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実家の菊祭り 2021
このままでは、10月も11月もブログを更新せずに終ってしまう!
という危険水域なので、実家のスプレーマムのまとめをアップします。
Twitterと同じお写真ですが、来年の自分の参考用に、メモを残したいと思います。
今回は写真が多いので、ページが重かったらごめんなさい。
覚えている限り、開花順で並べます。
11月半ばまでで開花したもので、まだ咲いていないものも最低1種類ある模様。
それは開花次第、追記するとします。そうすると20品種だね。
スプレーマムは母の一番の楽しみで、去年は沢山の苗を購入しました。
品種が一気に増えたので管理が大変になってきましたたが、一先ずは全部写真にとってみました。
並べてみるとなかなかの圧巻です。
まずは真っ先に咲いた朱色のシングル。昔からウチにあるレトロで変わった色の小菊。
1株しかないので、今年は株分けしようと思う。
家の裏手で咲く小菊、これは多分、今の家を建てる前の古い家の頃からあるかもしれない。
発色の良い絞りの小菊。
上の写真の菊の隣で、地面に這うように咲いていた品種不明の小菊。ここは水やりがおろそかになる場所で、水やりが少ないと、短くしか育たないことが良く分かった。
去年はもうちょっとピンクが強かったはずだけれど、今年は何故かほぼ白になってしまったシングル咲き。10月中旬開花。早めに咲くので、来年はもうちょっと本数を増やしたい。
去年購入した苗。福袋的な苗セットだったので、品種不明。上の薄桃と同時期にさいてくれた。花びらはアザミ咲きでぎざぎざ、中央はグリーンアイ。
写真だとピンクベースに見えるかもしれないけど、レッドベース。
去年購入した「カンターレ」という品種。黄色い小菊は多いけど、これは2cm程の小さな花がトップに密集して咲いてすごく可愛い。
そして今年、私が株分けや刺し芽の練習台にしたばっかりに、大量に増えてしまったピンク絞りシングル咲き。昔からあるので品種不明。この菊は茎が細くて儚げで可愛いのだけれど、枝がバカみたいに横に広がってしまうから、来年はちゃんと整枝しようと思います。
去年購入した「ララミー」という品種。夏にもちょっと咲いていた気がするけど、2期咲きと書いてあった記憶が無く、ネットで調べても不明。
アザミ咲きで、頂点に5cm程の花が密集する。ゴージャス!
トマト棚の隣にひょろーっと出てきた菊。昔はこの菊が沢山あったそうだけど、他の変わった花に押されて少なくなってしまった模様。絵に描いたようなオーソドックスな可愛い小菊。株分けしようと思います。
11月に入ると、次々と開花が始まります。去年の苗購入時に花が咲いていなかった小苗は、今年始めて見る色だったりして、母も大喜び。
特にこの「ロイス」は、外側からイエロー、オレンジ、エンジとグラデーションがきれいなデコラ咲き。
購入時は小さな苗で、でも1つだけ終わりかけの小さな花が着いていて、あまりいい雰囲気じゃなかった。夏の間も散々キクスイムシにやられてたけど、こんなに見事な花が咲くとは。
ただ、背を高くしすぎたので、来年はもうちょっとコンパクトに育てたいところ。
これはツイートするのを忘れていた「ネネ」。去年購入です。花芯部分が大きくて丸くて、小さいひまわりみたいで可愛い。
去年購入の白菊「フーゴ」。花びらは筒状、中心が少し緑。メーカーさんのサイトには「白色底赤色緑芯管弁中幹」と表記があったけど、「底赤色」って何のことだろう?切り花で飾るとものすっごいオシャレです。
去年購入した「マルフィー」は、ポットマム(鉢植えで小さく育てる)としても人気の品種のようです。でも特にドワーフ品種という訳では無いようで、地植えして普通に育てると普通にでかくなります。内側の花びらまできれいにくるんとカーブする、「ダリア咲き」とか「ポンポンマム」とか言われる花です。可愛い〜。
黄色い「クック」も去年購入。マルフィーと同じく、ポンポン咲き。花芯がグリーンなので、爽やかな雰囲気。こちらもポットマムとして人気のようです。
そしてこれは、数年前から我が家の庭で最も株数の多い、通称「ウチの菊」。花も大きいのだが、それがトップに密集するので、頭が大きくて支柱を立てるのが大変だった…。
