- 水耕栽培
- ブロッコリー(水耕)
- 水耕栽培
- 葉物野菜
立春における悩み 〜抽台と花蕾と沈黙と〜
立春です。良いお天気です。
ちょっと寒いけれど、水耕プラコップ栽培のルッコラが花を咲かせました。
もうすぐ春だもんね。
立春を過ぎると、段々と陽が長く感じられます。
西向きで午前中は陽の当たらないベランダを持つ身としては嬉しい限りなんですけど、育苗には良いとしても、葉物野菜の抽台(苔立ち)には厳しい季節になってきます。
冬の野菜は、花を咲かせたくないものと花芽を収穫するものとに二分されます。もちろん、葉物野菜や大根は花が咲いてしまうと葉が硬くなり、大根も美味しくなくなっちゃうから厄介。
んー、「気をつける」と言っても難しいんですが、ちょっとおさらいメモ。
離春化現象(りしゅんかげんしょう)
低温を与えて春化処理した麦種子を高温にあわせると、春化効果が消える。このような現象を離春化、あるいは脱春化といい、ディバーナリゼーションともい う。 ダイコンの春どりトンネル栽培において、この現象を利用して夜間に受けた低温の影響を日中の高温管理で打ち消し、抽苔を回避する栽培が行われている。タキイ:園芸用語辞典 より
折角「立春」なのに「離春」かよー、ってなね。
えっと、日中の温度が高ければ夜が寒くても春を感じ難いよ、という事でしょうか。極力、花芽分化をさせないようにするには、日中温度25℃を目安に温室やビニール保温で管理すると良いようですが、最低気温の積算で分化が決まるんでしょうからねぇ。もう2月だと難しくなってきますな。
じゃぁサッサと次の種を…と行きたい所ですが、厳寒期の種まきについては↓こちらにあるように、播種時から15℃より下らないように管理するのが大事みたいです。
うーむ。どっちもどっちで難しいね(笑)
一方、花芽を食べる系は、成長が活発化してきてます。
ロマネスコもぐんぐん大きくなってきたので、今日の晩ご飯で使います。
シチューにしますかね。これで3株のうち2株終了。水耕でも案外ちゃんと育ちますね。
生長点の葉っぱをことごとくアオムシにかじられ、成長が著しく悪かった3つ目の株も徐々に花蕾が大きくなってきてます。でもココから先は肥大と開花のせめぎ合い。チキンレースになってきます。気をつけないとね。
今年はスーパーで見かけるブロッコリー系も育ちがよくて立派だなぁーと感心するけど、我が家のもソコソコ良い感じでございます。にんまり。
ところが1株、どうにもならない花蕾野菜がありまして。
これこれ、もう立ち姿も酷い。(笑)
これが何かと品種名を書くのは気が進まないので、こちらでご確認くだされ。買ってきた苗です。例の白い茎ブロッコリーです。
これがね、もう何にも発生してこない(笑)
そして美味しくないのか、全くアオムシにも喰われないし、ヒヨドリも寄ってこない(笑)
何の為に液肥注いでるのか、もう意味不明。
下葉はどんどん落ちて行くし、ちっとも太くならなかったし、全然かわいくない。
戦力外通告をしたのですが、これほんと、もう撤収しようかなぁ。
それとも3月ぐらいに何か大きな展開があるのでしょうか、もうちょっと待つべきかなぁ?
うーん、春って悩ましいわ。
Posted on 2015年2月4日
みなさまからのコメント
コメントフォームへ
だいぶ陽が長くなってきましたね~
おかげで、いろいろな野菜の「とう立ち」が・・・
kasugai90さん、いらっしゃいませ♪
夕方、買い物中に陽の落ちるのを焦らずにいられるのは良いのですが(笑)
野菜の春の楽しみ方は半端ないですからねぇ(^-^; すぐに咲いちゃうんだもの。
でも、アブラナ科は花芽も美味しいですからね、春の楽しみでもありますがネ♡
この記事で、今使いまくっているイタリアンパセリが2年目だってことを思い出しましたな(笑)
花芽が出そうなら、摘みまくらなきゃ(^^;ゞ
しかしこの白い茎ブロッコリー君、食べられたら食べられたでいやだけれど、アオムシにも、ヒヨドリも全く相手にされないってのもちょっと悲しいかな(笑)
duckbillさん、いらっしゃいませ♪
イタリアンパセリ、長持ちしていますね!すごいなぁ。
パセリって、花が咲くのは初夏じゃなかったですかねぇ? 畑の野良パセリが可愛い白い花を着けてたのを何となく記憶しておりますよ。
この白茎くんは、葉色もいかにも美味しくなさそうなんですよ(笑)
珍しく買ってきた苗なのに、これじゃぁガッカリでふ。(。-_-。)
まぁ…そもそも、こんなにカリフラワーっぽい雰囲気なのに、側芽蕾がいっぱい出る!ってのも怪しいもんですけどねww