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水切れキュウリの性格・ワタシの性格
土曜日に水切れさせちゃったキュウリですが、今朝はすっかり元通り(1本だけはね)。
ご心配をおかけいたしました〜。キュウリのベイビーちゃんたちも、無事のようでございます。
だけど、もう1本は残念ながら、生長点がこんな風になっちゃって。
水切れの前に、暴風で折れたのでしょうか。痛みの少ない葉っぱには緑が戻ったものの、生長点がこれじゃぁ…ねぇ。
摘心して脇芽を出させる方向で、このまま育てようと思っていますが、ちょっと不思議に思ったことが。
この2本のキュウリ、復活の仕方が全然違ったんですよ。
この日は外出予定があったので、事細かく写真に撮ることができなかったのですが、
これがスタート時点。どちらもぐったり。
あの時は気付かなかったけれど、左のキュウリは、うなだれた生長点の所が、すでに傷ついていたようです。ちょっとくびれてます。
液肥を追加して、2時間ぐらいかなぁ?
右の株は上の方から葉っぱが息を吹き返し、復活を始めました。
ああ、左はもうダメかなー、と思っていたのですが、よく見ると…
左の株は、下の方の葉から順に復活していったようなんです。
写真では分かりにくいのですが、出がけに葉を触ってみたところ、左のキュウリの下葉だけがシッカリしてきてたんです。
植物生理学には全く詳しくないのでわかりませんが、生長点の有無で性格がこんなに違う、ってことなのかなぁ??と思ったのですよ。
出ました、ワタシの悪いクセです。
疑問に思うと調べまくって、無理やり知ったとこを関連付けてしまうんです。
正しいかどうか判らないけど、自分なりに納得が行かないと気が済まないんですねー。
ただ、それが実になった試しがないの。知ったかぶり程度で終わっちゃうもんだから、タチが悪いのね(笑)
例えば、今回調べたのは植物ホルモン。植物の成長に大切なオーキシンは、主に先端の生長点で生成されるそうです。先端から根に向かって流れて行くイメージかな。
オーキシンは成長に大切なホルモンだけど、濃度が高過ぎると、逆に成長を阻害するんですって。生長点(頂芽)は、オーキシンの濃度が濃くても大丈夫なんだけど、脇芽はその濃度では出てこれない。抑制されてしまう。「頂芽優勢」と言って、先端部の成長が優先されてるらしいのです。
「摘心して脇芽を出させる」という作業は、オーキシンの分泌される生長点を切っちゃって、ホルモンのバランスを意図的に変える、って事なのでしょうね。
左のキュウリは、オーキシン濃度が下がっているのかなぁ?どこから脇芽が出ても良いように、下から水分を吸収していったのかもしれない。逆に、右のキュウリは、大切な生長点を必死に守るために、オーキシンが分泌される頂芽から水分を吸収していったのかも。
ぱっと見は同じキュウリ「フリーダム」ですが、それぞれが違う性格になった=植物ホルモンのバランスが違う、って事ですよねー。何となく面白くなってきた気がします。植物ホルモンについて、少し調べてみようと思ってます。
むふふ。
転んでもねー、タダじゃぁ起き上がらないんだから。ね〜♡
と、キュウリと語り合う私なのでした。
Posted on 2011年6月28日
みなさまからのコメント
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さすが、転んでもただでは起きないNaomiさん。
その探究心には頭が下がります。
私なんて転んだ上に追い銭しちゃうような勢いで何処までも転げ落ちて戻ってきませんから(笑)
そうかー側枝はホルモンバランスなんですね~
なんとなく行き場がないから出てくるんだと思ってましたが、何の行き場かは考えたことがなかったです^^;
@Talosさん、いらっしゃいませ♪
わはは!転がり続ける、ロッケンロ〜ルな生き方もカッコいいですって〜(笑)
私も側枝は、「どっかに生長点を作らなきゃー!」という、植物の焦りだと思ってたんですが(笑) どうやらホルモンの働きみたいですー(^-^;
でも、植物ホルモンの働きが、植物の気持ち(意思)だと思うと、
色々考えて頑張ってんだなー、と、妙に納得してしまいます。
根切りして成長を促進するとか、胚軸切断して丈夫に育てるとか、
そういうのも植物ホルモンを利用した、栽培の知恵なんですねー。
そう考えると、人間もスゴイっすよね。
すごいなあ・・・。
私なら、「良かった、転んだだけですんで・・・」で、
終わっちゃいますからねえ。f(^^;)
難しいことは・・・いや簡単なこともわかりませんが(笑)
植物って、伸ばせ、伸ばせって常に思ってるのかなと、
で、成長点が無くなって伸びなくなると、どこか伸ばせるところを探して
見つからないと、子孫を残せ残せに変化しちゃうんじゃないかと。。。f(^^;)
風船を膨らませるみたいな・・・?
あ、書いてる端からよくわからなくなった。。。(笑)
ま、こんなもんです。(激汗)
そうそう、読みながら、頂芽優勢なんだよね~って、思っていたら(笑)
でも、キュウリさんの事情もあるんでしょうかね
わからないことばっかりだっ
今年は全体に花つきが悪いみたいです
そうでもないですか?
早くも暑さのせいかたっかしているミニトマトがいたりしています
やはりトマトトーンの出番かな?
