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栽培した野菜品種一覧はこちらからどーぞ!どれもこれも下手っぴですがねぇ。

10年目の三寒四温

先週末、東北を中心とする大きな地震がありました。

東京もそこそこ揺れはしましたが、咄嗟にスマホで確認した震源地情報に「福島県沖」の文字を見たとき、激しい動悸を覚えました。

幸い津波の心配はなくホッとしましたけど、10年経った今でも、自分にとってもあの震災は大きな恐怖だったのだと痛感。

でもその10年の間、皆ただただ怯えていたのではなく、次に大きな地震があっても困る事のないよう、淡々と頑張ってきたのだと思います。
震度6を越える地震があっても、大きな2次災害がなく、普段通りの生活が出来てるって凄いことだよね。
各所で停電があったけれど復旧は早かったし、新幹線が止まっているけど、迂回すべく他路線が臨時列車を出して早々にフォロー。
日本って凄いなぁと思う。

私は東京におりましたが、ちょうど実家には妹家族が泊まっていてくれたし、郡山の義実家は落下物が多くて片づけが大変だけど、怪我はなかったようです。

きっと3月11日付近には、煽るような報道番組が増えるんでしょうけど、そんなお祭りの影で後ろで、たくさんの人が皆の暮らしを支えていて、そして皆もしっかり生きている、ということを心に刻みたいと思います。
そういう10年だったんだと思います。

東京も梅が咲き出してます。

さてね。中玉トマトをどうするか、ですよ。いきなりですけど。

三寒四温のこの季節になると、種まき病がうずき出すんです。
オリンピックがどうなるのか、全く見えてきていませんが、今年のベランダ水耕トマトはサンマルツァーノだけと決めています。
でもこれ苗が手に入りにくいので、やっぱり種まきはしなくちゃいけない。
そうか、どうせ種まきするのなら、実家の三二菜園で育てるトマトは、育苗から母にやらせてみようかな…なんていう欲がふつふつと涌いてきまして。

実家の近くには、小規模のホームセンターと小さな種苗店があって、春になれば何とか苗は買えるのだけど、トマトに関して言えば、ミニと大玉の品種は潤沢でも、中玉トマトは選べるほど無いの。今年は地植えだから大玉も楽しそうだけど、一人暮らしの母は、大玉だと食べ切れないのよね。
かといって、ミニトマトは収穫管理が大変。

私が自分の為に選ぶなら、エアルームから選ぶと思うんだけど、母は変わった色とか形の野菜はあまり食指が進まないみたいなので、普通に真っ赤な中玉トマトで何か適した品種はないかしら〜と検索するも、今年はあんまりときめくような新品種も出てないね。

私が水耕で育てた中玉だと、まずは、サカタのシンディースイート。初めて育てたのが2009年でした。我が家の重鎮、10年選手。
これはとても旺盛に育って、甘くて美味しい中玉トマトです。
けど、蔓のように背丈がどんどん伸びてしまって収集がつかなくなるのが難点。
緑のカーテンではなくて、地植で支柱を立てて芯止めして…という方法だと、どれくらい収穫できるのでしょう?

シンディースイート。写真は2019年栽培。

去年と一昨年は、Mr.浅野のけっさくでした。ウチでは大きめのミニトマトサイズにしかならなかったけど、甘味と食味はピカイチ。
実家のコンテナ栽培ではあまり沢山は収穫できなかったけど、亡くなった父も美味しいと絶賛した中玉です。コンテナでは水切れが頻繁だったけど、地植えならもっと楽に育つかもしれません。
難点は茎が硬くて折れやすいところよね。誘引が大の苦手な母にはちと難しいかな…。

Mr.浅野のけっさく。2019年・2020年栽培。

育てやすさはレッドオーレが一番でしょうかねー、育ち方も実割れの少なさも優等生。これは実家でも栽培して、そこそこ収穫出来た記憶があります。
でも、水耕に比べると、あまり甘味が出なかったのよね…。ましてや母は、完熟前にまち切れずに収穫してしまうタイプだから、酸っぱい酸っぱいと言って食べてました。魅力半減よね…。

