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時間の経過とそれぞれの成長

麗しいキュウリが採れました!

先週の収穫ですが、お写真をご覧くださいませ。
もう滅多にこんなことないからさぁー、
3本も真っ直ぐなキュウリなんて。

このキュウリ達は、週末の酒の肴として味噌キュウなどで、すべてお腹に収まりました。
甘味が感じられて、美味しかった。
やっぱり私は、パリパリ感の強い四葉キュウリが好き。
バリバリと噛む音が脳に響き渡り、幸せを感じます。

収穫前の様子。こんな事ってなかなか無いよ!

いつの間にかこんなに育ってくれてました。
キュウリの実が育つのは本当に早いです。1日で3cmも大きくなるらしいよ。
猛スピードで成長するからこそ、ちょっとしたストレスで簡単に曲がってしまうのかな。

先週は父の百箇日がありました。
とは言っても、別に法要はしませんでしたが、
百箇日は卒哭忌(そっこくき)とも言って、「悲しみから卒業する」という意味なんだそうです。

なるほどね。100日か。
早かったような気もするし、もっと経ったような気もする。

今、実家では、暮らしに不具合のある場所をメンテナンスしたり、不用品を処分したりしています。
年寄り二人だったときに、捨てるのが難しくて放置されていたものたち。
どこに仕舞ったか忘れて、放置されていたものたち。

大きなゴミは、妹が車で来た時に持って帰ってくれたりもして、それこそ「実家を片づけるのって大変!」ってな雰囲気になっていますが、これも快適に暮らすためには必要なことだからと、母は積極的に頑張ってくれてます。

ただ、物が減るばかりではきっと母が寂しくなると思い、久しぶりに街へショッピングに誘いました。

私は車が運転できないので、雨だったこの日は贅沢にタクシーで。
高齢者割引に同乗させてもらいました。

私は実に20年ぶりぐらいに来たw

クレヨンしんちゃんでお馴染の「サトーココノカドー」で夏用の衣類やバッグを買い、ファミレスで普段は食べないような洋食ランチで大はしゃぎ。
心から楽しい一日になりました。
父の入院中に近隣のイオンに行った時は、15分ぐらいで「帰りたい」って行ってたけど、今回はショッピングを満喫。

よくよく話を聞くと、一年半ぐらい前までは、母もバスと電車でこの街まで来て、一人で買い物をしていたんですって。
父の癌が判るまでは、そんな活き活きとした日常が確かにあった。

それを思い出した母曰く、
「考えると、この一年で急に年取っちゃった感じがする。
けどこれからは、以前のように、もっとこうやって楽しみたい。
また来月も来ようね!せめて月に一度ぐらいはお出かけしようね。」

いくつ歳をとったって、時間の経過と共に人間も、ちゃんと育つもんですな。

みどりのカーテン、賑やかになってきました。

良かった。
まだおかしな幻覚は見てるようだけど、一歩前進です。
母の新しい一歩は、ゆっくりだけどカート無しで3000歩以上も歩くという、かなり大きな一歩でした。
もっと歩けるようにリハビリで筋トレも頑張ってみよう、と思ったそうです。

「要支援」というのは、「自立のために支援が必要なだけ。」という事だと、私は自分の心に釘を刺しています。
誰かの支援が無いと生きていけない、という事ではない。
心配だからと手取り足取り介護するのではなく、しっかりトレーニングして、
いつかまた、一人で気ままにショッピングできるようになってもらいたい。
そしてたまには母娘で楽しくデートしよう。
こう思えている私も、少し成長したんだと思います。

次はたくさん歩けるスニーカーを買いに来ようね。

Posted on 2020年6月29日

みなさまからのコメント

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  1. Naomiさん、こんにちは。
    前の記事のコメントで私のブログを参考にしていただいているという歓喜にむせび泣く一文。。わーいわーい。で今回のお母さまとのショッピング記事を読んで一層嬉しくなりました。外出できるようになって良かった、コロナのこともあるけどお母さまの気持ちがなにより。一歩外に出ると自信がついて一層気持ちも前向きになるんでしょうね。お外でごはん、お茶をすることがどれほど楽しいことか、今更ながら思い知るこの春でした、マスクの夏になっちゃいますが、それでも外歩きを楽しめる日が続きますように。

    • いまねえさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)

      コロナのことを考えると、どうしても篭りがちになってしまうんですが、やっぱり外出は楽しいですよね。
      母は父を見舞うにしろ通院にしろ、この一年は病院にばかり出かけていたので、どうにもこれは払拭せねば!と連れ出したのが大正解でした。かなり自信がついたみたいです。
      工夫すれば3密は避けられそうだし、アクティブな方向に促せたら良いなぁーと思ってます。

      私が母を「サポートする」という方向でいられるのはぶっちゃけ、いまねえさんがお手本を示してくださるからです r(^ω^*)))
      この距離感を保つのは簡単なことではないし、ましてやこれから先、どうなるか分からないのは重々承知。
      けれどこれからも、気づいたことがあれば是非、記事にしてくださいね。

      そして、いまねえさんのお母様も、元気で暮らせる日が続いていきますように!
      そして、ちょっと気が早いけど、今年は台風被害がありませんようにー!

