ものすごーく暖かい日もあったりして。
立春を過ぎて、春の匂いを感じる日が増えてきました。
相変わらず実家通いは続いていますが、なんかこう、自分の楽しみを作らないといかん!と思いたち、庭の整備を始めました。
と言うのもですよ、ちょっと聞いてくださいよ。
本題から外れますけど、
どうすんの?オリンピックやるのかね?
半年後の事が決まってないって、どういう事なのよ。
もしやるならば、ですよ。きっとそれまでにCovid-19が落ちつくなんてあり得ないでしょうよ、いくらワクチン打ったとしても、だ。
海外からのお客様が東京にあふれ返るのであれば、私はその間の電車移動は無理だと思ったわけですよ、高齢者がいるからね。
やれ勝ったよ酒盛りだ、負けたぞやけ酒だみたいな人がたくさん乗ってる電車になんて、乗れるわけないじゃん。どんだけ精神強くてもしんどいと思う。かといって母を独りで放っておく訳にも行かない。
そうなるとですよ。ずっと実家にいる事になって、
ベランダでの夏野菜の水耕栽培が出来ない。
だから今年は、種まきをまだしておりません。
サンマルツァーノだけは何とか育てたいんだけど、いかんせん、オリンピックがはっきりしてくれないと何も決まりません。
2月半ばまで待って、中止か延期なら種まきするけど、決まらなかったら今年は水耕も全部、購入苗。もし決行するなら、東京のベランダ水耕は、今年はお休みかなぁ…。
なんだか自分の居場所が定まらないような、そんな寂しさを感じています。
自粛疲れも溜まってきてるけど、東京に住んでる人は、オリンピックの不透明な先行きも、ストレス疲れを増幅させている気がします。
みんなあんまり言わないけど、「やらない」って言ってくれたほうがスッキリして良いんですけどね。
さて文句ばっか言っても仕方ないので、実家の庭仕事に戻ります。
今回は力仕事が多いので、ダンナ氏も召喚。ひとりでは出来なかった作業を手伝ってもらいました。
まずは、かつては庭でメインを貼っていた盆栽棚でございます。
父の生前からすでに、ちょっとずつ枯らしてしまっていて、もう殆ど枯れ木が乗っかっているだけの棚。
私が小さかった頃は、さつきの盆栽が沢山あって、春には色とりどりの花を咲かせていましたが、さつきのお手入れって大変なんだよね。
父が歳をとるとともに、1つ減り2つ減り、とうとう去年は1鉢しか咲きませんでした。
これを移動したかったのです。
かつては父の車があったから、この棚は庭木側にピッタリと寄せて作られていました。庭木側は土留めで高くなっていて、実は入り込んで除草作業をするのが難しかったのよ。
梅の木があるので夏場は半日影でだから乾燥に弱い花ものなんかには良さそうなのに、すっかり荒れ地になっちゃって。
盆栽棚側から入れたら手を入れられるのに良いのになぁ、と、ずっと思っていたんです。
棚は父の手作りで、脚はただブロックやコンクリ版を重ねてあるだけだから、二人でやれば移動は簡単です。
本当は撤去しても良いんだけど、1周忌もまだだし、あまりにも処分し過ぎるのも何となく気が引けてしまいます。
今はまだ「父の庭」であり、その保守は、母にとっては大きな意味があるようです。
だから私もあまり大きく変化させないように、まめに水やりをしたり、庭木も選定したりしています。
でも、「せねばならない」庭のキーピング作業って、やっぱり面倒くさいし、寒い冬も暑い夏も大変なのよねー。せめてもっと使いやすくしたほうが、母も楽しくガーデニングできると思うんだな。
そして少しずつ、母は自分のための場所を作っていって、今度は自分の庭にしていく。
もちろん私も、自分なりに手を入れて、庭に少しの居場所を作る作業が必要なのです。
そうでないと、ただのご奉公になってしまって、ちっとも楽しくないんだもん。
とりあえず、入り込んで作業が出来るように隙間を空けたら、ものすごいスッキリ!
出っ張っている材木は、後で切っちゃおう。
どうにも作業出来ずにムラに植わっているリュウノヒゲを整理すれば、新しい花壇として使えそうです。
もう一ヶ所、門のすぐ内側、ここにも最近まで盆栽棚がありました。
ここにあった棚は流石に邪魔でしかなかったので、庭の不用品改修の際に撤去。その後、母が綺麗に除草をしてくれていました。
ここは夏野菜の小さな畑を作ります。今年はプランターでキュウリは作りませんよ、夏の水やりが大変なんだもん。
さてさて土はどんなかな?と掘り起こしてみると、盆栽棚のために入れたコンクリ版が2つ。
ダンナ氏を呼んでおいて良かった!掘り起こして撤去してもらいました。
畑として使えるのは40cmの奥行きで2mほど。母は「こんなに小さな畑じゃ何も出来ないよ」と笑ってたけど、充分でしょうよ。
東京の菜園マニアなめるんじゃないよ、プランター4つ分だよ?