レッドオーレ。2018年栽培。

どの品種も一長一短ではありますが、悩んだ揚げ句、今年は実家で育てた事が無い「シンディースイート」にチャレンジしてみようと思います。
シンディースイートは10年以上の付き合いだけど、土での栽培は未知数ですから、ちょっとドキドキです。
しっかり摘芯して、地植えならではの美味しさが出ると良いなぁ。

催芽までは加温するので東京で。25℃〜30℃で管理。

例年は東京でしっかり苗を作ってから持っていっていましたが、今年は催芽(発根)したらそのまま種だけを実家に持っていって、母と一緒にポリポットに埋めようと思っています。催芽さえすれば、陽当たりの良い窓辺なら加温なしで行けそうなので、植え付けるまでの苗は、母に管理してもらうつもりです。

留守がちで陽当たりの悪い東京にあるよりも、実家にあるほうが多分良く育つんじゃないかしら。
何より、母の「しごと」がある事が大事だし、育苗に慣れてもらうのにはトマトは最適。丈夫だもんね。

負担になり過ぎないように工夫して、初育苗を楽しんでもらおうと思います。
慣れたら好きな花苗の育苗も出来るようになるし、楽しみが増えるかもしれません。

今、ベランダにあるのは、ビオラとアスターだけ。

ちなみに今、東京のウチのベランダにあるのは何故か花苗だけ、という珍しい状況です。
お陰ですっかりヒヨドリも来なくなりましたので、我が家もそろそろ始動ですかね。
10年もの間、この三寒四温の季節を、毎年同じように種まきで迎えてきたんだなぁ。

でもね!今年は育苗も省力化を目指しますよ、請うご期待!

Posted on 2月 16, 2021 at 3:26 pm by Naomi / 4 Comments

コメントありがとう! 「10年目の三寒四温」

  1. 梅の開花、各地で話題になっていますよね~

    ポチ、っと!

    1. Naomi より:

      2021年2月17日 9:54 AM

      kasugai90さん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)

      ウォーキング中、「良い香りがするなぁ」と思ったら、紅梅が綺麗に咲いてました。この季節はついつい、梅を期待して、寺社仏閣を巡ってしまいます。穏やかな春でありますようにと、手を合わせてきました〜!

  2. 地震は大丈夫そうで安心しました。(^o^)b
    東日本側は広い範囲で揺れたようでしたし。。。

    地植えより水耕の方が甘いんですか・・・。
    水耕の方が常に栄養がありそうなので私は逆かと思っておりました。(汗)
    甘いトマトを作る時は、水を減らすとか塩水を撒くとか聞いてたし。。。f(^^;)
    レッドオーレ・・・完熟前は酸っぱいんですね。
    私は熟熟で食べるからこれも知らなかったです。(笑)

    1. akkyanさん、すっかりお返事が遅くなってごめんなさい!!

      二月の地震は、そこそこ大きな揺れだったのに、やっぱり10年前の地震とどうしても比べてしまって、もう忘却の彼方。 (^-^;

      トマトは地植えだと、トマトらしさ(香りや酸味)が、水耕より強くでる気がします。水耕トマトはバランス的に、甘みが強くなる印象です。
      それと真夏などは、それこそウチのベランダ水耕でも、塩水撒いたような異常なEC値の状態になったりして、甘味が乗ったりする事も多いかもしれないです。
      管理不行き届きのなせる技かも。笑

      レッドオーレ、樹勢なんかはピカイチに良いんですけどねぇ…。
      どうしても早めに収穫しちゃいみたいでした。色が綺麗だからかなぁ?
      結局、今、シンディースイートの育苗に母はチャレンジしています。
      後ほどその記事も書きますね〜 r(^ω^*)))

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