この変わった菊は、ご近所の母のお友達、ヒデコさんから株分けしてもらったもの。そのヒデコさんはもう数年前から認知症のために介護施設に入ってしまい、この菊も咲かなくなってしまったらしい。だからこれが咲くと毎年、息子さんにお裾分けに行くみたい。筒状の花びらの先が、スプーンのように広がる「スプーン咲き」。
去年は3ヶ所で咲いてたけど、今年は1ヶ所だけしか勢いが無い。冬至芽の様子をみながら保全せねば。
これは去年購入した「ミルトン」らしきもの。
らしき、というのは、本来のミルトンは花びらが丸くて花芯が緑のダリア咲き。Googleで画像検索してもやっぱり花びらが丸い。
でもウチのミルトンは何故か花びらの細いアザミ咲き。ものすごいオシャレ。花径5cm。
こちらは品種不明の深紅のデコラ咲き。いつからあるのか、母は良く覚えていないらしいけど、去年も相当数咲いていたので、父の生前に植えたんだと思う。
去年、艶やかに咲き誇るこの菊を見て「ああ、菊を育てるのも面白そうだな」と初めて思えた。
去年はもっと遅くに咲き始めた気がしたけど、今年は11月に入ってすぐ開花が始まった。
そしてこれは、父も気に入っていた昔から咲いてる品種不明の菊。色も花の大きさも、まるでコスモスみたい。
この菊は他よりも遅く開花するので、いつもヤキモキするのだけれど、毎年、冬至芽が少ししか出ないので、増やすに増やせない。
来年は挿し芽で増やしてみようかな。
本当はこの他に「もってのほか」というピンクの食用菊も植えたんだけど、食用菊で美味しかったのか(?)アブラムシの餌食になってしまいました…。
それと、父が知り合いから株分けしてもらい大事にしていた、通称「橙の絞り」という花径の大きめな品種が、今年は見当たらない。
あちこちにあったはずなのに。駆逐しすぎたかなぁ…。
まだ咲かない品種がこれであることを祈るばかり。
初めての菊作りでしたが、そこそこ花に埋もれる庭になり、母は頻繁にご近所に切り花を配って歩いてるようです。
母念願の「花屋敷の婆さん」を堪能できたようで、まぁまぁの成功だと思います。
今年の反省点としては、夏に芯止めするタイミングを見失ってしまい、背を高くしすぎて、母には支柱の管理が出来なかったこと。
来年は切り花農家さんの知恵「フラワーネット」なるものを導入して、しっかり真っ直ぐな茎にチャレンジしようと思います。
以上、2021年の「実家の菊」でしたー。はぁーお疲れさんでした。
あたし、そのうちにスプレーマムの達人になる予感がする…。
【2021.12.29 追記】
上記の「橙の絞り」は12月始めに1株だけ咲きました。
そしてもう1種、遅咲きの濃いピンクが12月に開花。これも古くからある品種。今もまだ少し花が残っていて、正月の仏壇を彩ってくれます。
Posted on 2021年11月21日
みなさまからのコメント
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すごい数の菊ですねえ・・・。/(゚o゚)ゝ
きっとご実家の庭は、東京ドーム4つ分くらいはあるんじゃないかと。。。(笑)
うちもノースポールはあるんですけど、一年草ですから毎年苗を買ってます。
一度ガーデンマムを買ったんですけど手入れが下手くそで次の年は咲かず・・・。(涙)
こりゃ~達人に指導して頂かないと。。。f(^^;)
akkyanさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)
まさかー(笑)そんなに広いわけないじゃないですかww
1株しかない品種も多いので、これだけ増やすことができましたけど、全体の株数的にはこれが限界です (^-^;
最近はホームセンターにも、可愛い品種が並んだりしてますね。でもマムって、あんまり育てかたの本とかも出てないし(知ってる限り1冊)、意外とマイナーなんですよね。花後の伐採→冬至芽整理→新芽摘芯ぐらいでも大丈夫かと思われますんで、また機会があったらぜひ!!
今日も、こうした菊を街角で見かけました。
暖かい秋も、もう終わりかな?
菊も、雨後の寒さで枯れてしまいそうです。
ポチ、っと!
kasugai90さん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)
私も最近は、散歩で変わった品種を見かけたりすると見入ってしまいます。
明日以降は冷え込みも強くなってきそうなので、そろそろ寒咲きの品種とバトンタッチですかね。
花は楽しいんだけど、この後の片づけがなぁー(苦笑)
考えるだけで気が重いです (´ω`;)