充分過ぎるほどだと思うんだけど。
そういえば震災の年、福島の園芸店で苗を買った時に、「ベランダで育てます」って言ったらお店のかたに、「へ?ベランダ? あの…洗濯物を干すところに?ですか?」って言われて笑った事を思い出しました。
東京の水耕サイバーなめるんじゃないよ、ベランダがあれば充分過ぎるでしょうがー笑。
今回は台所から出た生ゴミを乾燥させたものを堆肥として使う、というのも楽しみのひとつです。
乾燥機でパリパリになった生ゴミから、母が大きな見た目の悪いものは取り除いて、溜めておいてくれていました。
香ばしい良い匂いがする生ゴミ堆肥。どうなのかなぁー使えるのかな。
多分、ちゃんと完熟させないと植物にはアカンだろうから、2月の今、土に混ぜておけば、少なくとも2ヶ月は分解できるはず。
4月の上旬に定植したとしても、きっと大丈夫。だよね…。
それとこれも、よく解らん余り物の「有機カルシウム」という代物を漉き込みました。
いつ買ったものなのか分からないんだけど、カルシウムって経年劣化するんでしょうかね?
これらと、少し土が硬く感じたので、腐葉土を漉き込んでおきました。
この畑は門柱のすぐ脇なので、とても目立つところにあります。
なので今回は緑色の支柱の自作やぐらではなく、近所のホームセンターで「ガーデンアーチ」なるものを購入しました。
ほら、良くおしゃれなお宅で、モッコウバラとかからんでるやつですよ。
でもウチではここに、キュウリが絡みます!トマトがぶら下がります!
じゃーん。
週1回しか来ないからどうなるか分かりませんが、地面にマルチでもすれば、何とかなるでしょう。
内側にはネットを張ってキュウリ、両脇外側にはトマト、って感じですかね。
ふふっ。楽しみが1つ出来ました。
可愛らしい畑になると良いなぁ。
Posted on 2月 8, 2021 at 7:43 pm by Naomi / 10 Comments
kaugai90 より:
2021年2月8日 10:38 PM
有機カルシウム肥料、貝殻などを混ぜた肥料ですね~
カルシウムは有効です。
我が家でも、少し庭の整頓を・・・
ポチ、っと!
Naomi より:
2021年2月9日 8:45 AM
kasugai90さん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)
カルシウム、特に固まっていたりもしていなかったので大丈夫だと思うのですが、多分、10年物です(笑)
土の栽培は、秦家を借りていた時以来だから、もう8年のブランクです。
上手くできるかどうか、不安〜 (^-^;
気象庁の1ヶ月予報ですと、例年より気温は高めのようですので、そろそろお庭の整頓も良いかもしれません〜(⌒-⌒)
akkyan より:
2021年2月9日 1:47 PM
盆栽棚の移設、良いじゃないですかあ。(^o^)b
棚は良いんだけど、裏側ってホントに入らなくなるんですよね。f(^^;)
うちなんて棚の裏側は枯らした鉢の置き場になってますし。(汗)
オリンピックは無観客になるんじゃないですかねえ。
別に頑張ったわけでもない聖火リレーはやらなくて良いけど、
オリンピックをやらないのは頑張った選手も可哀想だし、
なんといっても放映権料も返したくないだろうし。。。(汗)
でも実家通いに楽しみが増えるのは良いですよね。
素敵な庭になりそうです。(^o^)b
Naomi より:
2021年2月9日 7:58 PM
akkyanさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)
裏側は本当に無法地帯になりますよね(笑)わかります、目に入れたくないものは取り合えず裏側に置いちゃうもんね (^-^; どこのお宅も一緒ですねぇww
私はオリンピックは、どちらかというと、もう1年ずらしてでも、きちんと皆でお祭り騒ぎしたほうが良いと思ってるんです。
もしくは中止になる荷ならば、オリンピックとは別に、コロナ撲滅祝いとして世界大会をやるとか。どうせやるなら、パ〜〜〜ッと明るい大会にして欲しいなぁと思ったりしてます。
庭の手入れって大変なんだなーとつくづくへこたれていますが、これからは出来る範囲で無理せず、新しい庭スタイルが出来ていくと良いなぁと思っています。
母も今年は、色んな花の種を播いてみるらしいです。
母の庭の第一歩、ですね。
いまねえ より:
2021年2月12日 10:54 AM
Naomiさん、こんにちは。
実家の庭、あるあるですね!
