« 3月 2024 4月
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

西向き極小のベランダガーデニング。 初心者ならではの失敗とチャレンジの記録です。

昨日、やっとマイナンバーカードを受け取りに区役所に行ってきました。

数年前から「作らなくちゃ」と思ってはいたのですが、手続きが面倒で持ち越しになっていました。
でも今回からは、e-TAXで申告しないと青色申告の控除額が減っちゃうし、父が亡くなった時の諸々の手続きの際にも「マイナンバーカードがあれば」と思う場面が多々…。

やむなく取得することにしましたけど、免許証を持っていない私には、証明書としてもやっぱり便利かもしれない。
持ち越し案件がひとつ減り、スッキリしました。

そして。持ち越しといえばこれも。
やっとコートを作りました。今度は自分のコート。

コートを作った。区役所に着ていったよ。

前回、ダンナ氏のモッズコートを作ったのはもう2年前の事ですが、「来年は自分のを作ろう!」と心に決め、どんなのが良いかなぁーと楽しみにしていたんです。
けれど2019年の秋冬は父の癌治療で時間が作れず去年まで持ち越し。
年末もバタバタしていてなかなか取り掛かれなかったのだけど、布地の縁かがりのためにロックミシンを買いまして、大寒を前にやっと完成いたしました。

裏地のつけ方が良く解らなくて苦戦したけど、自分でパターン(型紙)も引いた大作です。
おばあちゃんぽいレトロなデザインも、今どきあんまり売ってなさそうで気に入ってます。

裏地をつける「どんでん返し」が理解できず苦戦。

最近、ファッションに興味が無くなってきたなーとずっと思ってたんですが、そうではなくて、服を買うことに情熱が注げなくなった、というのが本質かもしれないなー。

でも作るのはとても楽しい。デザインを考えるのも、苦労して型紙を作るのも楽しい。
ひとつ作ると、いろんな欲がわらわらと涌いてきます。
もっと上手に縫えるようになりたいなーとか、これに合うこんなパンツを作りたいなーとか。

実は学生の頃から、自分の服を作るのが好きでした。
でも一時期、自分で縫った服が下手くそで、恥ずかしくて着れない時期があって、すっかりソーイングから遠のいてしまった。
なんだろう、自意識過剰だったんでしょうね(笑)私以外の誰も、そんなところ気にしていないのに。
若かったから、縫製の悪い自作服のせいで、自分が低く評価されるのが嫌だったのかもしれないなぁ。カッコ悪いと思っちゃってた。

最近また、縫い目が曲がってても多少形がおかしくても、自分で作った服に愛着が持てるようになってきました。
服地屋さんに行くと、可愛らしいコスプレや面白いファッションに身を包んだ若い子が沢山います。
みんな自分で作ってるんだな、すごいな、自由で可愛いなー!と元気をもらえます。

御年79歳のイギリスのデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドが言ってた。do it yourself! 服は自分で作りなさい、って。
(でも作れなかったら、ワタシの店で買ってね、とも。笑)

ソーイング熱、再燃。随分と長く持ち越してしまってたな。

とうとう買ってしまったロックミシン。いっぱい縫おう。

持ち越し繋がりで、もういっちょ。
ベランダ片づけました。

毎年「冬トマト」なんつって、ビニールカーテンで保温して栽培してたけど、今年は留守が多いので、ビニールカーテン止めてたの。
強風が吹くと、煽られて怖いから。

お疲れさまー。「Mr.浅野のけっさく」終了。

そしたら見て!下の写真。
良ーく見ると、影で写るトマトの枝に、沢山の鳥が停まってんの。
メジロです。

実家から帰宅してお茶で一息入れてたら、妙にベランダで鳥が啼いてる。ざっと見積もっても10匹以上。

もうとんでもない密な状態でメジロが楽しそうにおしゃべりしながら食してるんで、これはイカン!と。
ベランダも早めに何とかしなくちゃと思ってたけど、片づけられずお手入れもせず、酷いことになってしまっていました。
人間の影が見えないと、野生はすぐに蔓延るねー。

メジロが沢山写っています…ちょっと怖い。

鳥のレストラン全部撤収!すっきりしました!

メジロは可愛いけど、関東でも鳥インフルエンザが報告されてますから、あんまりベランダに集まって欲しくないのです。
糞が汚いし、階下にも迷惑ですしね。

そういうわけで、色々スッキリしている今日この頃です。
折角片づけたので、暖かい日に消毒&殺虫でもしたろうか、と思います。

そうそう、久しぶりに気象庁の早期予測が見たくてアクセスしてみたら、こんなに分かりやすいPDFになってました。
2月半ばまでは暖かそうねー、
ベランダの準備は持ち越さずに、早めにやらなくては!

