆に自家不和合性は、自分の花粉ですら受精しにくく、他の品種の花粉が必要…ということだそうです。

植物も色々と大変だ。

ま、そんなこんなで、もう一本を去年の暮れに近所のホームセンターで買いました。ブライトウェルという品種です。

もう一本はブライトウェル。

ブライトウェル、根っこが怪しいなぁ…

これはすでに葉の落ちた状態で安く売られていたので、どういう状況か良く分かりませんが、あんまり根っこの状態は良くないね。
でも品種的には、ラビットアイ系の中でもティフブルーと相性が良いらしいので(BlueBerryNoteさんを参考にしました。)、何とか復活して咲いてくれると良いのですが。暫く様子を見て、ダメそうならまた探すとしますかね。

一先ず落ち着きました。

それといよいよ、夏野菜の催芽も始めました。デスクトップ種まきです。
今年のトマトは、前回ご紹介した「パルト」「キャロルムーン」「べにすずめ」のF1品種と、水耕用に昔懐かしいエアルーム2品種を播きます。

デスクトップ種まき。催芽開始です。

F1トマトの皆さま。

エアルーム品種は新しく買ったものでは無く、以前育てていた品種を播きました。
「タイ・ピンクエッグ」と「グレート・ホワイト」です。
グレートホワイトは2015年の自家採種、ピンクエッグに至っては、2011年!!12年以上も前の種。
あのころは東京のベランダでの水耕栽培が、楽しくて楽しくて仕方がなかったっけ。
種を更新したいので、豊作を願うというよりは、健康で美しい実がついて欲しいのですが、
催芽しますかねぇ?流石に難しいかなぁ。どうだろう。

懐かしいのを播きます!

いつものように、加温しながら催芽を待つことにします。
予定では節分の頃、何か動きがあるはず。あってほしい。
そうなると、個人的にはもう春です。

慌ただしく園芸作業を始めてみたけど、こういう時間を取れること自体が有り難い。
今年もまた忙しそうなので、極力省力園芸をモットーにシーズンインしようと思います。

Posted on 1月 30, 2024 at 4:42 pm by Naomi / 4 Comments