先週、実家の母の1回目のコロナワクチン接種が終りました。
場所はいつも通っている近所の小さな病院。いわゆる慢性期病院なので、良く言えばノンビリした雰囲気の、悪く言えば活気のない病院。
でもMRIがあったりしてそこそこ頼りになるし、ウチの前に送迎バスが止まるから、母のかかりつけ医にしています。
特にディープフリーザーを導入した訳ではないらしく、届けてもらう1日12名(2アンプル)分だけをお昼休みに接種するというスタイル。予約枠は少ないけど、経過観察時間が終るまでしっかり看護士さんが見守っていてくれていて、独りで来たお年寄りに丁寧に注意事項を説明なさっていました。
当日のドタキャン1名分を、保健所職員さんが電話をかけまくって希望者を見つける場面にも遭遇。駆けつけた近所のお年寄りを笑顔で「ご協力感謝します!」とお出迎えなさってましたねー、ご苦労様でございます。
毎日毎日こういう地道な努力が、日本中で行なわれていると思うとジンとします。
日本はダメだ、とかばっかり言ってる人も多いけど、そんなにダメじゃないと私は思います。
今週はいよいよ自分たちの分の接種チケットが配付されそうだけど、東京はどうなんだろう。予約が難しいのかな。
一日も早く、皆が人と会い楽しく語り食事を楽しめる日が戻るように、私も早めに接種する所存です。
ちなみに母の副反応は殆ど無し。少ーし腕が痛かったぐらいだそうです。2回目の副反応も少なく済むと良いのだけれど。
さて。コロナに踊らされてるうちに、初夏です。
昨日、真夏日だった地域も多いと聞きます。暑かった。東京も暑かった。
実家のキュウリは先週に初収穫を迎えていて、もうすでに母と私のお腹の中へ消えました。
見た目は皮が硬いかな?と思ったけど、そうでもなくて、こんなサイズだけど中に種が1つもなくて、素晴らしい食感の甘いキュウリでした。
なんだっけなー、確かサカタの「ずっーととれるキュウリ」だったはず。そのPOPな名前通りに、ずっと採れるとありがたい。
トマトも実が肥大してきて、見た目が楽しくなってきてます。
少し樹勢が強過ぎるか感じがするので、次の週末に葉掻きしてみようと思っています。
あまり背を高くしてしまうと母が管理できないので、高さは出さずにいたいのだけど、樹勢が強過ぎると横に広げ過ぎても鬱蒼としてしまうし、バランスとるのが難しそうです…。
庭では今、百合の花が色とりどりに咲いて楽しませてくれてますが、お手入れの最中にこんなものを見つけました。初めてです。
風にゆらゆらとゆれて、とても可愛らしい。
小さな白い繭が、細い糸にぶら下がっているような。
Twitterでつぶやいて教えていただいたところ、これはカゲロウの卵だそうです。
場所的にクサカゲロウの仲間と思われます。
母も始めて見たそうです。
カゲロウって何も食べずにすぐに死んでしまう儚いイメージですが、幼虫の時はガッツリ肉食系なんですって。
クサカゲロウの幼虫様はね、1日に170頭ものアブラムシを所望されるそうなんですよ、ス・テ・キ♥️
この間も梅の木のアブラムシだらけの枝にテントウムシの三齢幼虫様がいらっしゃったし、実家の庭に自然のサイクルが出来上がりつつある気がします。
これだけ植物があればそれ相当に虫がいて当然なのですが、これまで母は、あまり意識していなかったみたい。
もちろん、アブラムシの被害は前からかなりあるのですが、父は生前、アブラムシを見るとがんがん殺虫剤を撒いてた人だったから、こんなに益虫もいなかったのかもしれません。
父が生態系の頂点だった頃とは、庭も変わってきている。
薬剤に頼る手入れは母にはもう無理。私にも無理。上手い具合に虫と折り合いをつけていくしかないのだけど、母は虫が嫌いだから、全てをキンチョールで殺しかねない。
まずは害虫と益虫の区別を教えないといけませんが、今度の庭の主の母はどんな生態系を生み出すのか。楽しみです。
やっぱ皆殺しにしちゃうのかもしれないけど(笑)
実は今、キクスイカミキリという小さい虫の被害が発生していて、大事に育てていた菊の新芽がことごとくやられているのですが、これも今年初めてのことだそう。ってか、どんだけ農薬播いてたんだよ!って話です。どおりで物置が薬品だらけだったわけだわ…。
キクスイカミキリは、物理的に、卵を生み付けられた茎を刈り取っていきます。菊は下からいくらでも側芽が出てくるのだから、淡々と切除するのみ。
後は自然に任せよう、そうしよう。趣味の園芸なんだからさ。
薬品は処分に本当に苦労するからね。使うのはご家庭用の優しいヤツだけにしようと、心に決めてますよ私は。
ちなみにキクスイカミキリは秋に成虫になって、菊の茎の中で越冬するらしいです。枯れた茎を秋冬にそのまま残すとマズいことになるという事ですな。覚えておきなさいよ自分。
この週末は月一の母の内科定期受診と、そして、いよいよ梅仕事です。
週末はきっと黄色く熟してくれていると思われます。
