- 親のこと
人のものなら捨てられるのに
今日で9月もお終い、ということで慌てて更新しております。
1ヶ月前、何となく秋の匂いが…なんて書いてましたが、もうすっかり秋本番となりました。
ここ数年は、一旦涼しくなると、すんなりと季節が動く感じですね。去年も9月の初めに「涼しくなった」と思ったら、そのまま秋に突入していった記憶があります。季節にメリハリがついた感じです。
去年と同様…と言っても、台風被害は勘弁して欲しい。
今年は実家の母が一人なので、台風のサポートは私の担当。地震はいつ来るか分からないけど、台風はある程度予測がつきますから、しっかり準備しておきたいものです。去年は9月から関東も台風被害がありましたもんね。
一応、非常食や飲料水、自分用の長靴や去年売り切れて探すのが大変だったブルーシートや養生テープを買いそろえておきました。
実家にはやたらと物があるんだけど、肝心な時に使えるものが何もなかったんで、去年はとても苦労したんです。
写真を撮るのを忘れちゃったけど、停電になった時に自動で点灯するライトも、母の寝室とリビングに設置しました。
夜中の停電だと、懐中電灯が枕元にあっても探せないぐらい真っ暗だもん。
慌てて転倒すると大変!つって懐中電灯は沢山あるんですが、それを探せなくては意味が無いでしょうに。
そんなこんなで、相変わらず忙しく東京と実家を行ったり来たりしておりますが、去年の今ごろは父が抗ガン剤治療で入退院していて、病院と実家の2ヶ所に通っていたのよね、ブログではまだ内緒にしていたけれど。
10月に入ると、大型台風を心配した父が、急きょ「退院して家に帰る!」ってわがまま言い出して。暴風雨の中をタクシーで迎えに行ったりして。
あれからまだ1年も経っていないなんて信じられない。
川の増水で警報が鳴り響く夜中、年寄り二人を2回に避難させたりして、去年は本当に大変だったなー。
今年はそれに比べると随分と楽です。
こんなものを植える余裕も出てきたりしてます。
花を育てるのが母の趣味なのですが、最近はとりわけ、仏壇の供花に出来るものが中心になってきています。
小菊は以前から育てているのですが、今年は切り花向けのスイートピーやラナンキュラスも増やす予定です。
なんて書くと、亡くなった父のために母が甲斐甲斐しく…と読めますが、父が育てていた庭木や盆栽などは「花も咲かないし、つまんないからもう要らない。」とあっさり伐採する母でもあります。
女心は幾つになっても難しいね…。
まぁ、母が一人で手入れできる庭に変えていくのが正しい方向ではあるので、100%、母の意見中心で問題はございませんけど。
庭だけでなく、家のあちこちが変化しつつあります。
最近は毎日母が洗濯物を干す縁側のリフォームを検討中。
作り付けの濡れ縁が狭いので、転んで落ちないように、広いウッドデッキ風なものに変えようと娘二人で企んでいます。
でもね、新しいのを買うのは良いんだけど、古いものの撤去や処分が大変なんですよ。
濡れ縁の下には良く解らん端材が目一杯詰っています。これも一緒にどうにかせねば。
ゴミ処理問題は、田舎の親のサポートの「あるある」だよね。田舎だとどうにも処分に困るものは、妹が車で自宅のある神奈川まで持って帰ってたりししてくれてますが、母曰く「お父さんは兎も角ゴミを捨てるのが苦手だった。全部捨てるのには私の寿命が間に合わない」くらい不用品があるようです。
上に書いたわたし用の長靴も、去年までは「長靴ならいくらでもあるから」という父のものを借りていました。サイズは合わないわ古くて重いわで散々でした。
穴が空いている長靴、ゴムが劣化してべとべとになった長靴。
1つ自分のを買ったので、4つ父の長靴を捨てました。(でもまだ2つあります)
使えない物が多い実家で毎週ゴミと格闘して「お父さんたら、なんでこんなもの溜めてるの!」と、毎度母娘で憤慨。まぁー不用品の多いこと多いこと。
でもね、ふと思ったんですよ。足が不自由だった父には、どれも「何かで使うかもしれない」素材だったんだろうなーと。
私たちにはゴミにしか見えない木っ端や紐や、古いビニールシート。使って曲がった短い針金、10cmしかないホースの切れ端。
どれも父が「未来に使うであろう」と判断したものであって、ゴミではなかった。車にも乗れなくなり簡単には新しいものを買いに行けなくなった父が、こつこつ溜めた材料だったんだと思います。そう思うと愛おしい。
…けどまぁ、捨てますよ。要らんわ(笑)
東京の自宅のほうでは、忙しさにかまけて、上旬にトマトをダメにしてしまいましてね。
2シーズンも頑張ってくれて、ありがとうございました!と、枯れた葉を落として、ボチボチ撤去していくかぁーなんて思いつつ。
その後、お墓掃除やらお彼岸やらで慌ただしくしており、すっかり手薄になったベランダで、全滅したと思っていたトマトが見事に復活しておりまして。
涼しくて快適なのかね、本日はまたこんな感じで目を楽しませてくれています。
人のものはがんがん捨てられるのに、自分のものはなかなか捨てられん。
台風来る前に、いい加減、撤収せねばなー。
Posted on 2020年9月30日
みなさまからのコメント
コメントフォームへ
あはは・・・耳が痛い。。。(笑)
いつかは判らないけど、そのうち使うかも知れないし、
その時無かったら、悔しいやん。(汗)
なんて~事を考えちゃうんですよね、私の場合。。。f(^^;)
ま、知らないうちに人が捨てるのは、別に構わないんですけどね。(笑)
「だから要るって言ってたのに~」って言えるし。(激汗)
たぶんお父さまもそんな感じだったんじゃないですかねえ。
心置きなくご処分を・・・。(笑)
akkyanさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)
DIYが趣味の方は、やはりそうでしょうねー笑
>> ま、知らないうちに人が捨てるのは、別に構わないんですけどね。(笑)
あら、ホントですか。ウチの父は何がどこに置いてあるのかをしっかり把握していて、そーっと捨ててもバレましたw
「何で捨てるのよぉ…」という悔しそうな父の顔、今では懐かしく思います r(^ω^*)))
まぁでも!生きてる人のものを勝手に片づける訳にもいかないので、
akkyanさんはしっかりと、ご自分で整理整頓なさってくださいよ!