我が実家も亡父が棚を作り所狭しと並べた鉢の数々びっしりでした。
母は自分が手入れしきれないし、それ以上に自分がやりたかった庭にしたいという思いも強かったようで父が亡くなった後、一周忌どころかその年内に整理を始めました。
私たちが帰省すると力仕事を頼めるというのも、不用品処分してくれるというのも大きかったのでしょう、亡父が丹精込めていたバラなど2,3鉢残した他は母が日常草取りなど手入れしやすいように整理、その潔さにこちらが驚きましたが、私たちも若くないし自由に動けるうちに、と作業を進めたのが結果、正解でした。その後のよもやのパンデミック。。
昨年から新型コロナの為帰省頻度激減していますが庭を整理して作った一畳ほどの畑で苗の成長を見ながら母は楽しんでいるようです。なにより庭の手入れするのに転んだり躓いたりしないようにしておいたのが良かったと思う今、今度は私たちも自分の家の庭や畑を落ちていく体力に見合った形に整理していかねくてはと思っています。
Naomi より:
2021年2月12日 2:18 PM
いまねえさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)
何と!本当に「実家の庭、あるある話」になってきました(笑)
うちの母もね、いまねえさんのお母様と同じように、自分のやりたかったスタイルの庭を目指しているみたいです。さつきとか盆栽とかそういう日本的な庭ではなくて、四季折々の花が咲く庭にしたいらしく、「このマンリョウが邪魔、このツツジも大きすぎ」とか言って、ばっさばっさ切ってます(笑)
おっしゃるように、「私達が動けるうちに」はとても大事ですよね。こと庭の整理は、普段の生活にそんなに影響しないから、父の時から「のちのち何とかする」つもりだった案件が蓄積していて、危ない箇所も結構あるんですよね…。
小さな畑、良いですよねー、お母様の様子が目に浮かびます♪
うちの母にも、新しい楽しみ方を庭で見つけて欲しいなーと思ってます。
>> 今度は私たちも自分の家の庭や畑を落ちていく体力に見合った形に整理していかねくてはと思っています。
これねー、ホントにホントに。マンションに庭は無いですけど、ベランダ水耕でさえ、省力化が必要になってきましたもん…。やたらと買っていた園芸用品も、こんなに要らないやーと思い始めてきてます。小まめなお手入れがもう難しいんだもん (^-^;
無理なく楽しめる園芸スタイル、自分たちにも必要ですなー。
か~ちゃん より:
2021年2月14日 5:31 PM
お久しぶりです。
大きな地震があり、昨夜からずっとテレビにくぎ付けです。
被害はありませんでしたでしょうか。まだまだ大きな余震が来るようなことも言っていますので…どうかくれぐれもお気を付けくださいませ。
ケガなどされていませんことをお祈りしております。
Naomi より:
2021年2月14日 7:23 PM
か〜ちゃんさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとう!!!
こちらこそご無沙汰しちゃってゴメンね (。-_-。)
お心遣い、ありがとうございます。
東京はいたって平穏!大丈夫よ!何も倒れませんでした。
千葉県の実家には、昨晩は丁度、妹家族が遊びに行っていたのでわーわー大騒ぎしたみたいだけど(笑)でも、母が独りの時でなくて良かったです。
郡山の義実家は、落下物が多くて片づけが大変みたい。でも、両親ともに怪我もなく、ライフラインも無事なようです。暫くはしっかりと、安全第一で暮らしていこうね!と、家族みんなで再確認しました。
色々な報道で、か〜ちゃんさん、辛い思いしてませんか?大丈夫?
最近の報道は、しつこいくらい同じ事ばっかり取り上げるし、福島沖が震源なので、不安を煽る報道も多いと思います。
どうかか〜ちゃんさんも「心の安全」も大事にしてお過ごしくださいね〜 (*^-^*)
か~ちゃん より:
2021年2月14日 8:33 PM
Naomiさんはじめ、ご親戚の方も(後片付けは大変でしょうが)ケガもなかったようでホント、何よりです。安心しました。
まだまだ余震が続く状態のようですので、これからも十分にお気をつけて…また、コロナにも負けずにお過ごしくださいますようにお祈りしております。
Naomi より:
2021年2月14日 9:50 PM
か〜ちゃんさん、ありがとう!
明日からは荒れたお天気になりそうで、そちらも寒くなると思います。お互いにしっかり自愛して過ごしましょう♥️