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ALA・MIX

お天気の一ヶ月予報を見ると、まだまだ平均気温は低い状態が続くみたいですね。
トマトも早く栽培箱にセットして外に出したままにしたいんですけど、夜の気温が10度を下回る日がまだありそうだし、日照時間も少なそうです。だもんで、

ペットボトルで待機中。
ペットボトルで待機中。

トマト「シンディースイート」3株はこんな状態になっております。
折角苦労して発泡スチロール箱を仕上げたのにねぇ。でも、このほうが移動が楽ちんで便利なんです。根っこが伸びてしまわないうちに暖かくなる事を願うばかり。頼むぜ、神様!早く定植したいのよ。

右端のぶっ飛んだ色のハイドロボールのもの。これだけは液肥を他と代えてみるので、間違えないようにあえてこの色にしてあります。

やっちゃってみちゃった。
やっちゃってみちゃった。

がはは。ペンタガーデンValueを突っ込んでみましたよー(笑)。
あ、上手く引っ張ったつもりが、タイトルで分かっちゃってますね。

もちろん、ペンタガーデンだけでは足りない栄養素があるので、ベースはハイポニカです。”ALA”ミックスな事になっとります。

追記:水耕栽培で使っていなかった理由は、規定倍率の希釈だと、とても酸性ぽかったから。VegeLogさんに詳しい記事がありますので、最初に読んでね。

「葉っぱの笑子らいふ」さんでペンタガーデンの話題がのぼり、気になっていたところに「ごきげん野菜」さんに素敵な記載を発見。水耕栽培の場合の配合がちゃんと書いてありました。「ALAで美味しく元気に育つんなら!そして、徒長を挽回できるなら!」とテンション急上昇。上記のサイトによりますと、ハイポニカ500倍溶液に、ハイポニカAB合計と同量のペンタガーデンValueを入れるのよ、と。そうするとペンタガーデンValueは規定濃度より薄くなりますけど、それでもALAは効果アリ!という事なんでしょう、きっと。

念のためEC値とpH確認をしたところ、ALA入りハイポニカ500倍でEC値1.6 pH6.0(ぐらい)となりました。通常のハイポニカ500倍で(我が家では)EC値1.4、pH6.2ぐらいですから、ペンタガーデンに含まれてる窒素の分、EC値が高くなったと。う〜、苗にはちょっと濃いんでないかい?

青いハイドロボールの株はこのペンタガーデン入りの液肥で育ててみようと思ってますが、いきなりEC値1.6はどうかと思うのでハイポニカ組と一緒のEC値1.0でスタートです。さらに薄めた事で、どういうバランスになってんのか分かんなくなっちゃったけど。徐々に元の濃さまで上げていってみましょうか。

同じ容器では栽培しないので、厳密な成長比較にはなりませんから、
評価はあやふやな味覚センスの私の実食評価で、おいしかった株の優勝。

それと、ハイポニカ組の1株には、バジルを寄せ植えしてみました。

イタリア〜〜ン
イタリア〜〜ン。

バジルも「トマトの風味をよくする」と言われてるコンパニオンプランツだそうです。同じ種類のトマトばっかりですが、これでちょっと楽しみができました。
本心としては、「どれもおいしい実が沢山なった」ってのがベストですけどネ。

Posted on 2010年4月6日

みなさまからのコメント

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  1. ペンタガーデン、私は08年6月から使ってるみたいですよー
    効果はねえ、ハイポニカ養液に青い色がつくから「水道水」と間違えなくなります…’`,、(‘∀`) ‘`,、
    1.5リットルに5ml程度なので、栽培面の効果は定かではありません。
    自分の記憶が飛んでるのでVegeLogの過去ログを検索してみたところ、独自の調査でpHが低すぎて養液に規定量投入するのは避けたようです。

    そうか、お店が規定量以下で効果が有るという検証をしたなら、もう少し増やしてみようか( ̄ー ̄)
    って、在庫がないから買ってこないと~

  2. @Talosさん、しゃっりゃいませ〜o(^-^)o
    去年VegeLogさんの記事を読んで、私も液肥に入れるのは辞めとこう、と思っていたんですよー。当時はまだECメーターも持ってなかったし、今よりおバカさんだったし(笑)

    アミノ酸だか何だかが、どれぐらいの量でどれぐらい効果があるとかは分かんないですけど、薄くてもそれなりに効果あるなら、使わない手はないっすよね!
    室内栽培で葉物の成長比較とかすると、違いが分かりますかねぇ( ̄ー ̄?)