気象庁の季節予報の解説PDFより。

Posted on 1月 20, 2021 at 10:20 am by Naomi / 6 Comments

先週あたりから、母の調子がすこぶる良くなっていて、今日は東京でのんびりしています。
母は2ヶ月ほど苦しんだ膝の痛みも軽減したようで、家から300m先にあるスーパーには、独りで買い物に行けるようになりました。

本人曰く「今年は年女だから頑張らなくちゃ!と思ったら、段々いろいろ治ってきた」そうです(笑)

それならばと、試しに処方されていた痛み止めの服薬を減らしてもらったら、幻覚のような悪夢も減り、気持ちもどんどん前向きになってきたみたい。
良かった。
帰り道につくづく「“普段通り”って、本当に幸せだ」と思いました。いつ一変するか分からないけど、今はとても平穏。
心配は唯一、covid-19の事ぐらいです。

庭における母の主な興味は、スプレー菊のこと。

関東はまた緊急事態宣言が発令されています。
連休の所為か、昨日の繁華街は普段と変わらない人出だった気がします。友達同士で集っている人々も多かった。

田舎では「こんな中、東京から娘さんが頻繁に来てるのよー非常識よね」と、後ろ指さされるかもしれない状況。
幸い実家の周りの人たちは、気の善い方ばかりで理解があるから助かっておりますが、感染症対策に対する個人の温度差は、かなり広がっているような気がしてなりません。

私は実家では、自分の食事と入浴、2階の自室にいる時以外は、ずっと不織布マスクを着けるようにしています。
一昨年から父の抗ガン剤治療(抵抗力が落ちる)の為に実家ではマスクをしてたけど、流石に今回はかなりシビアです。
もし私がウイルスを運んでいると大変だもの、かなり気を使っています。
どうしても母は食事中も豪快にしゃべりたがるから、さっさと自分だけは食べ終えて、マスクをしてからおしゃべりに付き合う。
鼻をかんだら即効手指消毒。
おかずは全て個別に小鉢に。
トイレは出来るだけ母の使わない2階のを使う。

兎も角、自分も高齢な母も罹患する訳にはいかないので、出来ることは全部やるしかないですなー。けれどきっと、これから先もこの状態は長いだろうから、苦もなく続けていけるような工夫も大事だと思うんです。持続可能、サステナビリティってやつです。

この期に及んで会食が止められないような政治家とか、アテにしちゃいけません。今だけと思えばこそできる我慢は、徐々に破綻していく。

感染症に対して地道に長く続けていける自衛策を、各々が育てるべき時期が来たのではないでしょうかね。

通販で新しい苗を買ったのですが…

昨日の朝6時、実家の気温はマイナス6度でした。
この秋から始めた母の「スプレー菊の品種増やし」は難航を極めています。
苗の葉が凍っていました。厳しいなぁ、枯れてしまうかな。

本来、小菊は花の終った冬、寒さが厳しい時に株元に「冬至芽」と言う新芽が出てきます。
これを分けて植えたりして増やしていくらしいんですが、去年の秋に「いつも同じ花ばかりでつまらない」という母に、10数品種、スプレー菊の苗を買ったんです。

秋咲きの大きめのものは地植えに、夏咲きのものはとても小さかったので、植木鉢に植えました。
けどどちらも、この寒さに負けてしまいそうです。

昔から何年も咲いている菊は流石に強くて、元気なんだけどなー。

菊の冬至芽。ずっと植えっぱなしの品種は元気ですが。

きっと色々と工夫したり手を尽くせば、上手く育つのだろうと思います。
寒い夜間は家に取り込み、暖かい日中は日向に置くとか。
ビニールで覆って、蒸れるような日差しの時は外す、とか。

ホースの中の水が凍ってしまうの

やろうと思えば色々と出来るかもしれないけど、母が独りの時にも出来るか、と言ったらそれは難しい。

例えば水やりのホース。
父は使った後にきちんと水を抜いて巻いていたから、雪が降っても凍りつくことはなかった。
けれど母は、重たいホースを巻いたり伸ばしたりが大変だから、伸ばしたままで放っておく。
そうすると夜のうちに、中に残った水が凍ってしまうの。
「片づけなくちゃだめ」というのは簡単だけど、言った所で続けられなければ意味が無い。私が来れなくたって続けられないと。

だから私は、例え庭木が枯れようとも、母が出来る範囲で良い、と思っています。

ダメになる品種は、ウチには合わない。寒くても水不足でも、頑張れる品種だけ残れば良い。
持続可能な庭造りが今の実家には一番大事。

サステナブル・ガーデニングって言うんでしょうか。

持続可能なガーデニングが大事。

父が愛した庭をそのままの姿で残すのも大事かもしれないけど、生きていく母が楽しく持続していけることが、もっと大事だと、最近思うようになってきました。

父と楽しんだ夏野菜栽培のプランターも、今の母には扱えない。真夏の炎天下の水やりは難しい。
そういったわけで、今年からは地植で楽しむ事にしました。

夏野菜のプランター栽培を止めます。

庭の不用品を処分した際に、撤去した盆栽棚跡地。荒れて雑草だらけだったけど、母が綺麗に片づけてくれました。
小さなスペースですがここに「ウチの畑」を作ることに。春までに保水力のある土をこさえていこうと思います。夏野菜の新しい居場所です。

久しぶりの露地植え栽培、ちょっとワクワクします。
自宅ベランダの水耕栽培も、今年は楽に維持できるものを考えていこうと思っています。

新型コロナの所為で暮らしや行動の様々が制限されて、諦めざるを得ない事も多いけど、新しいことにチャレンジするのは何も制限されていません!
動いていこう。もっと心を頭を動かして行きましょうや。
Stay Home, but keep on moving!

