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栽培した野菜品種一覧はこちらからどーぞ!どれもこれも下手っぴですがねぇ。

発泡スチロール箱の保温実験

トマトの種を蒔きたいんですけど、ウチって、ずっと保温されてる家電が無いのです。
育苗器とか買えば楽なんでしょうが、何しろお高い!
保温マットもねぇ、そんなに長期間の保温が絶対必要!って訳でも無いですし。
で、身近にあるモノで何とかならんか、と考えてみましたよ。

その前に、まずは、トマトの発芽条件のおさらい。

トマトの発芽条件

播種〜発芽 〜本葉2.5枚 〜本葉8枚 〜本葉10.5枚
地温28℃
気温25〜26℃
地温20〜22℃ 気温12〜15℃ 気温10〜12℃ 気温8〜10℃

(タキイ「野菜なんでも百科」より抜粋)

まず、大事なのが発芽までの地温。

気温じゃなくて、培地の温度が大事なんですって。私はず〜っと気温だとばかり思ってたわぁ。結構高い地温が必要になります。

発芽してからの気温のほうは、日中はさすがに高い温度が必要ですが、夜は室内ならばクリアできそうな温度ですねぇ、なんか意外。
お天気が良ければ、日当たりの良い場所で外気を遮断すればクリアできそうです。曇りならば室内でOKですしね。水やりで冷水を使わなければ何とか行けそう。

さて、保温実験

という訳で、播種から発芽までの数日、何とかして温度を確保するべく、実験です。
厳密に言うと、播種から発根するまでの期間(「催芽」と言うんだそうです)の保温ですね。

使うものは、コレどぇ〜す。

発泡スチロール箱と、ゆたぽん。

発泡スチロール箱と、ゆたぽん。

発砲スチロールの箱に、レンジで温めるタイプの湯たんぽを入れてみました。良く薬局で700円ぐらいで売ってるポピュラーなヤツです。これを中に入れて、発根までの培地となるキッチンペーパーの温度を測ってみます。(湿らせるのに使ったのは水ではなく、ぬるま湯です。)何時間ぐらい持つんでしょうね?

湿らせた培地(キッチンペーパー)の温度です

湿らせた培地(キッチンペーパー)の温度です

セットしたのは暖房を入れていない、北向きの寒〜い部屋。温度は14.5℃、寒いッす。
実際はリビングに置くつもりですが、誰も起きてない夜の5時間の気温をシミュレートしたつもり。
温度計を入れるため、フタに隙間が少々空いているので、ゴミ袋を2枚被せております。

寒々しい画ですが…

寒々しい画ですが…

こんな条件で実験スタート!!
最初、レンジでチンしたては結構熱いので、程よくなるまで冷ましてから計測開始です。

さて、結果はですねぇ。

スタート 1時間後 2時間後 3時間後 4時間後 5時間後
培地温度 32.2℃ 29.7℃ 26.6℃ 25.2℃ 23.8℃ 22.2℃

う〜ん、いたって微妙
1時間で2度ぐらいづつ下がってしまうのね。アルミシートで熱を逃がさないようにするとか、工夫が必要そうですね。
ま、良っか。やる気万々な種もあるでしょう、きっと。
単なる趣味ですからね、深い事は考えないで行きましょうかね(笑)

ちなみにですね「電気式の湯たんぽとか入れれば良いじゃん」というかた、ご注意くださいませね。5時間後、庫内はビッタリ汗をかいている状態になっておりました。
防水されている電気器具でないと、危ないですよー。

Posted on 1月 13, 2010 at 8:56 am by Naomi / 2 Comments

コメントありがとう! 「発泡スチロール箱の保温実験」

  1. 私も早速昨晩から発泡スチロール&お湯たんぽボトル処置を行いました。
    たぶんカイロに比べて温度低下は早かったと思いますが、効果はあったようでございます♪
    このまま育苗街道を突っ走りましょう♪

  2. Naomi より:

    2010年1月13日 3:02 PM

    @まっくさん、こんにちは!
    お〜、効果ありましたか!!これは播かないわけには行きませんなぁ o(^-^)o
    育苗街道、険しい道のりじゃないと良いなぁ(笑)
    コケそうになったら、どうぞ、お手を差し伸べてくださいまし〜 m(_ _)m

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