梅酒用なら先週末が採りごろだったけど、今年は梅酒は少なくして、姪っ子が好きな梅ジュースがメイン。
あとは梅干しを浸けるというご近所様にお裾分けと、我が家も少量だけど梅干しにチャレンジしてみようと思います、ジップロックでね。
Posted on 6月 8, 2021 at 2:20 pm by Naomi / 6 Comments
いまねえ より:
2021年6月8日 3:38 PM
Naomiさん、こんにちは。
暑いですね。お母さまのワクチン一回目無事終えられたのですね。我が家では連れ合いと義兄夫婦、義母の二回目接種が今週で私はまたも義母のお付き添いで同行します。義母の副反応が心配でしたが全く痛いともなんともなし。
副反応は若い人により強く出るという噂もあるので。。
二回目のほうが副反応強く出るとも言いますね。でも打ってしまえば!私はいつになるのかわかりませんが、接種はおそらく集団会場になるだろうから堂々とお出かけ気分でノースリーブワンピを用意しています。ネックレスなんかもつけちゃおうかしらん。・・でも真冬になったらどうしましょう。なんて呑気な話ですが散々自粛させられたウィルスだからワクチン接種くらいはお出かけモードでいってもいいかな?って思います。
我が家は梅は全て梅酒に漬けました。来年楽しみです。
Naomi より:
2021年6月8日 9:17 PM
いまねえさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)
お暑うございますー、蒸して、ムシムシですねぇ。
やはり副反応は年齢によりけりなのでしょうかねぇ💦
看護士さんには、24時間ぐらいは熱が出るかもしれないので気にしていてあげて、と言われてアイスノンやらスポーツドリンクやら用意したけど、全然必要ありませんでしたー。
お互いに2回目も無事に済むと良いですね。(年寄りの具合の悪いのは本当に気を使うし。)
来週あたりから65歳以下も接種券が届き出すみたいですけど、うちの近くの開業医のところは本当に小さなところが多いので、私も区民センターの集団接種にしようかな、と考えています。
ノースリーブのワンピ、良いですねぇ!いまねえさんは絶対似合うと思う!
私も何か買おうかなー、って、接種会場は歩いて1分のところだけど…。
梅酒は私しか消費しなくなってしまい、父の生前に漬けた遺品梅酒も残っているのです。
今年も大降りの良い実が生っていますが、まさしく嬉しい悲鳴ってやつです (^-^;
akkyan より:
2021年6月8日 4:59 PM
私は農薬は知識がなくてNO薬ですので、虫は多いです。f(^^;)
益虫ばかりだと私は嬉しいんですけど
益虫にとっては、それだけは避けたいでしょうからねえ。(笑)
梅干し良いなあ・・・。
うちも梅干しやって欲しいんですけど、「めんどくさい」と却下。(涙)
まあ確かにめんどくさいでしょうけどね。f(^^;)
Naomi より:
2021年6月8日 9:27 PM
akkyanさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)
NO薬!笑 なるほどねー、良いですね。
そうなのよ、益虫だけじゃお腹が空いてしまうので、アブラムシにはある程度いてもらわないと困るのです。昔、ベランダのアブラムシ対策でテントウムシの幼虫を飼ってた時、ご飯が無くなってすごい焦ったことがあります…(´ω`;)
梅干し、土用干しが面倒なんですかね?私はやったことが無いので良く解らんのです。ジップロックだと前情報では、干す辺りだけが大変かなぁ?と思ってるのですが甘いのかな…笑
あ!そうだ、途中でどうにもならなくなったら、全部醤油にぶちこんで梅醤油にしちゃえば良いやー。気楽な感じでやってみますわ♪
kaugai90 より:
2021年6月8日 10:57 PM
ワクチン接種。
少しずつ進んでいますね!
キュウリの実、取り時を過ぎると大味になってしまいますよね~
小まめに収穫していきたいです。
害虫の駆除。
我が家でも、いろいろやっています。
ポチ、っと!
Naomi より:
2021年6月9日 7:59 AM
kasugai90さん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)
ワクチン、「予約できない」という声も多い一方で、地域によっては余ってしまっている所もあったりするようですね。なかなか難しい…。
キュウリの実は、雌花に赤いビニール紐を結んでおきました!
雨の多い時期は肥大が激しいですから、母が見落とさないように工夫してみました。
折角の収穫なので、ベストタイミングで採りたいですもんね。
害虫、ベランダと庭じゃぁ雲泥の差ですね。庭のキープって凄く大変。
以前は庭に憧れていましたが、今は…ご勘弁でございます(笑)