@akkyanさん、いらっしゃいませ♪
転んだだけで、良かった♡なんて!!akkyanさんは、絶対に幸せに暮らせる人ですよ〜((((*´ー`) ステキだわぁ。
多分ね、直感的に思っていた事で、合ってるんだと思います。
それを学者さんたちが、あの手この手で証明してくれてるんですよ、きっと。
植物ホルモンは何となく面白そうなので、もうちょっと勉強してみま〜す(⌒-⌒)
理屈がわかれば、もっと栽培上手になれるかもしれないもん♪
@葉っぱさん、いらっしゃいませ〜♪
色んな不思議が、植物にはありますよねー。
そいでもって、人間には判ってない事もいっぱいあって、
自然ってスゴイですよねぇ((((*´ー`)
キュウリはねー、今年初なので良く分からないですが、トマトに関しては
…毎年こんな感じでしょぼくれてます、ウチの場合(笑)
トマトトーンも合成オーキシンですね、そういえば。
私もトマトトーン、使い始めてますよー。( ̄ー ̄)ニヤリ 欲望の赴くままに(爆)
回復して良かったですね~
ポチ、っと!
Talosさんが転がるなら、わたしは忘れるですね。間違いなく。
もー、どんなに勉強して新しい知識を身につけても、翌年には忘れているという・・・
なんとなく良い気がする、とか、なんとなくヤバイ気がする、という微妙なレベルで、
わたしのヤマ勘を支えている程度でしょうか・・・絶望的。
Naomiさんの探究心は、ほんとうに尊敬です。
成長点の成長エネルギー(なんだそりゃ?)って、切ると苗中をかけめぐって、飛び出せそうなところ(つまり脇芽)からぶちゅっと出てくるって感じでイメージしてました。
そうか、オーキシンって名前がついたホルモンだったんだ・・・感嘆。
結構頷ける推理ですね。
成長点があれば、まず大事な成長点を第一に復活させる。
成長点がなければ根に近い下から復活なのですね。
大事な部分が特別って有りますよ。
トマトではサビダニなどにやられて駄目になっても、着果している枝だけは強くて枯れないケースって良く有ります。
果実を守るためにそのラインのトマチン濃度を濃くして、病害虫を防いでいるのかもしれません。
@kasugao90さん、いらっしゃいませ♪
ぽちっと、ありがとうございますm(_ _)m
お陰様で、何とかなりそうです! 二度と繰り返さないよう、肝に銘じます(笑)
@yaefit1500さん、いらっしゃいませ♪
yaeさんのヤマ勘は、かなりの的中率だもの〜(笑)
それはそれで、強力な武器でございますよ(⌒-⌒)
皆さん、やっぱりイメージしてたのは同じですねぇ!
ちなみにね、生長点のエネルギー(高濃度のオーキシン)は、除草剤に使われるぐらい強力らしいですよ。そんなのが詰まってると思うと…恐るべし、生長点。でしょ?
@duckbillさん、いらっしゃいませ♪
おー!やっぱりそう思われますか!?
確かにサビダニの時も、葉っぱはポロポロ落ちるけど、実は落ちませんねぇ!
大切なものを守るために、植物はいろんな事をやっているのでしょうね。
私にはグリーンフィンガーの神様は降りてきてくれないようなので、
少しづつでも、勉強して行こうと思います d (⌒-⌒)
まいどで~す。
わたくし、「人生の生長点」を10歳くらいん時に摘心してるんで・・・この難しい話が、全く解かりまへん!
摘心したから、脇芽がいっぱい出てきて、あちこち手を出して・・・なんでやねんっ!!(笑)
この時期、土プランターでも、朝・夕の水やりでも、乾くんが早くて、葉っぱがしおれてきて困ってますよぉ(^^ゞ
昼の暑い時間は、影になるようにしなくっちゃねぇ。
フリーダム復活して良かったですね♪
Naomiさんの探究心にただただ感心してしまいました。
私はなんでも、まっいっか~で片付けちゃう悪いクセが(笑)
多分そろそろ私のボロが出てると思いますが(^^ゞ
植物を育てる資格なしって言われそうなので、見習って勉強しなくっちゃ。
2つのフリーダムがどうなるか楽しみにしています(*^^)v
@あきらさん、まいど〜♪
あはは!! なるほどね〜(笑)私もあちこちに手を出してるって事は、
摘心済みだったんだー、納得(爆)
今日も激暑らしいですねー。まだ6月も終わってないのにねぇ。
空畑は陽当たり抜群だから、余計に乾いちゃうんでしょうねー。
結局、夏場は、み〜んな水奴隷ですな(笑)
@berryさん、いらっしゃいませ♪
いやいや、コレがねー。中途半端に知りたがりで、脳の容量が少ないもんだから、
勘違いしたままだったりするのですよ (^-^;
植物って、まだ解明されていないことが沢山あるらしいのですが、
そのお家の環境に合った育て方のコツを掴むのが、一番なんだと思います。勉強しても活用できなくちゃ…ねぇ(←毎度そうなるワタシ)
berryさんのフリーダムも、次こそは着果すると良いねぇ♡
根性のあるキュウリみたいだし、期待しちゃいましょう (⌒-⌒)