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押しておくれよ、発芽スイッチ。
今月半ばから、少しづつ夏野菜の催芽を始めた甲斐がございまして、育苗棚の中はご覧の通り。
可愛らしい双葉が、顔をのぞかせておりますよ。
三つ葉の双葉もあったりして、可愛いったらありゃしない♡
種から栽培を始めると、こういう個性のある子にも時々出会いますねぇ。
そんな風に育つのかが楽しみで、つい、贔屓しちゃうんだよね(笑)
一番最初に発根したトマトは、もう立派な双葉を展開中。
この品種は、寒さには全然へこたれないみたい。夜中の室温は10℃ぐらいまで下がっちゃうけど、元気いっぱいで嬉しい限り。
去年は散々苦労した、ピーマン・ナス系が次々と発芽してくれてるので、今年はとても気が楽です。
ですがやっぱり、うんともすんとも言わないものもあったりします。
待っても発芽しない種…ってありますよね?
毎年思うのですが、種には「発芽スイッチ」みたいなのがあって、そのスイッチが入らないのかなぁ?と。
そんな折、こんな本を本屋さんで見つけて、読み始めております。
昨日買ったばかりなので、読み終わってないけど。
例えば、変温(昼暖かくて、夜涼しい)環境のほうが、発芽しやすい種もある事は有名ですが、じゃぁ、それは何故?という所までは、あまり考えた事がありませんでした。
この本によりますと、変温する土中というのは「比較的浅い部分に自分が居る」という事を、種が知る要素なんだそうです。つまり「発芽しても光が届かないようなところでは、育てないなぁ〜」という判断を、種がしている、と。深い土中は温度変化が殆どないので、温度=深さとして感じている、と。
なるほどね。納得。
それから、種の休眠についても面白かったですよ。
冷蔵庫でしっかり冷やしておいた種のほうが発芽しやすかったりするのは、冬(冷蔵庫)を体験して、春と勘違いさせるため。休眠打破、と呼ばれてたりもしますね。
だけど、夏野菜で休眠打破って…あんまり意識した事なかったんです。
先のブートジョロキアは、実はこの冬に自家採種された種を頂いたばかり。
殆ど、冷蔵庫には入れていないんです。
そういう事も影響してんのかな〜?と思ったりしております。
この温度の変化の中で、種の中の植物ホルモンは確実にバランスが変わっていく(発芽を抑制する→発芽を促進する)んだそうですよ。発芽を抑制するアブシシン酸は、低温をうける事によって濃度が下がるんですって。これが休眠打破の正体なんでしょうね。
発芽スイッチって、複雑に出来てるんだねー。いやぁ、感心しちゃう。
「種は、うかつに発芽しない」んだそうです。
種(しゅ)を繋ぐために、とても慎重に発芽スイッチを入れるんでしょうね。
そんな、しっかり者の種を相手に、
へっへっへ、奥さ〜ん、もう春ですよ。ねぇ、みなさん、発芽してますよ?
奥さんも、どうですぅ?発芽スイッチ、押してみませんか?
なんつって、胡散臭い押し売りのように、毎日あの手この手で、春を売りつけている気分。(笑)
大事に育てるからね。早く出ておいでね。
P.S.
前回書き忘れちゃったんですが、ビニール袋に入れて催芽させる時、
必ず空気を少し、入れてねー!!
空気がないと、暖めても、なかなか発芽してくれないですー。
Posted on 2013年1月27日
みなさまからのコメント
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なるほどぉ~、「発芽スイッチ」ですか・・・。
にしても、「タネのふしぎ」なんて本があるんですね!!!
それを読んでいるNaomiさんは、さすがだな~(^_^)
私も見習って頑張りまぁ~す♪
ポチ。
のんびりママさん、いらっしゃいませ♪
この本ね、あまり専門的な本では無いので、お話が面白いんですよ(*^-^*)
でも、気づかされる事がいっぱいあったりしてネ。
流石じゃないですよぅ(^-^; 科学的な本は、難しくてダメなので、なかなか「読める本」に出会わないの(笑)
折角の種まきシーズンなので、また何か気づいたら、レポしますねー!
こんにちは(^^♪
貴重な情報ありがとうございます!
