• 水耕栽培
  • トマト(水耕)

トマトソースで味比べ、フィオレンティーノ vs サンマルツァーノ

涼しいっすねぇー(*^-^*)
キッチンに立つ気も、これなら起きるってもんです。(笑)

えーっと、真面目にトマトのお味レポです。
今回はフィオレンティーノとサンマルツァーノを、トマトソースにして比較してみましたよ!
まずは、トマト自体の外観ね。

サンマルツァーノ、40g前後。
フィオレンティーノ、100g前後。

ウチのサンマルツァーノは「ルンゴ」という品種で、本当はこの2〜3倍ぐらいの重量にはなるはず…なんですけどねぇ。中玉サイズばっかり実ってます。まぁ、そんな事言ったら、フィオレンティーノだって200gぐらいになるはずなんですけどねぇ。おかしいなぁ。

湯むきしてカットしたサンマルツァーノ。

トマトソースにするために、一旦湯むきしてからカットしてみました。
サンマルツァーノはね、果肉が粉っぽいっていうか、ざらっ・とろっとしてるの。
あのほら、熟れ過ぎて美味しくないスイカみたいな感じ。
だから味はともかくとして、生食ではあまり良い感じじゃないんです。

フィオレンティーノは、果肉がしっかりしてます。

一方、フィオレンティーノは普通に生食でもとても美味しいんです。果肉もサクッとしっかりしてる。
ゼリーは多めですけど、この形状ですもんね。ゼリー室がいっぱいあるんだもん、そりゃそうか。(^-^;

今回は味の比較をするので、どちらのトマトも「湯むき・ゼリーごと」で加熱してみますね。

サンマルツァーノ、加熱10分。

サンマルツァーノは沸々してきても、殆ど水分が出てきませんねぇ。もうこの時点でソースっぽい感じになってます。
色も真っ赤できれいです。一方、フィオレンティーノのほうは…

フィオレンティーノ、加熱10分。

かな〜り水分が多めです。色もオレンジっぽい感じで、あんまり美味しそうに見えないなぁ。(笑)
けど、すごく良い匂い。

加熱から17分。サンマルツァーノは元の量が少なかったので、これ以上煮詰めるのが難しくなってきました。
けどもう、トマトの形が無いね。

サンマルツァーノ、加熱17分。
フィオレンティーノ、加熱20分。

フィオレンティーノは水分を飛ばすために、3分多めに加熱。本当はもっと煮詰めると良いんでしょうけれど、あんまり時間の差が大きいのもナニかな、と思ってここでストップ。
この次点で大きな差は、まず色ですねー。サンマルツァーノのほうが、圧倒的に赤がキレイです。

左・サンマルツァーノ、右・フィオレンティーノ。

今回は味を比べるために、ニンニクも塩も入れずに作ってます。
そして肝心のお味。

サンマルツァーノはね、流石に美味い!まさにイタリアのトマト缶のあの味です。
コクがあって、とろけるような口触り。甘味も酸味もとても上品で、「キング・オブ・トマトソース」っていう感じです。
旨味成分が多いんでしょうね、きっと。甘味が強いわけじゃないのに、とても濃厚なソース。
加熱トマトの王様だわ、やっぱコレは美味しい!

一方、フィオレンティーノのほうは、全く逆の意味で美味い!
物凄くフルーティーで甘味も酸味も強い。全部強いんですが、爽やかな感じ。日本のフルーツトマトで作ったソースに、酸味が足りないからレモン足した感じ(?)です。
これはこれで美味しいなー♪ 白身魚に合うかも、

サンマルツァーノはベーコンにも負けないコクと旨味、フィオレンティーノは爽やかでフルーティー…という両極端なソースが出来上がりました。
去年作ってたコストルート・ジェノベーゼは、丁度この真ん中のような印象があるなぁ。(笑)

「どのトマトが一番美味しいですか?」と聞かれても、返答に困ります。
どれも、それぞれ特長があって、どれも美味しいわぁ。
来年はどうしようかな。また悩みが増えちゃったなぁ…。

うんまいっ♡ ミックスもまた良いねぇ!

夫婦であーだコーだとお味見した後は、全部一緒にパスタで頂きました。
畑のおナスとニンニク、ベランダのトマトとバジル。
大満足のお昼ご飯。(*^-^*)  自分で育てたものがたくさん入ってると、
料理の腕に関係なく、美味しいもんです。はい。

Posted on 2012年7月23日

みなさまからのコメント

コメントフォームへ

  1. あらま・・・最後の写真、美味しそう・・・。
    ここも誰かさんの所みたいに、食前には巡回禁止にしなくては・・・。(笑)
    お腹空いた~。f(^^;)
    あとちょっとの辛抱だ・・・。(汗)

  2. いやぁ~美味しそうなトマトだこと。

    今年は調理用トマトは栽培しなかったので、来年は挑戦して見たくなりました。

    私も料理はよく作るので、調理用トマトは色々と応用が利きそうですね。

    パスタもとってもおいしそうです。

    バジルとトマトを入れただけでイタメシに変身しますよね。

  3. @akkyanさん、いらっしゃいませ♪
    お昼前でしたか、それは失礼。(笑)
    小振りなトマトばかりでしたが、まぁ、自分で育てると採点が甘くなりますねぇ〜 r(^ω^*)))

    duckbillさんのように凝った料理はできないけれど、(苦笑)
    我が家の普段の食生活を暴露…という記事でした。(爆)

    @TA27さん、いらっしゃいませ♪
    ウチはあまりサラダを食べる習慣が無くて、大抵加熱しちゃうんです。
    だからどうしても、調理向きのトマトが主流になっちゃうの。

    トマトソースなんかは瓶詰めで作り置きできるし、TA2 7さんも是非次回は
    調理用トマトで楽しんでくださいまし!