Posted on 1月 11, 2021 at 3:32 pm by Naomi / 4 Comments

仏花で失礼します💦 本年もよろしくお願いします!

関東はとても穏やかで静かな三箇日となりました。
新型コロナの感染もぐんぐん拡大してしまっているから、皆さんも静かなお正月を過ごされていると思います。
去年父が亡くなったので、今年のお正月は何もせず。年賀状も書かないし、お節の用意もしない。
親戚は皆で申し合わせて誰も来ないし、初詣ももちろん行かない。

全国的に新型コロナウイルスの影響で、皆さんそんな感じのお正月でしょうし、特に喪中だから…という寂しさはありませんが、母だけは「こんなお正月、寂しい寂しい」って言うもんだから、好物の蟹だけは買いました(笑)

本年もどうぞよろしくお願いいたします!
皆様にとって、穏やかで明るい1年となりますように!

本当は年末に記事を書こうと思ってたんですが、
1年を振り返ると、嫌な思い出ばかりが過ぎってしまうから止めました。
去年の今頃は…なんて考えても、切なくなるばかりで何も進まないもんね。
それに振り返る時間を存分に使えるほど、もう若くないしさ。

妹家族が頑張ってくれた!

年末は妹が実家で過ごしてくれて、元旦からは私がバトンタッチで母と過ごしているのですが、
元旦に実家に到着すると、大きなプレゼントが待っていました!
去年から実家の諸々な不具合を解消すべく皆で協力しあってきたのですが、「昔の巨大クローゼット箪笥を処分する」という一番の難題に、妹とそのご主人と小学生の甥っ子を動員して、年末に挑んでくれていました。
頑張ったなぁ!ありがとう!わーー、よく動かせたねぇ!

実はこのクローゼット箪笥、今の家の前の古い家の時から…つまりもう40年前の箪笥なんです。
古いものはなんでもそうですけど、重厚で大きくて。
でも扉が壊れて棚板が外れ、崩壊の危険があったんですよ。

そしてそれが置いてあったのが、狭い納戸の入り口。
この箪笥のせいで、さらに狭くて暗くなっていました。

ここにありました。怖っ!

After:軽く明るくなりました。❤️

この納戸はウォークインクローゼットのように使っているので、母は着替えをここでしています。
もし少し大きめの地震がきたら。もしその時に母が着替えていたら…。
どの道、父の衣服も処分が進んでこんなに箪笥は要らないし、この際処分しようよ、と去年から姉妹で話し合っていたわけ。

でも巨大だからね、本当にでっかいからさ、億劫で手を出せないでいたけれど、こうやって庭にさえ出せれば、家具は市の粗大ゴミで処分できます。
この作業を私に内緒でやっておいてくれた妹。とても嬉しいお年玉になりました。
作業を一所懸命手伝った甥っ子にはちょっとお年玉を奮発。ありがとうねー。

ああスッキリした。
また一つ、大きく重たい実家の闇が解消されました。

親孝行な姉妹だなーとお思いかもしれませんが、それは違います。
母が安全に暮らせるように気づかうことは、自分たちの不安の種を、1つずつ潰していく作業でもあるのです。
自分たちのためにやってるのよ。

モクレンが芽吹いてました。腐らず爽やかにね!

きっとこの1年も新型コロナウイルスに翻弄されるのだと思います。
けど、腐らず。慌てず。
どうなっちゃうのか誰にもこの先の予想は立たないのだから、その時々にフレキシブルに暮らしていけるよう、身も心も軽く明るくありたいもんです。
週の半分は実家暮らしだけど、自分を痛めつけるような無理はしない。しなやかに過ごしたい。

なんつってカッコよく豊富を語って締めるつもりでいたのですが、
今のいちばんの悩みは、夏野菜のベランダ水耕をどうするか、ということよー。
だってもうみなさんそろそろ種播くんでしょ?
でもさーオリンピックがもし本当にあるとしたら、その期間中は流石に行ったり来たりできないかもしれないじゃん。
そしたら数週間は実家暮らしよ。どうすんの?西日のベランダの水やりどうすんのーーー?!

というわけで理想は遠く、結局は慌ただしくなりそうな予感です。

どうか懲りずに今年もお付き合いください。

Posted on 1月 3, 2021 at 4:56 pm by Naomi / 6 Comments