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暑かった春の黒い影

梅雨入りした途端、ほんと毎日降ってます。じっとりです。
5月の乾燥と高温に辟易していたので、梅雨も歓迎です。
良かった。梅雨に入って気温が下がってくれて。
毎日、真夏のような液肥の消費量でしたからねぇ…。
お陰でこんなにもっさりと成長してしまいました。

すでにジャングル。

さてね。液肥の消費量が多い時期に付き物なのが、「トマトの尻腐れ」ですよ。
上の写真でも、ちらほらとそれらしき実が写ってるでしょ?

これね、5月の上旬からもう出てきていたので、「傷かしら?」と思ってたんですが。
改めて見ると、尻腐れっぽいですよねぇ。

  
ピンクエッグ、尻腐れ?

最初に出たのはピンクエッグ。
もともとピンクエッグは尻腐れが出やすいようで、2011年にも悩まされていたようです。

それと、良くわからん謎の品種にも尻腐れが出ております。

謎のトマトも尻腐れ?

どちらも、広範囲に出ているわけではないので、一時的なものかと思うんですが、あんまり暑い日が続いていたから、ちょっと気にしていたんですよ。

温度が高いと、どうしても液肥の消費量が増えます。
きちんと濃度をコントロールできていればいいのですが、いつもと同じ調子で液肥を追加してると、吸い上げの多い分、栄養過多に陥ってしまうようです。

「尻腐れはカルシウム不足」って良く言うけれど、水耕栽培の場合は、不足よりも過多になってしまう方を気をつけるほうが対処が楽です。

土に植わっているとこうはいかないから、カルシウムスプレーを使うしかないですけど、水耕で毎日ガブガブと液肥を消費してしまう場合は、濃度を薄くするとか、暫く水だけにするとか、そういう風に調子を取ると良いと思います。

サンマルツァーノは問題なし。

そんなことがあったので、大玉関連の尻腐れにビクビクしていたのですが、サンマルツァーノは問題なく肥大中です。
サンマルツァーノも、一度尻腐れが出始めるとかなり厳しい品種なので、要注意です。

クオールディブエも無事。

クオールディブエも問題ない様子でホッとしております。
ちなみに私は、尻腐れしても黒い部分を取り除いて食べてしまいますが、尻腐れ果はどの道、あまり大きく肥大できないようです。

栄養過多の時の実だから甘いんだけどね。

Mr.浅野も、もちろん大丈夫。

恐らく、尻腐れの心配はないだろうと思っている「Mr.浅野のけっさく」ですが、これが案外良いサイズに肥大してきました。
F1の新しい品種だから、育てやすくなっているとは思うのですが、始めての栽培品種なので、夏の高温期には細かく目を配ろうと思います。

さてー。そんな具合に5月の液肥の消費量が半端無かったので、
とうとう!来月あたりにはずっと使ってきた液肥、大塚ハウス(現OATハウス)を再購入せねばなりません!!!

わ〜〜いヽ(´▽`)/ やっと再購入!
(といっても1号のみですが)

ちょうど夏場なので、高温期に適した配合の液肥にチェンジしたいと思います。

Posted on 2019年6月10日

みなさまからのコメント

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  1. そちらは梅雨入りですか・・・。/(゚o゚)ゝ
    こちらは少雨でダムの貯水率も30%台。。。(汗)

    予報では「降るかも」って言うんですけど、たいていスカ。
    ダムの上流だけでも降っていただきたいものですが。。。f(^^;)

    うちのトマトも吸い上げが力強くなってきました。
    ふと気が付くと、「うらめしや~」状態に・・・。(汗)

    溶液の濃度も落としたりするんですね。
    私ゃこれまで何にもしてこなかった。。。(激汗)
    水は溶液の在庫が無い時だけ・・・。(笑)

    • akkyanさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)

      今日の東京は晴れましたが、昨日までずっとぐずついたお天気でした。
      水不足は困りますね…関東は逆に、長期予報では日照時間が少ないと出ていましたから、
      どちらも農作物への影響がちょっと心配ですなぁ…。

      >> ふと気が付くと、「うらめしや~」状態に・・・。(汗)
      わぁ、やはりそうですか。
      うらめしや〜が続くと、白い粉(うどんこ)を噴き出しやすい気がするので、
      ご注意くだされ!そこをホワイトにしてはいかん!(笑)

      >> 水は溶液の在庫が無い時だけ・・・。(笑)
      わたしなんぞ、面倒くさいなぁって時も水ですわ(笑)

  2. 梅雨に入って、猛暑も和らぎましたよね~
    トマトも、ちょっと一息つけたかも?

    ポチ、っと!

    • kasugai90さん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)

      本当に!楽になりましたー。人間も楽です〜♥️
      トマトもあんまり気温が高いと、早くに根が痛みそうですし、
      サビダニも警戒していたから、色々とホッとしております。

      今、大玉も絶賛肥大中で、毎朝見るのが楽しみです〜(⌒-⌒)

  3. Naomiさん、こんにちは。
    尻腐れ病について水耕栽培の場合のお話があり、とても助かりました。「カルシウム不足」とか書かれてあるのを見ると、薬剤の入手とか噴霧とか、むずかしそうだなあと思っていました。液肥の濃度で対処というのが、うれしいです。さっそくやってみます。ありがとうございます!

    • ともこさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)

      これは以前、師匠のduckbill氏から伝授していただいた技です(笑)
      最近はホームセンターなどにも、トマトの尻腐れ対策のスプレー剤などが置いてあったりするようですが、水耕の場合は、窒素過多を解消するほうが手っ取り早いです!
      薬剤や肥料、あんまり増やしたく無いですよね。薬剤や肥料の処分って、大変ですもんね…。
      私もやっと、古い薬剤の処分が終わったところ。自身は肥え続けておりますが、栽培グッズはスキッとスリム化していこうと思ってます。