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根域制限栽培ってどうなの?(その1)
このトマトの花、綺麗でしょう?
これはねグレイトホワイトの花ですよ。普通より少し白っぽくて大きくて、花びらにフリルが入ってます。
だけど。全然肥大してこないんだよねぇー。もうずっとこんな感じ。
少し前にduckbill師匠が「EC値を上げると肥大スイッチが入る」という記事を書かれていましたが、うちは全然ダメなんだよねぇ。
ベルナーロゼは最初の1玉が色づいてきましたが、この1玉だけで止まっております。最近やっと2つ目が着果したのを確認できた程度。
そしてもう1種類の大玉、Dogma’s Perfectionにおいては、やっとまともな花房が開花!!ww
夏終わっちゃうよ〜〜ってなぐらいに絶絶不調です。大玉は難しいなぁ。
なんですけど。
なんですけどね。グレイトホワイトは実はもう1株ございまして。
鬼花を咲かせてどうにも暴れん坊だった株です。
結局その鬼花は肥大しませんでしたが何となく処分できなくて、そのまま土で育てています。
それがね、ここへ来てとても良い感じなんですよ。
そればかりか、同じように何となく処分をためらっていたベルナーロゼも絶好調。
これなんて、3つ同時に肥大してるんですよ。その他もしっかり着果してるみたい。こうなると処分できる訳がないでしょう。(笑)
水耕栽培ブログですからねぇ…。本来は水耕栽培のほうが調子良くないと困るんですけども。
でも、ちょっと面白いのでご紹介することにします。
じゃーん!
背丈70cm程ですが、まだ9cmのポリポットでーす(爆)
もちろん、もうポットの中は根っこでパンパン。
だけど老化してくる様子も無く。
そしてハタと気付いたのです。
これはもしかして……、根域制限栽培になっちゃってる?
根域制限栽培とは
制限された培地に新植樹を植栽することで養水分吸収を適正範囲に制御しながら品質向上を図る手法で、いくつかの根域制限栽培が開発されている。苗木を各種 容器に植栽して根域制限を行うコンテナ(ボックス)栽培や、土中に設けた不織布の枠内に苦木を植栽して根域を制限する防根シート栽培などで、栽植様式や設置形態で4類型に区分されている。これらの栽培方法では、培地土量を少なくするほど糖度向上効果は早く発現するが、樹体生育はより阻害されることが認めら れている。根域制限栽培では、樹体の小型化によって収穫、摘果等の結実管理が大幅に省力化されるが、一方では樹勢や収量の維持が難しく、慣行栽培よりもき め細かな管理が必要である。品質向上、収量確保やコスト低減、省力化等の面から詳細な検討が行われ、栽培方法、販売条件等に応じた最適な容器素材、培地土 量、培土組成、管理方法などが設定されている。
実際、こんなに小さなポリポットでは、朝の水やりで昼までしか持ちません。土も全然足りないので、最近は専ら水耕栽培の液肥が朝夕のご飯になってます。
(本当は、これの為だけに水を汲みに行くのが面倒なの。)
それでもあんまり背丈は伸びてこないです。根っこが広がれないからね、大きくなりようが無いんでしょうな。
これは♥工夫すれば、超コンパクトに育てられるって事でしょうか。それは楽しそう!使いあぐねている防根シートもたらふくあるし。(๑´∀`๑)
と言うわけで、駄目元で根域制限栽培にチャレンジっすー♪
(次回へ続く。請うご期待!)
Posted on 2015年6月30日
みなさまからのコメント
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根域制限栽培。
朝、水遣りをしても昼には乾いてしまう。
渇水栽培にもなっていますよね~
ポチ、っと!
kasugai90さん、いらっしゃいませ(*^-^*)
渇水栽培かぁ!そうそう、結局は根域栽培のメリットは、水分と養分のコントロールが利く、という事なんでしょうね。だからトマトやメロン等の糖度が高い作物に応用されるんでしょう
まぁ…そんなに面倒をちゃんと見れない気がするんですけどね(笑)
でもチャレンジ栽培は楽しいので、試してみまするーp(´∇`)q
紛らわしいことにグレイトホワイトは、着果しなくても落花するまでが随分と長いので、多分肥大しないのじゃなく着果してないのだと思う。
肥大スイッチの記事で、グレイトホワイトについて「元々このトマトは、いくら花が咲いても早いうちはなかなか着果しない後半型」って書いた通り、我が家も同じく、花は沢山咲けど全く着果しない(笑)
少なくとも水耕では多分に後半型ですね。
で、ようやく最近になって、我が家も着果始めました。(^^;ゞ
duckbillさん、いらっしゃいませ♪
なるほど、落花までの時間がかかっているだけなんですか…。
確かに、花の中央には小さな実があるにはあるのですが、
段々と茶色っぽくなってきているような…( ̄ω ̄;)
このまま朽ち果てていきそうな雰囲気です。
ポリポットのグレイトホワイトの実は、もう3cm程になってますんで、これは大丈夫だと思います!
が…。
何とか収穫まで辿り着ければ良いのですが、無茶な栽培をしてますからね(笑)不安だ〜〜〜ww
うちの(何故か好調そうに見える)ポスト上花壇と同じでしょうかねえ。
過酷な状況だからこそ子孫を残そうと頑張っちゃうみたいな。f(^^;)
でもポットのままだったナスはまったく花芽が出ないんですよね。_|~|○
う~む・・・謎だ。(笑)
とりあえずこちらは一回り大きなポットに替えてみましたけど。。。f(^^;)
akkyanさん、いらっしゃいませ♪
>> 過酷な状況だからこそ子孫を残そうと頑張っちゃうみたいな。f(^^;)
ああっ。そうなのかなぁ…。だとしたらやっぱり植物虐待かな?(笑)
でも、あんまり伸び伸びさせても、葉っぱばかりが茂ってしまうしねぇ。
ナスはダメですか? うちはね、ナスもあるんですよ実は(笑)
割と良い感じなんですが、もしかしたら、毎日液肥だからかなぁ???
暑い日に如何にして乾燥させないか、それが目下の課題なので、
先ほど、ポットをフェルトに変えてみました。
後でパート2の記事としてアップしまーすr(^ω^*)))
突然失礼します。
フェルトポットは毛細管現象で水を外側に運ぶので、乾燥対策として逆効果かもしれません。
ベランダぶどう園さん、いらっしゃいませ&初めまして(*^-^*)
確かにフェルトポットだけですと、とてもじゃないけど、真夏の暑さは耐えられそうにないですね。
今回は逆に、底面の液肥を全体に運んでもらう目的で使おうと思っているのですが、慎重に観察しながら試していくようにいたします。
ご忠告、感謝いたします!
根域制限栽培ですかー。
すくすく育てるには根が伸び伸び広がれる方がいいと思っていましたが、そればかりじゃないんですね。
植物って、なにかと刺激を求めているというか、スリルがある方が頑張るんですかね?笑
yaefit1500さん、いらっしゃいませ♪
何となく以前から気になっていたキーワードだったんですが、試す機会が中々無くて。
>> すくすく育てるには根が伸び伸び広がれる方がいいと思っていましたが、
いや、これはやはり正解だと思いますよ。根のボリュームが、そのまま地上の様子に反映されてると思いますもん。
ただ、ベランダが狭いので、コンパクトな樹勢で実が着いてくれると良いな〜と思ったんです。大玉って背が高くなりがちでしょう?
>> 植物って、なにかと刺激を求めているというか、スリルがある方が頑張るんですかね?笑
ああこれ、名言!!そんな気もします〜〜〜(笑)