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西向き極小のベランダガーデニング。 初心者ならではの失敗とチャレンジの記録です。

さぁ、お待たせいたしました!
良い子のみなさーん、水耕栽培のお時間ですよー(笑)
水耕栽培って、ドーモ分かりにくい!というかた、試しにちょっとやってみたいけど、ドーモ敷居が高い!ドーモ可愛い見た目にならない!(笑)などの「ドーモ」を解消すべく、新カテゴリーを作りました。

ま、簡単に言えば、容器カテゴリー。
ちょうど時期も時期ですし、初めて今年チャレンジするよー♪ というかたにも分かり易いように書いていこうと思ってますので、どうぞヨロシクね〜(⌒-⌒)
今日は、入学式として(?)少しだけ予備知識を。

水耕栽培って、何?

水耕栽培ってどういう風に育てんの?というところからネ。

たまーに「水栽培」と勘違いしてるかたがいらっしゃいますが、水耕栽培は水ではなく、液肥で植物を育てる栽培方法です。水じゃ、いくら何でも育たんよー。

根っこは液肥を吸って育ちます。

いわゆる「土」は一切使わずに、液肥の栄養分だけで育てます。土を使わないので土中微生物が存在せず、連作障害もナシ。容器の再生は水洗いしてお終い!という、狭いベランダの菜園にはもってこいの栽培方法だと思ってます。ナスやトマトからチンゲンサイまで、案外簡単に育つので、初めて野菜栽培に挑戦するかたにもオススメなんだけど、あんまり世の中的には盛り上がってないみたい(笑)。なぜだー!!うがー!!

ペットボトル容器いろいろ

ウチのベランダはペットボトルだらけー。

水耕栽培をネットで検索したりすると、販売されている容器が色々と出てきます。
その殆どは電気を使ってポンプを動かす本格的なもの。もちろん、それがあれば素晴らしいのですが、もっとお手軽に気軽に栽培したい!という水耕ファンは以外に多くて、みんな手作りで容器を工夫したりしてます。

特にペットボトルで作る水耕容器は手軽で人気があります。コンパクトだしね。ペットボトルで水耕栽培の理屈がわかれば、応用も利くってもんです。
ペットボトル容器は10人十色で色々とスタイルがあるのですが、一部をご紹介してみますよー。

スポンジ苗を使って…「VegLog」さん

VegLogさんのペットボトル容器

この春に、水耕デビューすべくスポンジに種まきしたかたには、VegLog式が一番簡単でおすすめです。
ペットボトルを2つに切って、飲み口にスポンジと吸水ひもを差し込むだけだから、子どもの夏休みの自由研究にもイイと思うなぁ〜。
噂によると、某小学生向け通信教育の付録に、トマトの水耕キットがついたそうですが、余ったスポンジ苗は、お母さん用として是非このペットボトルに。(笑)

直播きもOKバージョン…「時々娘っこ♥ 稀に息っこ♪ と 水耕栽培」さん

semireyさんのペットボトル容器

ペットボトル容器に、直接種まきして育てる場合は、ちょっとした工夫が必要になります。飲み口から色んなものが落下しないように、何かで押さえなくちゃいけないのね。
semireyさんの作り方なら、材料も加工も簡単でグーです。もちろん、苗を置いて育てても大丈夫。

何でもイケます最終兵器…「主に食材な備忘録」さん

duckbill式はオールマイティー!

私もduckbillさん考案のこのスタイルを参考にさせていただいてます。何でも良く育つペットボトル容器です。穴を空けたりするので少し手間が要りますが、一度作れば洗って何度でも使えますからねぇ。
吸水ひもが沢山ぶら下がってるのがポイントなんですよ ♪ 吸水ひもについては次回詳しく説明しますが、電気を使わないプチ水耕では、とても重要な役割をしてるんですよー。

そして、Naomi式

上のduckbill式から派生した、フェルトをスリットからぶら下げるバージョンです。かれこれ3年目ですが、特に問題が発生したこともなく…。フェルトがボリュームがあるので、多少なら液肥を空にしちゃっても大丈夫なメリットがあります(笑)
それと、フェルトが重いので絡まった根っこをしっかり支えて、野菜が倒れ難い…と勝手に思っております。