    ちなみに我が家では、室内の観葉植物に長きに渡り使っておりましたが、
    奴ら徒長しとります(爆)

  3. また面白そうなの見つけましたね~^^
    talosさんの記事もチェックしてみます♪
    日当たりが悪い場所には心当たりがたっぷりあるので
    ALAちゃん栽培興味深々でございます♪

  4. @まっくさん、いらっしゃいませ♪
    アブラーの季節に、あわよくば室内葉物菜園ができんもんかと思っておりますが、
    そんなに甘くはないか (^_^;
    でも、お手軽に手に入る資材で収穫量が増えればラッキーですよねぇ。

    昨日の今日ですが、当のシンディースイートは何食わぬ顔で日光浴しておりました。
    すぐにお亡くなりになるとか、そういう事はとりあえず無さそうです(笑)
    ALAちゃんの実力や如何に?!ですね (^-^)

  5. 葉っぱさんとしばしメールのやりとりをする中で今、話題にのぼってるのが
    このペンタです。使ってみようかどうしようか・・・と。(笑)

    Naomiさんの比較結果を興味津々で見ておりますっ!

  6. いろいろ新しいものに挑戦してますなぁ(^^)
    実はうちにもペンタガーデンあるけどあまり使ってなかったり…(^^;;
    きちんと対象区を準備しないと差がわからない…そんな印象です(^^;
    うちでは葉面散布しかやったことないですけどね。

    まっくさん、熊本では桜木のホームセンターフタバにて入手できます。他では見たことないです。

  7. いろいろ研究されてますねー。毎度のことながら感嘆です。

    我が家は、大塚ハウスを10kg単位で購入してしまい、どうやって使い切ったものか、アタマを抱えています。苦笑

    Naomiさんのその後を、楽しみにしていますね♪

  8. ユンイさん。
    フタバ…なんとも微妙なアクセス場所なんですよねぇー。
    遠くはないけど、ナフコと同じくらい行かない場所かもしれません(笑)
    ただ取り揃え品によっては行動範囲が変わるやもしれないので一度覗いてみます!とかここで言うコメントでしょうか^^

    yaefitさんも大塚購入とか…アタシも時間の問題!?

  9. うわー、わたしがちょっと泥酔してる間に(笑)
    みなさん、やっぱりペンタガーデンは気になっておられたんですねぇ。

    @か~ちゃんさん
    私も葉っぱさんとのやり取りで思いついたの。ベランダの影になっちゃう場所も、コレで活用できると良いですよねー。今度、わかりやすい葉物で比較してみますね♥

    @ユンイさん
    厳密な比較実験は難しそうですよね。EC値を合わせるか、ハイポニカの濃度を合わせるのかでも、おそらく微量栄養素の量が違っちゃうだろうし。葉面散布ね、いつも忘れちゃうの、私(笑)

    @yaefit1500さん
    おお?!大塚ハウスなんですねー!
    私ね、「水耕栽培が3年飽きなかったら大塚ハウス」と決めてます(笑)
    ただ…、やっぱりでっかいっすよねぇ、10kgって(^_^;

    @まっくさん
    あれ?まっくさんもそっちに〜?
    あ、みんな庭があるからだ!そうかー。置く場所があるんですねぇ。
    ベランダーの私は、ハイポニカブレンド「極み」を目指しましょうかね (^_^;
    ちなみに、東京都心は小さいお家が多いからか、ペンタガーデンは割と簡単に手に入ります。地域性なんでしょうねー。

  10. ペンタガーデンって水耕用じゃないからアンモニア態窒素の比率が高くありませんでした?
    残留硝酸塩濃度を減らすために葉面散布はありだけれど、
    もしアンモニア態窒素の比率が高いとすると、水耕液肥としての使用なら、MIX比率が高いとちと問題のような気が(^^;

  11. @duckbillさん、いらっしゃいませ〜o(^-^)o
    アンモニア態窒素の量はわかんないんですが、硝酸態窒素は
    全窒素0.55%のうち、0.14%みたいです。

    ……んーと、良くわかっていないんですが、
    アンモニア態窒素は、吸収できないだけでなくて、害があるって事なんでしょうか?
    確かに、ちょうど良い比率は、探る必要がある気がしますね。
    ALAが効かない量じゃ意味がないし、他の栄養のバランスが崩れてもまずいし。

