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トルコキキョウ(ユーストマ)、戦わずして勝つ。

トルコキキョウ、別名ユーストマが咲きました。
とてもエレガントで愛らしい花です。ピンクのしぼりが入ってます。

咲きましたー!水耕ユーストマ。可愛い〜〜!!

長かったー。
まずあの双葉を見たら、咲くとは思わんよなぁ。
そんな訳で、ここまでの道のりを振り返ってみたいと思います。

1mmに満たない双葉…。

最初にユーストマに挑戦しようと思ったのは、去年の今ごろ。こちらの記事で紹介しております。
父の仏壇に供えたくて種を買ったのでした。
サカタの「ダブルバイカラーミックス」という品種です。

ミックス種子を播きました。

ところがあまりの双葉の小ささいに驚愕。双葉が開いても老眼じゃ見えない。開いても1mmの小さな双葉。
これは……困難だと容易に予想がつく。
案の定、1mmの双葉が5mmぐらいになるまでに水切れさせたりして枯れちゃう。ふと気がつくと全滅してる。霧吹きでの水やりは案外難しいのです。
冬の間も加温しながら挑戦したりしたけど、なかなか本葉が出るまで育たない。
ネット情報でも「苗で買うのがお奨め」なんて。そっかー、種からはやっぱり難しいのか。

2月。水耕直まきで再挑戦。

そこで、だ。
手間をかけても育たないのならば、と、駄目元の放置栽培に切り替えました。
我が家の放置栽培は、通称「水耕直まき栽培」。
ペットボトルの水耕容器をセットして、そこに直に種を播くというやり方です。培地は「あく抜きベラボン」。
液肥は野菜の時より薄めが良いだろうと、適当に半分の濃度で入れておきました。

この時は2月だったので、ペットボトルを栽培用ヒーターの上において、乾燥しないようにラップで蓋をして放置。
桜が咲いてからはベランダに出して、確か4月の終わりぐらいまで、ラップをしたままだった気がするなぁ…。
忙しかった事もあり、気合いの入った放置っぷりでした。

6月。中央がユーストマ。本葉が3cmぐらいに。

コロナが蔓延する中、実家を行ったり来たりで忙しくてベランダ野菜の世話もままならぬ時期だったので、当然、ユーストマのことなんて忘れているぐらいでしたが、6月になる頃には苗らしい大きさになりまして。少し間引かなくちゃと思うぐらいの成長が見えました。

でもミックス種子なので、成長の悪いのを間引いちゃうと同じ色しか咲かなくてつまらないかも?と、間引きを思いとどまり、成り行きに任せることに。
しかも全く液肥は減らないから、結局は何もせず。完璧な放置栽培を貫いております。
それはそれで凄い。

7月。1株だけ育ってきた。

7月に入ると、1株だけが大きく育ってきました。
多分この頃、この株の根が伸びて液肥に届いたんだと思います。
本来、春播きのユーストマは7月から開花期なので、2月開始だけど少し成長が遅かったですね。
もうちょっと液肥の水位を上げておいても良かったかも。

8月に入って、急に伸びる。

8月に入ると薹が立ち、勢い良く伸びる伸びる!
2月から半年間、全然減らなくて入れっぱなしだった液肥を交換してあげました。
ちなみに根っこはこんな感じです。細い直根。これは植え替えが嫌いなタイプの根っこですね。
土で栽培する時も、できるだけ移植しなくて済むようにしてあげると良いかもしれないです。

根っこは細いです。
2リットルペットボトルです。ひょろりーん。

2リットルのペットボトル水耕でも、この根っこなら3株ぐらいは問題なく育ちそうです。背丈がちょっと不安定だから、何かしらの支柱があると良さそう。
本来は草丈80cmになる切り花用の品種なので、このアンバランス感でもウチのはまだまだ成育不良、ってとこですね。
もうちょっと液肥濃度を濃くしても良かったのかもしれないとか、液肥水位が低かったかもとか、色々と反省点はございますが、一先ず、

ユーストマ、大勝利!

って事でよろしいかと思います。
大勝利…というよりも、戦わずして勝つ方式が、ユーストマには意外に合っていた、という事でしょうか。

来年は大量生産に踏み切りまっす。請うご期待。

ちなみに、サカタさんにユーストマの育てかたの特集ページがあります。ジフィーを培地にするやり方で失敗少なそう。
秋播きで挑戦したいかたは、今週末にでも是非〜。

https://sakata-netshop.com/shop/e/esowing-howto-eustoma/

Posted on 2021年9月10日

みなさまからのコメント

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  1. 種から育てて、長い育成ののちやっと開花。
    嬉しいですよね~
    私も、同様の経験があります。

    ポチ、っと!

    • kasugai90さん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)

      こういう花を育ててみると、野菜の苗のなんと扱いやすいこと(笑)
      それだけナイーブな植物の栽培は、達成感がありますね。
      今後はもうちょい、花にもチャレンジしようと思います。

  2. 素晴らしい!
    うちの庭も、放置園芸の生き残りばかり。
    それにしても、この発芽は気づかないうちに芽吹いてて、水を忘れて消えるようなパターンになると思います。

    綺麗ですねえ。
    たくさんの種類のトルコ桔梗か咲いたら、、、どんなにか嬉しいでしょう。

    • わーー!爽子さんいらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)

      私、あまり花類の栽培経験が無くて…というか、挫折が多くて💦
      ビオラですら小さくて扱いが苦手だったから、
      今回は奇跡的な開花となりました!
      こーんな小さい芽、ハズキルーペじゃないと見えませんもの ( ̄ω ̄;)

      トルコキキョウ、プランターで上手に二年目も開花させていらっしゃる人もいるようです。爽さんもやろうよ〜〜♥️

  3. すっごいキレイなのが咲いたんですねえ。。。
    個人的に種袋の写真よりもNaomiさんちのトルコキキョウの方が
    なんか品があってステキだと思います。(^o^)b

    • akkyanさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)

      あら〜〜、嬉しい!なかなか清楚で可愛い花ですよね。
      昨日、2つめの蕾が開いて、さらに可憐な状態です。
      トルコキキョウ、なかなか良いです♥️
      量産できると良いなぁーと思ってます!