今ここに、奥様のお気持ちを代弁しておきます、
「少しは整理してちょうだい。」
なんちゃって笑。
Naomiさん、こんにちは、
あらまぁ、お父様とお母様のエピソード、全く我が両親とダブります。どこのお宅もあるある、なんですね。手狭の縁側リフォームも私と夫が注目したポイントでした。そう、あの狭さは危ないですよね。お写真見ると実家のリフォーム前と同じ!
父も大小様々ため込んでましたよ、いつか何か使えると考えていたのでしょう。母の動きやすさ優先に片付け始めたら母も積極的に処分するようになりましたが、それでもまだまだ使ってない物多い…生活動線に影響しない所は見ないことにして、後は弟にまかせる!つもりですが私の方が頼みやすいようで…まだ私達がお片付け屋さんですね。
台風等の災害対策、特に一人の夜の被災対策は大事ですね。昨年のような台風被害ありませんように…
ところでトマトの生命力すごい!
いまねえさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)
わぁぁ、やっぱりこれは実家あるある!ww
ツイッタでも「うちもです」とメッセージいただきまして、ああ、どこのお宅もそうなのね〜としみじみ。
実は私は、いまねえさんのブログ記事を拝読して、ウチも色々と手を入れたいと発起したんですよ r(^ω^*))) てへへ。
縁側って、お母様は洗濯物を干すのに使ってます?
ウチはあそこでつま先立ちで干すんですよ。見ていても凄く怖いし、本人も怖いらしくて。話を聞くと前々から奥行きのあるものに換えたかったそうなんです。
でも…父が面倒がってやらなかったみたいで(笑)
これと、あとは崩壊しそうな超絶邪魔な古いクローゼット箪笥の処分が年内の目標です。
ウチは男性陣が消極的なのが玉に瑕ですが💦 生活動線は大事ですよね、頑張ろうっと!
>> 台風等の災害対策、特に一人の夜の被災対策は大事ですね。
ほんとほんと、去年のいまねえさんのご実家の被害も、大変なものでしたよね。
平時の今は近所さんが気にかけていてくれるけど、それこそ一大事の時は、できるだけ迷惑を掛けなくて済むようにしたいと思ってます。
今年は台風被害が無いことを、私も祈っています。
そしたらまた、トマト越冬できるかも。ww
今年の9月は、台風の上陸が0.
10月も、0であって欲しいですね~
ポチ、っと!
kasugai90さん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)
そうなんですよねー、去年は9月から関東にも影響があったんですよね。
私も去年の記事を読み返して、ああそうだった、と思い出しました。
どうかどうか、台風の少ない秋でありますようにー!!!
コロナだけでもうヘトヘトですもん。平和な10月でありますように。
またまたコメント来ちゃいました、いまねえです。縁側ですが狭い庭に物干しがあって背の低い母は縁側から干してました。多分Naomiさんのお母様と同じですね。こりゃ絶対落ちる、足を踏み外すと思いました。足を挫いたり最悪骨折とか一番避けたいですもんね。トタン屋根をかけるときは偶々来た弟にも手伝わせて、それを嬉しそうに見ていた母、少し不思議そうに見ていた父を思い出します。母が一番喜んだリフォームで帰省のたびにいまだに沢山干せるし雨も心配無いと我が夫に話してます。足下狭くて使いづらかっだのを長年我慢してたんですね、是非ご実家の縁側デッキ化してください!
いまねえさん、お帰りなさい (*^-^*)
ああ、やっぱり、お母様は縁側に立って洗濯を干していらっしゃるのですね。
まだ体幹がしっかりしているうちは良かったけれど、前につんのめることが多くなってくると、やっぱり危ないですよね…。
いまねえさんたちのリフォームの様子、目に浮かぶようです。「自分のために」子供たちが知恵と力を出しあってのリフォームだもの、お母様、きっと嬉しかったろうな〜♥️
洗濯のやる気も違うでしょうね、きっと。うん。
今考えてるのは、奥行き90cmのウッドデッキです。90cmあると安心感でますよね、今の倍だもん。私達も、いまねえさんを真似て、使い勝手の良い縁側造り、頑張りますっ!