    とりあえず、お店お勧めの配合比率で様子を見てみますね〜♪
    それと、ちょっと栄養素の勉強もしてみます。
    脳みそがあんまり大きくないんで、解らなくなっちゃったら、
    色々教えてくださいねぇ〜(=^_^=)

  12. 長文で済みません。それでも概要だけです
    キノコなどの菌糸類と、ほんの一部の高等植物は主にアンモニア態窒素の利用。そして殆どの高等植物は主に硝酸態窒素を利用します。
    高等植物の根に対して高濃度のアンモニアは有害です。
    根そのもののアンモニア焼けやトマトでいえば尻腐れ、微量要素の欠乏とされているクロロシスなど、多くのの生理障害の起因になります。
    土耕では土壌中の硝化菌の働きで、アンモニア態窒素→硝酸態窒素に変えられて、植物が利用します。
    水耕栽培では土壌がないため硝化できず、与えたアンモニア態窒素がそのまま根に障害を与えます。
    水耕栽培では液肥中のアンモニア態窒素量を硝酸態窒素の1/5以下に押さえると、ほぼ問題が生じないことが知られています。
    逆説的に言えば、それが判って水耕栽培ができるようになったのです。
    土耕追肥用の液肥(一般市販の液肥)と水耕栽培専用液肥の違いは、微量要素の違いではなく、このアンモニア態窒素量、硝酸態窒素の比率です。
    ハイポニカや大塚ハウスの標準処方でのこの比率は1/5以下が全て守られています。
    一方土耕追肥用の液肥はそうではありません。
    そのため土耕追肥用の液肥で水耕栽培はできません。最初は良好なのですが、途中から一気に崩れます(経験済み)。
    水耕肥料には有害でありながら、1/5以下で一定率のアンモニア態窒素が配合されるのですから、低濃度での何らかの役割(多分植物体の残留硝酸塩がらみの問題かな?)はあるのでしょう。

  13. おおーっ!@duckbillさん、早速の解説、ありがといございます!!

    なるほど、アンモニア態窒素は吸収できないだけでなく、害を及ぼす可能性が高いのですねー。そうか、水耕栽培だと、そのまま根がつけ込まれた状態になるんですもんね。土壌とは比較にならないぐらい、影響が大きいとも考えられますねぇ。

    のほほ〜んと栽培を楽しむなら、先人の知恵の結集である「水耕栽培用」肥料を使うのが、一番良さそうだなぁ(^_^;
    窒素の内訳も液肥を選ぶ際のポイントですね。一つお利口になりました!

    しっかし、duckbillさん、お詳しいっ!
    マジで頭が下がります m(_ _)m
    duckbillさんの爪の垢は、通販可能でしょうか(笑)

  14. 遅くなりました~
    私も、Naomiさんさんからお試しの情報を頂いてから、調べてみたのですが、まだよくわかりせん

    で、まず疑問に思ったのは、500倍といわれている液肥に、ペンタガーデンを入れると単純に、7ℓ分の液肥が5ℓに入るのですよね
    なんで濃くしても大丈夫なの?ってのが単純な疑問です

    アンモニア態窒素、硝酸態窒素も近頃気になっていて、液肥やら何やらを比べるとそれぞれで・・・

    微生物がアンモニア態窒素を分解して使うには冬だと今ひとつなので、冬だと効果が出にくい形の窒素ということもなんとなく聞いていました

    単純に財力があればペンタガーデンだけでも良いのかと思ったりしたのですが(あり得ないけれど)、水耕用と土耕用の違いがそこにあるというのがduckbillさんのコメントで少し解りました

    そのぎりぎりに使うというのは、水耕だと難しいですね

    やはり、結果が楽しみです

    ちなみに、バジルについては、一昨年やってみたけれどわかりませんでした
    バジルの成長が、水不足で著しく悪くなって、別栽培に決定!(トマトのためだけならよいのでしょうが)

  15. @葉っぱさん、そうなの、これって比較が難しいですよねぇ?
    他の成分も追加されちゃうって事だから、厳密なALAの効果は、わからないという…。
    窒素が多すぎて暴れてるだけ、とかも有りかもしれないし…うーむ( ̄ー ̄?)

    まぁ、な〜んとなく、な感じでやってみますね (^_^;
    趣味の園芸だもん〜♪