フェルトを使ったNaomi式。

皆さん、きちんと作り方の説明をなさってくださっているので、私もたまには役に立ちそうな記事を書かなくちゃなぁ〜と思いまして、Naomi式ペットボトル容器の作り方を次回ご紹介したいと思います。
まぁ…大した特徴も無いわりには、作るのがちょっと面倒かもしれないけど (^-^;

えーとね、来週早々から2連発でいきます。種まきシーズンに間に合うかなぁ?
第1回は材料の説明とペットボトル加工編、第2回はフェルトと培地のセットアップ&種まき編を予定してます。猛スピードで執筆&撮影中でございます(笑)
待っててね〜。

こんな感じの材料でやってみまーす。

Posted on 5月 4, 2012 at 9:40 am by Naomi / 23 Comments

ぴゃー。土砂降りっすー。ツイてないなぁ。

オステオスペルマム。水耕です。

本当は、例の千果ちゃんを持って、自転車で実家に帰ろうと思ってたのですが、さすがにこの雨じゃぁ…ねぇ。
苗運搬の為に、わざわざこんな装備まで買ったのに。残念無念。

あー。無駄になっちゃったー。

今年はお正月といい、自転車にツキがないです。脂肪だけがツキまくってます(涙)
お天気が回復するまで待つか、電車で行くか…悩み中。

さて、そのミニトマト「千果」ちゃんですが、我が家の水耕組も花満開となってきました。
写真は1段目の花房ですが、そろそろ2段目も開花しそうです。

ミニトマト「千果」は開花してまーす。

まだ株が充実してないからか、いたって普通の花房ですねぇ。
種袋みたいにずらーっと並んで咲くのは、いつになることやら…。
まぁ、でも特に問題の発生もなく、元気にそだっておりますです。

一方、こちらはコストルート・フィオレンティーノ。
蕾がでるのは早かったのですが、やはりと言うか何というか…

鬼花ですねぇ。

ゴロンとした蕾が肥大しております。
鬼花は上手く着果した試しが無いんですが(笑)鬼トマトが出来ると良いなぁ。
あんまり期待せずに、楽しみにしてます。

これは、サンマルツァーノ。

こちらはサンマルツァーノの蕾。実はこのサンマルツァーノ、育苗中にすごく調子が悪かったんですよ。
いつまでも大きくなってくれないし、他のトマトよりも体が弱くて(笑)寒さで葉っぱが傷んじゃったりしてね。
あまり見た目もベッピンさんじゃなくて、記事にも登場してこなかったトマトです。

下のほうの葉っぱは、ヒドイ状態。

最初は「何かの病気かなぁ?」と思っていたのですが、様子見してるうちに段々とキレイな葉っぱが揃うようになってきて、今ではこんなに元気になりました。
良かったよ〜〜〜。ここ1週間でグン!と逞しく成長してくれたんです。気温が安定してないと、調子が上がらない品種なのかなぁ?

やっと水耕に移植できますわーヽ(´▽`)/

今年はね、去年の大玉のように樹ボケさせないよう、蕾が付いてから液肥に切り替えるようにしてたんですヨ。
というわけで、ラストのサンマルツァーノも、水耕容器に移すことにします。長かったわぁ。
もう5月ですもんねー。
のんびりしてたら、夏はもうすぐそこまで来ちゃってますなぁー。
作業もブログも、ピッチ上げないとねぇ。(笑)

そうそう、今度ね、ペットボトルで簡単な水耕栽培にチャレンジ!という記事を書こうと思ってます。
って言っても、もう他のブロガーさんたちが書いてくださってるので、今更感丸出しですけど。(笑)
お試し水耕栽培をやってみたいかたは、もうちょっと待っててね (*^-^*)
それでね、水耕栽培専用液肥は通販で買うのも高いし面倒でしょうから、コレを使おうと思ってます。じゃん。

微粉ハイポネックス。

私も使うのは初めてなのですが、ホームセンターや園芸屋さんで買える、唯一の水耕栽培液肥(粉だけど)です。
「微粉ハイポネックス」という肥料で、粉を水に溶かして液肥として使います。
ゴールデンウイーク中にホームセンターにお寄りの際には、是非ご用意を。(笑)
600円ぐらいです。
あとは100均で手に入るもので、バジル栽培でも一緒にやってみましょうかネ。

請うご期待!!なる早でアップしまーす。(けどあんまり期待しないでねー)