    お料理作る男性って、ステキよね〜、(笑)

  4. うちは生食専門なので、何だかとっても美味しそう~♪
    サンマルさんは色も濃くて濃厚でたまりませんねー。
    そっかー、トマト缶の味なんですねー。
    来年は加熱用トマトにもチャレンジしてみたいな~。

    来年はフィオレンティーノ育てたいのに、まだジェノベーゼ咲かない(T▽T;)
    このまま終わってしまったらどうしよう。。。

    自家製野菜がたくさん入ってるとそれだけで幸せ~~(*^_^*)
    パスタ美味しそう^^
    よかった~、満腹の時に来て(笑)

  5. 大玉1個で一人分できるんですね。
    缶詰からしかトマトソースを作ったことがないのと、正直なところお店で食べても、印象深いトマトソースに出会えてません。
    おうちトマトソース、本当に美味しそう (@ ̄¬ ̄@)じゅるり♪
    私は、今日ペペロンチーノで唐辛子を食べ比べてました。
    なんだかお洒落さがかなり違いますね(-_-;)
    こんなことばかりしてるから、微妙なトマトソースの味を見逃しちゃってるのかも。
    調理用トマトを買ってくるところから、始めてみます(^^)

  6. @berryさん、いらっしゃいませ♪
    サンマルさんの色、良いよね〜 (*^-^*)
    トマトソースはこうでなくっちゃ!という仕上がりに、自分でもビックリでした。(笑)
    加熱用トマトでも、甘味や酸味は品種によりけりだと思うので、
    お子様がいらっしゃるから、ちょいと甘いミニトマトなんかも混ぜると、すごく良いと思うなぁ〜 ((((*´ー`)
    自分ちオリジナルのブレンドトマトソースも美味しいよ〜♡

    ジェノベーゼ、不調なお宅が多いのは何ででしょう? 気難しいのかしらねぇ?
    これから沢山太陽を浴びて、目覚めてくれることを期待しましょう!

    @いずみさん、いらっしゃいませ♪
    一人分だと、大玉でも2個は最低必要かなぁー(^-^; 記事の書き方がまずかったですね。すまん。
    ソースにすると、大体半分ぐらいの量になっちゃうので、倍くらいは必要…と考えたほうが良いかもデス。r(^ω^*)))

    >> 私は、今日ペペロンチーノで唐辛子を食べ比べてました。
    良いなぁ!!私も自前唐辛子でペペロンチーノ作りたいんだけど、
    まだ花が咲き始めたばっかりなの。(笑)
    いつになったら食べられることやら〜。

    トマトソースはね、加熱用の1種類だけで作るのも美味しいけど、
    お好みで、色んなトマトを混ぜるのも面白いよー (*^-^*)

  7. @kasugai90さん、いらっしゃいませ♪
    料理のレパートリーは狭いんですが(笑)やはり我が家では、
    夏はトマトの出番が多いです(⌒-⌒)
    今年は、ミニトマトの千果が沢山獲れそうなので、ドライトマトにも挑戦してみようかと。買うと高いし。(笑)

  8. はじめまして。
    今年初めてサンマルツァーノを育てておりまして、
    記事のタイトルに惹かれてお邪魔しました。
    が、フィオレンティーノ も凄く美味しそうに紹介されていて…。
    来年育てる品種、また悩む事になりそうです。
    爽やかでフルーティー…!是非味わってみたいです。

  9. @はつかさん、いらっしゃいませ & はじめまして♪
    コメントどうもありがとうございます (*^-^*)

    サンマルツァーノ、やはりソースにするには完璧でございますよ!!
    はつかさんも、そろそろ収穫時期かしら? 楽しみにしていてください、美味しいソースになること、間違いなしですよ♡

    フィオレンティーノは、サンマルツァーノとは真逆な感じですが、これもまた良いトマトです。畑でも育てているのですが、土でも成育旺盛ですよ。大玉だけど、育てやすい印象がありますよー(*^-^*)

    はつかさんのブログを拝見させて頂きましたが、沢山の品種を育てていらっしゃるんですねぇ! INDIGO ROSE、ビックリしちゃった!!驚愕だわー、あの色!!

    後ほどコメント欄に遊びにまいりますね (⌒-⌒)
    今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。m(_ _)m

  10. あぁ!判りやすいいい比較ですねぇ。
    煮詰めた色の違いと濃さの違いもよく判ります。
    こういう真っ赤なトマトソースじゃなくても、スライスした2~3個のルンゴで2人分くらいのスープのダシがとれます。

  11. @duckbillさん、いらっしゃいませ♪
    >> スライスした2~3個のルンゴで2人分くらいのスープのダシがとれます。
    なるほど!!ルンゴは旨味が強いから、それでも充分に美味しそう♡
    我が家の場合は、大量に収穫…というのが難しいので(笑)少量での使い方があると、すんごく便利っすー (*^-^*)

    と、言いつつ、大量臭覚を目指して、
    来年はね、畑でルンゴを育ててみようかと。(笑)だって、美味しいんだもーん。