寒、もう戻ってこなくて良し！

去年と同じように、今年も順調に暖かくなっていくのか…と思いきや、とんでもない寒波でしたね。
私の住んでいるあたりは雪こそ降りませんでしたが、東京の西部のほうでは、積もるぐらい降ったようで、「園芸でちょこっと科学」さんの記事を拝読してビックリ。

調子狂いますね。お花見と雪と、同時にやってくるんだもん。
寒の戻りにしても寒すぎでしょうよ、雪とか勘弁して欲しいわ。

すでに定植してしまったトマトが枯れないかと、精神的にもビクビクしながら過ごしていたせいか、神経痛は悪化するわ風邪ひくわでワタクシは超低空飛行。
一気にばーさん化が進んでしょぼくれておりましたが、
健気な野菜たちはしっかり頑張ってくれまして。今、続々と開花となっております。
強いなぁー、偉いなぁ。良かったわー。

雪の日に咲いちゃいそうな感じだったサンマルツァーノは、ぐっと堪えて、見事な花房となってくれました。
サンマルツァーノは芯止まりする品種なので、一気に大量の蕾が出てきます。
その高揚感が何とも言えないんです。癖になります。

3月中の開花を目指していましたが、低温が多かったので2週間遅れ。まぁまぁのペースではないでしょうか。
良かったよ、枯れなくて。もう半年も付き合ってるんだもの。
たった一度の雪でお別れなんて、辛すぎるもの。

ハラペーニョは随分前から開花してまして順調です！順調ですが、まだポリポットのままです。
そろそろ水耕容器に引越が必要なサイズになってきました。
バナナピーマンのほうは、小さな蕾が出てきましたんで、そちらも4月中、平成中には開花しそうです。

しっかしピーマンや唐辛子系は、成長がゆっくりですねぇ。苗を作る農家さんたちは、どういうペースで育てていらっしゃるんだろう。
しっかり太い茎の立派な苗は、我が家では難しいです。
だけど、こんなんでも楽しく収穫できるから、まぁ良いか。平成のうちに私の育苗の腕は上がらなかったよ。

ナスも一番花が咲きました。
だけど多分、根量がまだまだ足りないので、着果はしないでしょうけれど。
ナスも地上部のサイズ的には、そろそろ水耕容器への引越が必要になってます。

あとはキュウリや朝顔をポット上げすれば大体、夏のいつもの準備はお終い。
スイカやオクラも蒔いたけど、あんまり良い苗が出来そうにない（ええ、例外なく徒長です）ので、来週辺り、ホームセンターに苗の物色に行こうと思います。

ああ、春も本番ですねぇー、桜も散っちゃった。
寒の戻りも乗り越え、色んな植物が春を謳歌しておりますが、こちらのスティッキオも例外ではございません。

スティッキオは一体どうなった？出せー！スティッキオ出せー！とお叱りの声もチラホラ（無いけど）、実は冬の間は瀕死の状態でございました。
それがこの２週間で急激に元気になってきました。桜の開花と共に葉がブワーっと出てきて。
やっとやっと、分けつが盛んになり可食部ができてきた感じです。越冬しちゃいましたけど食べられますかねぇ？

で、いつ収穫すればいいんだろう？
あんまり育ちすぎるときっと硬くなってしまうんでしょうよ。
どうしましょ、食べてみますか…。

パセリもワサワサ育ってきたのに、ダンナよ、なぜ君は料理にこのパセリではなくて乾燥パセリを使うのだ？
君が死ぬほど好きと言うから育ててるというのに。

今年は連休前に、ビニールカーテンを外そうかな。もう寒さは戻ってこなくて良し！おさらばだ！
新しい年号を爽やかな風で迎えるのも、良いかもしれない。

暖かい（ってか暑い）ベランダで、そんなくだらないことをぬるく思い悩む時間がとても楽しい季節です。

Posted on 2019年4月16日