Posted on 5月 3, 2012 at 10:18 am by Naomi / 16 Comments

水耕栽培の定植、皆さんもそろそろトライなさっているのではと思います。
始めから水耕栽培用にスポンジに種まきしてれば、定植もとても楽ちんなのですが、私はどうにもスポンジ育苗が苦手でして(笑)普通に土とポリポットで育苗した苗を使っています。

ですんで、買ってきた苗の定植と手順は同じ。
きっと今年初めて…というかたも多いでしょうから、急きょ記事をアップしてみました。
写真が去年の物だったりもしますが、ご容赦を。

最初は泥だらけの苗です。

ポット苗はまず、ポットを外して、すんなり落ちる分だけの土を落とし、おもむろに一度根を洗います。
最初はね、頑張っても根っこが白くなるところまでは落ちないので、根っこを無駄に切ってしまわないよう、無理せずにこんなもんで大丈夫。
塊がくっついていても気にせず、ドブンと水に浸けておきます。

これをね、2時間ぐらい放置しておくの。
そうすると、塊だった土もバラバラに溶けて、とても洗いやすくなるんです。
少し流水で洗ってあげれば、ほら。

ほらね!

土の落ちた根っこは、お風呂に入れた猫みたいに細〜くなりますよ。
大きめのポリポットに入ってたトマトの大苗なんかも、土を落とすとすごくコンパクトになるんです。

ここまで来れば、お好きな水耕栽培容器にセットイン!できますねー。
根の消毒のために、一晩薬品などに浸けておく方法などもあるようですが、私はいつもこのまま使っちゃってます。面倒なんだもん。

さて。肝心の栽培容器です。
発泡スチロール箱は用意したものの、苗を植える部分で悩む方も多いかと思います。
悩むよねー。

大きなスポンジに苗の根元を挟んで、穴を空けた発泡スチロール箱にぎゅっと差し込むだけでも良いんですが、私の場合は、吸水紐システム(フェルトをぶら下げただけ、ですけど)に絶対的な信頼を置いてるので(笑)毎年手作りしておりますよ。

初年度はこんな感じで、ペットボトルを加工して作ってました。
トマトなんかは大きくなると重たくなるので、株が液肥の中に落下しないうように気をつけてあげてくださいな。

ペットボトルの飲み口部分。割りばしで落下防止。

いつもの「フェルトでタコさん」

発泡スチロール箱にセット。

ブクブク装置(エアレーション)無しでも、トマトが元気に育ちましたよー。
ただね、このペットボトルはその後、デザインが変更されてしまって、入手できなくなっちゃったの。最近のペットボトルって、コロコロ形が変わるでしょ?
それで懲りちゃったので、去年からはこんな風にしました。

欄栽培用の「カゴ鉢」です。

私の場合は、苗を支えるのに日向土(小石)やハイドロボールを使うので、隙間からボロボロと出てこないように水切りネットを被せていますが、大きなスポンジに苗を挟んで入れるなら、ネットは必要無いかと思います。
このカゴは、蘭栽培用の「カゴ鉢」というものだそうです。「どこで売ってるの?」と良く聞かれるので、Amazonのアフェリエイトを載せておきました。(笑)
特に水耕栽培用品では無いので自分なりの工夫が必要ですが、意外と便利なグッズです。
私はこのカゴ鉢の穴に、ノレン状に切ったフェルトでタコさんにしているだけ。
カゴ鉢は縁があるので、落下防止は特に何もしなくても大丈夫みたい。

まぁ、こんな特別な物を買わなくても、「主に食材な備忘録」のduckbillさんは100均のカゴで作っていらっしゃいますし、身近にあるものを工夫すれば充分です。ザルは目の粗いもののほうが根が自由に出られてグ〜です。園芸屋さんで売ってる「スリット鉢」を使うかたも多いみたい。「地味に暮らしは南向き」のユンイさんもスリット鉢かな?
何を使うにせよ、大きくなっても液肥の中に苗が落ちないような工夫だけは忘れずに!ですゾ。

先ほどの苗はズッキーニでした。

このズッキーニも根が伸びてきたら、発泡スチロール箱に移植予定。
段々と夏野菜も勢いづいてくる季節ですねぇ♡
さぁ、皆さんもレッツ定植!(笑)

Posted on 4月 23, 2012 at 9:10 am by Naomi / 27 Comments