• 水耕栽培
  • キュウリ

水耕液肥の予備タンク

週末はまた、新潟の田んぼに行ってまいりました。
稲も大分大きくなって分けつしてきているので、手作業での草取りでした。ヒエ撲滅大作戦。
いやー、腰が痛ぇっす。お米を無農薬で作るって大変な事だと、改めて実感した次第。

さて。夏のベランダはやっぱり緑がキレイです。
我が家も少しはカーテンぽくなってきましたよ。ぐっちゃぐちゃですけど、それも個性!

ミックスカーテン。もうちょっとで上まで埋まります。

こうなってくると、毎日が水奴隷は当たり前ですが、水耕栽培の場合は、液肥が空になると一大事。
おちおち旅行もしてられん!という事になってしまいます。
全ての容器が容量たっぷりなら良いのですが、狭いベランダだと容器も小さめですしねぇ。
とっても気掛かりなのです。
そこで、だ。

液肥予備タンク装備

今回の留守は、液肥の予備タンクを設置して行きました。
何てことは無い、ペットボトルのフタに穴を空けて、チューブを通しただけの代物ですけど。

柔らかいチューブなので、割りばしで補強

100均のペット用品売り場で買った、水槽用のチューブは差し込みやすいように割りばしで真っすぐに補強してあります。
ストローがあれば、縦半分に切り目を入れて、カバーみたいにすれば使いやすいかと。
これをやらないと、グニャグニャして使いにくいのよねぇ。

フタには丁度良いサイズの穴を。

フタに空ける穴は、チューブとぴったりのサイズで空けてあります。
ここがあまりスカスカだと、液肥を送り込む時にやりにくいのです。

今回は2本使いました。

液肥の消費量は野菜の種類や株の大きさによってマチマチなので、お出かけする前にどれくらいの予備が必要なのかをリハーサルしておくと良いですヨ。充分に足りる分を用意しておけば、安心♡安心。
今回は1泊2日だから、それほどシビアでは無かったのですが、前回は急激な暑さに消費量が増えてしまい、キュウリが見事に焦げましたからねぇ。
念のためです。

ペットボトルをグッと押して、液肥を送り込みます。

要はサイフォンの原理(って言うのかな?)で、2つの容器をチューブで繋いで、常に同じ水面をキープさせる、というだけなのですが、
このチューブから最初に液肥を送り込むところが以外と難しいんですよ。
人力で(口で)吸い込んで出す…ってのも何かキモチワルイし(笑)
ペットボトルならば、手でブーッと押せば液肥が出てきます。簡単です。
液肥が水耕容器に流れ出ているのを確認したらば、すかさず

フタを緩めるの。

ボトルのキャップを緩めて、ペットボトルの中に空気を入れてあげます。
そうすっと、ペットボトルと液肥槽の水面の高さが同じになるまで、勝手に液肥が流れ続けます。
液肥槽で根っこが吸い上げた分だけ、補給される…はずです。

と、ココまで「ワタシってアイディアマン♪」とご満悦で記事を書きましたが、
なーんだ、皆さんやってらっしゃったのね(笑)
Vegelogさん「ペットボトル水耕 無加工でかんたんに予備タンクを増設する方法」

そうそう。予備タンクを付けるまでも無いような小さな葉物なんかは、液肥を多めにいれてから、暗くて温度があまり上がらない場所(ウチの場合はお風呂場)でお留守番させておくと液肥の消費が少なくなるみたい。
ま、これも家を空ける日数と株の大きさにもよりますけどね…。

頑張って大きくなってね〜。

できるだけ長く収穫を楽しみたいもんだから、こんな感じで、必死に試行錯誤しております。
もうすぐ帰省シーズン。皆さんはどんな水やりの工夫をなさっているのでしょうか。
万全でお出かけくださいよー。

Posted on 2011年7月26日

みなさまからのコメント

コメントフォームへ

  1. Naomiさんって、理系脳してますよね。
    いろんなことを試行錯誤されてる様子には頭が下がります。
    私はあんぽんたんなので、難しいことは分からないし、学生時代はお勉強しない派だったので知識もありやせん(笑)
    自分で考える力がある人を尊敬します( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!!

  2. @NORFさん、いらっしゃいませ〜♪
    あれ?本当ぅ?理系脳かなぁ、ちょっと嬉しいわぁ(笑)
    実は、絶不調のKUMATOさんが、まともな花芽を出してくれたんです、側枝に。
    だもんだから、何としても水切れさせたくなくて、極小脳みそをフル回転させてみましたヨ(爆)
    お陰様で花芽も無事でしたし、キュウリやメロンも大丈夫でしたー。

    「何としても収穫して食べたい!」という欲がなかったら、きっと出来なかったと思います。ワタシも遊ぶための学生時代だったもん (^-^;
    NORFさんちが近かったら、水やりお願いしたのになぁ〜〜(ヨカッタね、遠くて 爆)

  3. Naomiさん工作テクなら蓋にもう一つ穴を開けてみてはどうですか?
    始動時は指で穴を塞いで、水が繋がったら指を離す。
    落差と空気圧?を利用して減った分だけ補給するタイプの給水器を使っていた事もありまして、コチラはもう一つの穴にもチューブが付いてますが、同じ始動方法でやってましたよ~

  4. 旅行中の鉢物の水管理、みんなの悩みですね~

    給水タイマー使うのもいいかも?

    ポチ、っと!

  5. @Talosさん、いらっしゃいませ♪
    またまた勝手にリンクさせて頂いちゃいました〜m(_ _)m
    なるほどね!穴2つかぁ! それ良いかもー!!
    キャップを緩める時に、タイミングが悪いと、空気が逆流しちゃうんですよね (^-^;
    だけどコレ、すごい便利っす。ペットボトル栽培の可能性がぐんと広がる気がしてるんですが、期待しすぎかしら〜〜(笑)

    @kasugao90さん、いらっしゃいませ♪
    本当に夏の旅行は、鉢物が多いお宅には酷ですよね。
    実家の父なんて、盆栽が趣味なものだから、夏は旅行に行きたがらないですもん(笑)
    給水タイマー良いですよねぇ♡ 行き着くところはソコなんだろうなー、便利なんだろうなーと思いつつ、貧乏な工作で何とか凌ぐしかなく…切ないなぁ〜〜(爆)

  6. Naomiさんは理系脳に私も一票!
    グリーンカーテンいい感じになってきましたね。
    そうそう!水耕栽培をやっていると、旅行が出来ないのがいつも問題。
    液肥層に多めに入れて出かけて、真夏は2日が限度でした。
    今年の我が家のトマトはコンテナ移動式。トマトジャングルごと移動します。
    なので旅行の時は、手前に目一杯引いて出かければ、日陰になる分、それだけで1~2日は延びるかなぁなどと都合の良い期待をしています(笑)。

  7. @duckbillさん、いらっしゃいませ♪
    >>Naomiさんは理系脳に私も一票!
    ほ、本当っすか? 私、この歳になって初めて気付いたかも(爆)

    そうか、dockbillさんのトマトは移動式でしたねー!
    陽当たりで随分と液肥の消費は変わりますからねぇ。
    運べるような小さいものは、私はお風呂場でお留守番させちゃったりもしますヨ。
    後は、剪定して葉っぱの数を少し減らしたり。
    お出かけしても気が気じゃない…なんて、楽しくないですもんね〜 (^-^;
    お互いに、あの手この手で、何とか乗り切りましょうー!!