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ミニ白菜の結球大作戦
昨日の東京は、本当に暖かかった。仕事中はエアコンを消して窓を開け、春気分を少し味わったりして。でも、また来遊からはぐんと寒くなるんですって。油断禁物ですねぇ。
さて、そんな事言っても、フライングして播いた植物たちの成長は待ってくれたりしません。そりゃぁそうです。白菜がガンガンでかくなってきとるんだなぁー、さすが早生種。セルトレイも混雑してきちゃった。
私が育ててる白菜はコレ。かわいらしいミニ白菜「お黄に入り」ちゃんです。
色々なかたのBlog記事を読んでおりますと、どうも白菜を結球させるのって難しそうですねぇ。
初めて育てるのに、春からスタートってのは無謀だったかなぁ…。
知ってれば出来るってもんじゃないけれど、知らないよりはマシかも、という事で少々お勉強してみました。特性が分かれば、作戦も立てやすいもんね。
シードプラントバーナリゼーション(種子春化型)
種子のころから低温に感応して花芽を分化する現象を言うそうですヨ。
花芽分化っていうのは、今までは葉っぱを形作って成長してきたものが花芽に育つように変化することで、実際にツボミがついたりするのは、もっとずっと後のお話。イメージ的には、花芽になる細胞が生まれた、って感じかなぁ?わかんないけど。
ともかく白菜は、このバーナリゼーションがスタート時点から始まってるよ、という事らしいのです。
低温の上限は13℃。
これよりも低ければ低いほど花芽分化するタイミングは早くなっちゃうんですって。おまけに成長すればするほど、低温に敏感に感応してしまう。こりゃ厄介ですよ、春栽培…。
花芽分化が始まると「子孫を残そう」という活動に入ってしまうので、白菜さんはもう葉っぱを増やす事なんてどうでも良くなっちゃう。花を咲かして種を作る事で精一杯になっちゃうんですね、きっとね。
そうすると白菜が結球するためには十分な葉の枚数が必要なので、うまく巻かなくなってしまうんですってよ、きゃぁ大変。
だから、小さいうちから温度に気をつけて、できるだけ花芽分化をさせずに葉の枚数を稼ぐことが上手に育てるコツみたいです。ウチの場合、そんなに都合よく育ってくれる訳ないと思うけど。
作戦を考えてみた。これでどうだー!
少々お利口になったところで、結球を目指した栽培計画を考えました。アタシも成長したもんだー。
今回はペットボトルでの水耕栽培で育てます。
(1)ペットボトル温室
幼少期はペットボトルのホットキャップをかぶせての日光浴。まだしばらくは寒いだろうから、夜は室内に取り込みます。超過保護で行きまっせ!
(2)給水ヒモ、いっぱーい
6本にしてみました。給水ヒモ沿いに根っこは伸びてくるだろうから、本数が多いほうが根っこも増えるんじゃね?という甘い考え。もっと付けようかと思ったけど、根の出る穴がなくなっちゃうので。
(3)金魚用の酸素石
さっさと葉数を増やしたほうが良いっぽいので、根が液肥に入ったら酸素補給のために投入しようかと。気休め程度かもしれませんが、試してみる価値ありと思い込んでます。近所に園芸用ってのが売ってないので、金魚用を代用しちゃう。1ヶ月ぐらい持ってくれると良いんだけど。
(4)ビニールハウス
大きくなってきたらプランターごとビニールハウスにしちゃって、虫よけ&温度確保。本当はベランダ用の簡易ビニールハウスが欲しかったけど、奥行き90cmのベランダには置き場所が無かったので断念。手作りでいきます。3月に入って気温が上がってきた頃に虫よけネットに張り替えれば一石二鳥!!
どうだー!!
って。すみません、大げさに記事にするほどの事でもなかったですね。
振り返って見れば、いたって普通でした。
ですが、自分なりにポイントは抑えたつもりなので、妙に充実感がある!!
あとは、酔っぱらって夜に取り込むのを忘れないようにね、自分。
それが一番のネックだったり。
Posted on 2010年2月10日
みなさまからのコメント
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いや~!白菜の花芽分化とても勉強になりました!
やさいの時間でちょっとやっててウロ覚えですが、苗が小さいうちに低温を浴びるととうだちしやすいだったかな?
私も春蒔きお黄にいりは多分更に危険な3月蒔きになるかもしれません(笑)
@まっくさん、いらっしゃいませ♪
13℃って難しいですよねー。
ウチのミニ白菜、このペースだと定植後も冬真っ只中だし(笑)
完全にフライングしちまった〜〜〜(笑)
3月だと、ちょうど本葉が出る頃には、春らしい陽気になっていそうですね。
あ、でも寒の戻りがあったりするかなぁ〜?
どうぞ、この初心者の悪あがきを、笑って見守っておくんなまし m(_ _)m
何だかやっと入れたようです。
この時間だけかなぁ?あとは待機中でそのまま固まってしまうのです。
と、それは置いといて、
給水ヒモいっぱ~~いはいいよ~!うちはずっとそれ。(^^)
培地に給水目的というより、液肥に到達するまでの間に、出来るだけ大きな水気耕領域を形成するのが目的。
ここをしっかり作ると、パッシブでも大丈夫!
うちではこの部分を、今年さらにパワーアップさせる予定だよ~♪
@duckbillさん、いらっしゃいませ♪
アクセスし辛い件をダンナに相談したところ、
「サーバーに異常は無いようなので、アンタのカスタマイズのせいぢゃあないの?」
と、あっさり言われてしもうた…。
すみません、今しばらくご容赦を (^_^;
給水ヒモの部分って、やっぱり肝ですよね。これは、去年(だったかな?)のduckbillさんのトマト用装置の記事で気がついたの。
最初に根が伸びてくるのは給水ヒモの近くだから、ここが充実してるかどうかで
その後も大きく変わりそうですよね。
なんか、行けそうな気がするぅ~~~(あると思います)