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栽培した野菜品種一覧はこちらからどーぞ!どれもこれも下手っぴですがねぇ。

小さ過ぎる秋、見つけた

秋をササッと通り越し、すっかり冬のような寒さの東京です。

美味しかった!もはや高級魚のサンマ。

先週、福島の実家からサンマを送っていただき、今季初!塩焼きで食しました。
東京のスーパだと、細っい小さいのが高くてねぇ…。
送っていただいたのは、とても大きくて脂の乗った立派なサンマでした。
今年は(と言うより、今年も、ですか)不漁で高騰との事ですが、中国の漁獲量が増えたのも大きな原因だそうですね。もやは庶民の手には届かないお魚となってきました。残念。

もう秋だしー、なんて9月の終わりに少し種まきをしましたが、急激な寒さで成育イマイチ。
雨と寒さを避けて室内に置いてある時間も長いので、ちょいっと(いやかなり)徒長気味です。
毎度のことですが。

東京べか菜とルッコラ。安定の徒長。

本当はもっと色々と播きたかったんだけど、あっという間に寒くなってしまい、やる気が削がれてしまいまして。
今は野菜はこの2種類だけ。
長雨が落ち着いたら、いつ播いてもOKな葉大根とか小松菜を少し播こうかな。

ビオラの芽はちっちゃーい。

今回は秋まきの花の種も少し播きました。
いつものビオラは、涼しくなってから播いたので、あっさりと発芽してくれて良い感じ。

暑い時に播く時は、冷蔵庫で発芽させたりとか色々やってたけど、涼しくなってから播いたほうが圧倒的に簡単ですねぇ。
どうせ夏播きしたって年内に咲いてくれた試しもないし、暑くて溶ける心配もない。これからもお彼岸過ぎてから播くようにしようと思います。

ビオラは種も双葉も小さくて、育てるのが実は苦手です。
野菜の双葉はどれもそこそこ大きいから、老眼でもそれほど困らないんだけれど、ビオラぐらいの小ささになってくると、とても注意が必要です。

小さな種が育ち花が咲くと、あんなに小さいものがよくぞここまで!と感慨無量はあるのですが、年齢とともに、そんなことより、見えなくて面倒くさいよビオラなんて苗安いじゃんという考えが勝るようになってきました。
苗を買ってまで育てようとは思わないんだけどね。
そこがまた…私の厄介なところですが。

小さい双葉といえば、これにはビックリましたよ。

花の種も播きました。

ビオラの手前にある、何も生えていないかに見えるセルトレイ。
実は結構発芽してるんですよ。

ズームしてみると…ほらね。

この極小の芽はユーストマです。別名トルコギキョウ。1mmぐらいの双葉です。

小さ過ぎるわ。ピント合わせも無理。

自分で育てた花を仏壇に手向けたら喜ぶかなぁーと思って衝動買いして播いてみたんですけどね、
もうこれ、サイズを見た途端に挫折感100%。10年以上ベランダ菜園の種播いてるけど、こんなに小さいのは初めて。

無理だぁーこれ花咲くまで面倒見るの無理だー!

ネットで色々と検索してみると、ユーストマ(トルコギキョウ)の種からの栽培は、素人には非常に困難とありました。
この小さい双葉で成長もノンビリらしくて、発芽までで挫折するかたが多いみたい。
難しいからこそ!と、チャレンジするかたも多いみたいだけど。

ビオラの十分の一ぐらいの双葉だもん。

ユーストマはローガンズ(老眼の人々)には栽培が難しいでしょうな、私はしばらく発芽していることにすら気づかなかったよ(笑)

私ね、ビオラがいつもそうなんですけど、小さい小さいものをじっくり育てるのって、上手くできないことへの悲しみがもやもやと付きまとってくるんですよ。年齢とともに目が悪くなってきたり手先が不器用になってきたことを、まざまざと突きつけられる感じが切ないの。
小さく生んで大きく育てる喜び…みたいなことには、もう最近は魅力を感じないのが正直なところです。
種も双葉も大きいほうが楽だもん。5m先からも苗がちゃんと見えるぐらいだととても嬉しい。トマトは生長が早いから好きだけど、キュウリとかバカみたいに双葉が大きいのも好き。
大きい双葉があっという間にこんなに大きくなったよーってのがとても楽しく感じるようになってきた、って事は、そうとう老化してるのだろうか (^-^;

でもやっぱり種から育てるのは好きだから、次から種を買う時は、種の大きさにも注意を払おうと思います。できれは5mm以上が良いなぁ。双葉だって1cmは無いとなぁ。

パッケージで選んじゃイカン。

園芸コンセプトは歳とともに変化してくる。それは往々にして、身体的な老化に伴う「諦め」の場合もあるだろうし、生活パターンの変化もあるかもしれない。実家の母は、父がせっせと手入れしていた庭のスプレー菊を弱らせてしまい、さっさと見切りをつけて15株も新し苗を買って植え替えてたけど(笑)それもまた良し。

努力したりチャレンジしたりも良いけれど、園芸スタイルは歳とともに無理なく変えて、気軽な楽しみをキープしていくのも大事よねと、しみじみ思う秋寒の午後。

何かデカイものを播きたいなー、最初から大きいものを更に大きく楽に育てたいなー。
球根でも植えてみようかなー(水耕だけど)

Posted on 10月 19, 2020 at 3:36 pm by Naomi / 4 Comments

コメントありがとう! 「小さ過ぎる秋、見つけた」

  1. めっきり涼しく・・・いや時には寒くなってきました。
    朝歩いてると、私と小学生以外は長袖になってるし。。。f(^^;)

    原産地はトルコではなく、キキョウ科の植物でもないという謎の植物。。。(・_・?)
    何なんでしょうかねえ。。。f(^^;)

    1. akkyanさん、いらっしゃいませ♪ コメントありがとうございます (*^-^*)

      えっ?もしかしてakkyanさん、半袖でしたか?うそー(笑)
      昨日はダウンジャケットを着ているかたも見かけたぐらいなのに!
      良いなぁ、それだけ血行潤沢って事ですもんね。素晴らしいわ。

      トルコギキョウは、謎につつまれておりますなぁー。
      ウィキペディアを読んでると面白いですよね。
      もともとは海外から入ってきたけど、戦争の影響で、海外では栽培が途絶えてしまった…とか、ドラマになりそうな。

      もうちょっと栽培が簡単だったら良いのになぁ。ルーペが無いと確認できないなんて、おばちゃんには無理ーww

  2. サンマの不漁が続いている。
    おかげで、気楽に食べられないですよね~
    パンジーやビオラの種蒔き。
    8月までには、蒔いておきたいですね!

    ポチ、っと!

    1. kasugai90さん、いらっしゃいませ♪

      おお!kasugai90さんはしっかり夏播き派ですねー、素晴らしい!
      私は管理不行き届きで、夏場はすぐに芽をダメにしてしまうんですよ。
      午前中の朝日が当たるような場所があると良かったんですけどねぇ。

      サンマの不漁は、海水温の上昇も影響しているんでしょうね。
      このままだと、サンマを知らない子供たちとか、出てきそう。
      秋の風物詩が遠くなるのは寂しい限りです…。

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