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栽培した野菜品種一覧はこちらからどーぞ!どれもこれも下手っぴですがねぇ。

トマトの連続摘心栽培&胚軸切断挿し木法

もちろん、どっちもただ読んだだけ。やった事はありません。えへへ。
でも、いつか栽培上手になったら、ぜひチャレンジしたい技なので、自分メモ用にあえてエントリー。
初心者にはちと難しそうですが、大変興味深い栽培技法です。
たまには「少しは役に立ちそうな記事」を書いておきます。

地味に暮らしは南向きさん(以下、地味南さん)で「トマトの連続摘心栽培」の話題がのぼりました。そしてVegeLogさんでも気になっていた「胚軸切断挿し木法」の話題が!

専門書を読んだわけではないのですが、たまたま買った文庫本↓に「生態を利用した栽培技術」として両方とも掲載されておりました。本は文章中心なのでイメージが掴めずにモヤモヤしてましたが、実践してらっしゃる記事を見つけ、写真を見、何となく意味が分かってきたので、脳みそをまとめてみます。

なかなか面白い、良い本です。

なかなか面白い本です。

トマトの連続摘心

家庭菜園の本には、「トマトは脇芽を摘心し、1本立てに。ミニトマトも基本的には同じ」と書いてあったりします。
でもさ、畑や庭なら良いけどさ、ウチの狭いベランダじゃぁ頑張っても2株。おまけに背高ノッポにもできませんから、1本立てじゃトマトソース作るほど収穫は見込めません…。

トマトの連続摘心は、脇芽をかいてしまうのではなく、どの枝も第二花房の上の葉2枚を残した位置で摘心して脇芽を増やしながら栽培する方法だそうです。ええとね、南京玉すだれ(←分からない若者は、おじいちゃんに聞いてね)みたいな感じ。

そもそもトマトを一本立てで栽培するのは、管理(成育の調整)が簡単・収穫作業が楽、という事らしいのですが、できれば1株でたくさん収穫できるとウレシイし、ひょろりと1本立ってるよりワッサワサのほうが絶対楽しいと思うんです。

で、肝心なのはその後です。脇芽がたくさんなので当然、花もたくさん実もたくさんとなりますが、そのままでは栄養が行き渡らず、小さな実しか収穫できなくなってしまいます。そこで、「捻枝(ねんし)」というワザを使う、という…。

実際の様子は地味南さんの記事でご覧くださいませ。だって私やった事ないんだも〜ん。

見ました?見てきましたね。
では続けます。ユンイさんがエイヤッと枝を捻り倒しておられましたね。グニッとね。
え〜??そんなに実が生ってるのに、勿体ないじゃんかーと思っちゃいますが、これには大いなる理由があるんですって。

茎の断面図(っぽいもの)

茎の断面図(っぽいもの)

それが、これよ。へたくそな絵でスミマセン。

茎(維管束)は根からの養分を吸い上げる導管(内側)と、葉っぱで作った炭水化物を根っこに送る師管(外側)に分かれてるんですって。知らなかったー。生物の授業でやってましたか?あら、そう??

捻枝は、外側の師管を断線させて、根っこに栄養を送らずに果実に集中させる、という技術な訳ですよ(たぶん)。外側だけを、というのがとても難しそうですが、収穫量が増えるなら、ものすご〜く魅力的なワザだと思いませんか?ねぇ。

ちなみに、トマトだけじゃなく、リンゴやウメ、モモなどでも使う技だそうです。

胚軸切断挿し木法

こちらも上の本に載ってました。ちっちゃい本なのにエライ内容が濃い本です。まだ読み終わってないし…。
VegeLogさんで何度か実践されてますので、まずはご覧あそばせ〜
見てきました?ね。これもまた、えっ、ウソ、良いの?な写真にビックリですねぇ。
胚軸切断挿し木法は、その名の通り幼苗の頃に胚軸をバッサり切っちゃって、上のほうだけを挿し木して育てるワザです。半分から下は取っちゃうの。私なんて播種後のポットあげのとき、慎重に根っこを切らないように、生き止めて作業してるってのに。半分から下、切っちゃうんですってー。

VegeLogさんでは、「徒長を無かったことにする」奥の手(?)として導入されているのですが、本来は切断した胚軸部分から微生物を取り込ませて、病害虫に強い苗を育てるのが目的のようです。子供をアレルギー体質にしないために、赤ちゃんのころから動物園に行くと良いよ、みたいな事ですかねぇ。でもやっぱ、徒長対策に使いたい(笑)

胚軸ってのは、根っこが生えてる部分から上、双葉から下のエリア。徒長苗は、ここんところがカイワレのように長〜くなってしまい、ぶっ倒れたり周りの苗に絡んだりヤサグレたり。なので泣く泣く間引く事になります。自分の管理が悪いとは分かっていても中々ドウシテ、徒長の呪縛から逃れられないワタシ…。ほんとは徒長させないのが一番大事ですけど、強い苗になるなら一石二鳥! お得!! ステキ!!!