  2. カート無しで3000歩はすごいですし、
    なによりお出かけしたいと思えるのは良いですね。

    やっぱり何か楽しい事はあって欲しいですもんねえ。
    いくつになっても笑顔が見えるのは嬉しい事ですし。(^o^)

    • akkyanさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)

      なかなか歩けたでしょう!
      ちょっと前は、あちこち痛くて車椅子で病院に運ばれてたんですけどね(笑)
      もしかしたら体の不調は、ストレスから来るものだったのかもしれません…。余程、辛かったんだろうと思います。

      でもやっと、楽しみを見つけたり、外へ出て、ご近所さんと話たりする気力が出てきたようです。そいでもってお友達に「同い年には見えない。お婆ちゃんっぽい」って言われてショックだったらしいです(笑)
      もっとおしゃれもしなくちゃダメだわ!って、息巻いてましたww

      何にせよ、前向きな気持ちと笑顔が出てきたことは本当に嬉しいです!
      これからは無理をさせないように、そっと見守って行けたらな〜と思います♥️

  3. 明日から、ずっと雨の予報。
    キュウリが大きくなって味が落ちる前に収穫していきたいですね!

    クレヨンしんちゃんでお馴染の「サトーココノカドー」。
    もうすっかり春日部市の名物ですね~

    ポチ、っと!

    • kasugai90さん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)

      雨の日が続きそうですねー、
      収穫もですが、うどん粉病の注意もしなくちゃいけないですね。
      今年は留守が多いので、ちょいと心配です…。

      春日部は、駅の発車メロディーもクレヨンしんちゃんなんですよ!
      すんごく可愛いの(笑)

  4. Naomiさん初めまして。
    この春から家庭菜園を始めて、Naomiさんのグレイトホワイトトマトの記事を拝見し、食べてみたいと思い、今、育てています。
    まさかの地元登場にびっくり!です。
    宜しくお願い致します。

    • どんぐりくまみさん、いらっしゃいませ♪
      コメントありがとうございます。初めまして (*^-^*)

      グレイトホワイト!懐かしいなぁ、
      古い記事を見つけてくださって、ありがとうございます。
      あのトマトは本当に美しいトマトです。
      しかも美味しいので、ぜひ頑張って収穫してくださいね❤️
      サラダなんて、グレイトホワイトが入るだけで、笑っちゃうぐらい一気にグレードアップしますよ!

      なんと。お近くにお住まいでしたか!
      私の実家は江戸川を渡ってすぐです。だから、かつてはロビンソン百貨店やら西武デパートも、お買い物によく使っておりました。

      西口のサトーココノカドー、母は数年前までよく行っていたようなのですが、私は東京に出てしまったので、実は20年ぶり(笑)綺麗な建物になっていてビックリしました。
      今はサトーココノカドーが母のお買い物には丁度良いみたいなので、ちょくちょく寄らせていただくことになりそうですよ〜、イオンは広すぎて嫌なんですって(笑)

      ご近所の話題、今後も出てくると思います (^^;
      今後ともどうぞ宜しくです!

  5. 百箇日…もうそんなに経ったのですね。
    お母さんが、人生を楽しむ意欲を取り戻しつつあるのは嬉しいですね!
    Naomiさんのサポートあっての気づきだったんじゃないかしら?
    自律した生活を維持するための要支援、ほんとそう思います。
    ほんの少し手助けをしてもらって、今までどおりの自分の生活に自信を持って、もっと良くしたい!という意欲をサポートするための支援だと思います。
    お母さんも、Naomiさんも、楽しく頑張って!

    • yaefit1500さん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)

      >> ほんの少し手助けをしてもらって、今までどおりの自分の生活に自信を持って、もっと良くしたい!という意欲をサポートするための支援だと思います。

      実は最初の頃、手助けしすぎていたようで(苦笑)、それは本人の気力を奪いかねないのだと、強く反省したんです。まだ父が闘病中の頃だったから、私も冷静じゃなかったのかもしれません。
      今はね、しっかりと親と向き合ってからでないと、手助けの範囲って判断が難しいものなんだ〜と実感しております。少しは私も、支援上手になってきたかもしれないな(笑)

      一時はほんっと、どうなるかと思ったぐらいでしたが、母も今は独りの暮らしに慣れつつあります。時間が経つのは本当に早い。最近は一人でも近所をウォーキングしてるみたいですし、運動中心のデイケアサービスも来月から通い出します。少しずつ活気が出てきたように思います。
      この調子で長く楽しく暮らせていけたら最高ですよね!頑張りま〜す♥️