種ひとつとっても非常に複雑な構造なんですね~
ブートジョロキア無事発芽するといいですね(^^♪
うちはまだ屋外で乾燥中なので、そろそろ冬を経験した記録が種に残ってくれたかな~
えなみんさん、いらっしゃいませ♪
私は、温度・空気・水分が揃ってればOKなのかなぁ?と思っていたのですが、やはりそうは簡単には出来ていないようで(笑)
プートジョロキア、寒い所に暫く置いておいたほうが良かった気がします(´・ェ・`)
少し残っているので、今、冷蔵庫の中で、凍えて貰ってます。
蒔き直しかもしれないなぁー(^-^;
なるほどー
たしかに、せっかく エイッて頑張って芽を出しても、寒かったり地中深くにいたりしたら、育てないですもんね
うまくできてるものです(^_^)
うちは2月に入ってからの種まき予定でーす 今からわくわくしてますo(^o^)o
emaさん、いらっしゃいませ♪
こんな小さな種の中に、いろんな機能が詰まってると思うと、自然って凄いなぁ〜と感心しちゃいますね(⌒-⌒)
長い時間をかけて、培ってきた知恵なんでしょうね〜。
emaさんももうすぐ、種まき開始なんですね♪
そのワクワク感、たまらんよねー(笑)
発芽が始まると、何かと忙しいですが、豊作目指して、お互いに頑張りましょ〜〜ヾ(´ω`*)
こんにちはo(^▽^)o
種って面白いですね。
果樹の種なんかに多いんですよね〜
冬を経験させないと発芽しないやつが…
俺もブートジョロキアに冬を経験させないで、催芽始めちゃったけど発芽スイッチ入らないかもね(笑)
冬を他のは冷蔵庫に入れとこうかなぁ(^◇^;)
ポチッと
ベランダ★ライフさん、いらっしゃいませ♪
そうか!ライフさんは果物を色々と育ててらっしゃるから、この辺のお話は実感してらっしゃるんですねー (*^-^*)
やっぱりブーちゃんは、これじゃダメだったかなぁ?
私もね、慌てて残り種を冷蔵庫に入れました(笑)
他の種はみな、冷蔵庫で保管してたので、発芽がすんなりいったのは、そのせいかな〜とも思ったの。
ひと月、冷蔵庫に入れてたとしても、まだまだ種まきには間に合うしね。r(^ω^*)))
次回のやり直し催芽は、ちゃんと冷えてからにします(笑)
種の春化処理。
小麦などでは、昔からやられていますね~
ポチ、っと!
kasugai90さん、いらっしゃいませ♪
科学が十分に発達していない時代から、ずっと受け継がれてきた知識なんでしょうね。そう考えると、しっかり身につけなくちゃ!と思います。
今朝、東京は少しだけ雪が積もりましたー。
この寒さの中、春を演出するのは、結構大変です(笑)
植物もいろいろと考えているんですよね
それも人間と違って、適材適所、部分によっても考えることが違ってくるw
休眠打破なんて、人間が悪用している部分だし、ちょっと後ろめたさもあったりして~w
でももう夏野菜なんだ・・早くトンガラシの種送らないと?
葉っぱさん、いらっしゃいませ♪
植物は「一旦芽吹いたら動けない」というリスクがあるので、本当に色んな状況を自ら判断しないといけないのでしょうね。
凄いよね、私なんて、植物を育ててると言うよりは、遊んでもらってる子どもみたいなモノかもしれません(笑)
後ろめたさは大事だと思うわ〜。
「だからこそ、一生懸命お世話しなくちゃ」って気持ちにもなりますしねr(^ω^*)))
内藤唐辛子ね!残ってます?
時期をずらして育てようと思ってるので、ゆっくりで大丈夫ですぅ(*^-^*) 後ほどメールいたしますね♡
我が家にも三つ葉の双葉のトマトが出現したよ~♪
か~ちゃんさん、いらっしゃいませ♪
見てきた!ホントだね、双葉なのに三つ葉ちゃん♡
幸運を呼ぶトマトかもしれないよ?( ̄ー ̄)ニヤリ
そう言えば、コメントに書くのを忘れちゃったけど、我が家も牛臓さんだけがノンビリしてます。
牛歩なのかな?(笑)
ペッパー類の発芽は、私も毎年苦労します。
海外のペッパー類は変温性を要求するものも多いから、ブートジョロキアもそうなのかも知れませんね。
暖かくなってから土に蒔く場合は、自然に、発芽温度、遮光、変温を満たすから、何の苦労も無いけれど、早い時期に土以外に蒔く場合は、結構難易度が高いです。
私の場合は、胡散臭い押し売りじゃなく、大抵三匹の子豚。
「コンコン、もう春ですよ!」
「嘘だい!狼なんかに騙されるもんか。」
ってパターンですか(笑)
幼児の時に読んだ絵本が、結構印象強くて。(^^;ゞあはは
なかなか発芽できない訳だ(爆)
duckbillさん、いらっしゃいませ♪
変温は確かに、必要かも…と思いました。
嫌光性がある種は、温度の変化で芽吹く時を判断する、としたら、温度の感受性が強いような気もしますよね。
去年は押し売りに断念して(笑)結局、唐辛子類は、遅いスタートになってしまったんです。
頑固…っていうか、騙されないっていうか(爆)
大したもんですねぇーr(^ω^*)))
duckbillさんの3匹の子豚、可愛いなぁー ww
狼なんだ、duckbillさん。(笑)
あの手この手で、種との駆け引き、楽しいですねぇ♡