キュウリ、スイカ、マスクメロン、ユウガオ、メロン、プリンスメロン、カボチャ、シロウリ、マクワウリ、ニガウリ、ヘチマなどのウリ類、トマト、ナス、ピーマン、トウガラシ、シシトウなどのナス科野菜、キャベツ、ハクサイ、カブ、ブロッコリーなどアブラナ科野菜、ダイズ、アズキ、インゲンマメなどマメ科野菜、ホウレンソウ、ニンジン、レタス、オクラなどの野菜、ストック、デルフィニウムなどの花き類、ソバ、アイ、ベニバナなど多くの野菜類や花き類に応用可能です。
「伝承農法を活かす家庭菜園の科学」木嶋 利男 (著)

ニンジン?根菜なのに本当?と思い調べたところ、ニンジンは大根と違い、オレンジの部分は根っこ100%なんですって。へぇー。大根は上の方は胚軸、真ん中と下は根っこ。スーパーで買ったカイワレは胚軸切断したら挿し木せずに素直に食べちゃってね、奥さん。

この本にはそれぞれの野菜ごとに、本葉X枚のときに実施せい、ということが書いてありましたが、もう丸写しになっちゃうので、これ以上はご勘弁。でも、丈夫な苗が育つなら間引いた芽でやってみる価値ありかも、と思ってます。

普通の挿し木もろくにできないくせに、ちょっとカッコつけてしめちゃった。へへ。

Posted on 11月 19, 2009 at 8:59 am by Naomi / 5 Comments

コメントありがとう! 「トマトの連続摘心栽培&胚軸切断挿し木法」

  1. はじめまして、katteniと申します。
    和さんのところの新着情報から飛んできました。
    いろいろ勉強されてるんですね。それにWordpressのブログデザイン、クールですね。(Vegelogさんのとこもかっこよすぎだし、のりかえようかな…)
    いつのまにかリンク入れていただいていたみたいで、ありがとうございます。こちらからも入れさせていただきました。
    今後ともどうぞよろしくお願いします。

  2. @katteniさん
    初めまして!訪問してくださってありがとうございます!
    それこそ「勝手に」リンクしてしまって…スミマセン。ご挨拶遅れました。

    WordPress、テンプレートそのままなんですが、デザインの良いものが結構ありますヨ。VegeLogさんのようにカスタマイズまで辿り着けてませんが、使い勝手はグーです。たぶん。

    まだ半年なので、どうも植物のまったりした生長と同調できずに、ついつい本屋や先輩の皆さんのBlogをうろついてしまいます (^_^;
    頭でっかち気味で、さらに経験が浅いが故の必死感がどーにも出てしまうのですが、懲りずにお付合い頂けると嬉しいです。

    これからもどうぞよろしくお願いいたします m(_ _)m。ぺこりぺこり。

  3. コメントしたつもりが…忘れてたみたい(^^;
    Naomiさん、解説が素晴らしい(^^!
    読みながら「へぇ、そうだったんだぁ」と感心してしまいました(^^;
    昨日市内のちょっと大きな本屋に立ち寄ったら売ってましたよ、その本(^^)
    飲み会が始まるまでのちょっとの時間だけ立ち読みしてきました。

    私がやってる捻枝は果たしてちゃんと師管をつぶせてるんでしょうかねぇ(^^;
    捻枝した先の花房も十分大きく育ったけど、大きく育つのは根からの水分ですよね(毛管水耕だと実が小さく、味が濃縮されるから)(^^?
    …とすると、捻枝した先の実は味が違ってくるのかな(^^?
    こりゃぁ、食べ比べしなきゃいけないですね(^^)

  4. どこまでいけるか? 屋外シシリアン…

     屋外で水耕栽培中のシシリアンルージュをまた収穫しました[E:confident…

  5. @ユンイさん
    こんばんわ、ユンイさん!&トラックバックも有り難うございます。

    ん〜、良くわかんないんですが、捻枝した部分で先端から根に行く流れは行き止まりになると言うことですよね?
    とすると。
    捻枝した部分から先には養分がみなぎって、実の方も味も違うような気がします。

    …って、やった事ないから分かんないっすー!わはは。

    さっきユンイさんの記事見てきたんですけど、シシリアンルージュ、なんか太っちょさんで立派ですよねー。やっぱりきちんと師管が潰れてるんですよ、きっと。なにか大収穫のニオイがしますよ〜 (^ロ^)~~♪

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