前回お話した布引高原。
標高1080mもあるっちゅーのに、自転車で登っていくかたが沢山いらっしゃって。
女の子まで峠を登っちゃうのか! 元気すぎるぞ〜〜。
元気いっぱいの福島の自転車人の記事を、ちゃりんこブログのほうに書きました。
そちらもどうぞ、併せて読んでやってくださいましm(_ _)m
さて。帰り道は、もうどーしても気になって仕方がないコレ。お腹も空いちゃったしぃ。
会津と言えば。ね、食べなくちゃぁ。
そーーーーばーーーーー!!!蕎麦!蕎麦!
お蕎麦食べてきましたよ。
残念ながら店内は人が多くて撮影ができませんでしたが、湖南町にある「そば道場」という施設です。本当は蕎麦打ち体験ができる施設なんだけど、時間が無いので、食堂で手打ちのお蕎麦をいただきました。
ブラボー!に美味しかったのよ。久しぶりに美味しいお蕎麦に出会いました。
お米も蕎麦も、実りの時期を迎えて、
きっと農家さんたちは、不安なんでしょうね。そして私たち、消費者も不安。
今度の総理大臣には、ちゃーんとやっていただきたいわ、本当に。
暫定基準値なんて、いつになったら「暫定」じゃなくなるのさ?
福島の農家さんたちが作ったこの美しいお野菜を、皆がきちんと美味しく頂けるよう、早く何とかしていただきたい。
美味しそうだべ!
ちなみに福島では、生産者組合等で、独自の検査体制・基準値を設けて頑張っているところが沢山あります。ネットで販売しているところですと、「ふくしま希望市場」さんとかね。
私は個人的には、国の定めた暫定基準値なんて、いい加減な値だと思っています。信用してないの。検査体制だって、本当のところはどんな事になってるのか判らない。自分自身も「安易に買えないよ…」というのが正直なところです。
だから「福島のお野菜を買って、応援しよう!」とは決して申し上げません。
でも、検査もせずに押し黙って、何となく販売されちゃってる野菜より、ずーっと真面目なものが沢山あるよ、と言っておきます。高い検査料を自腹で負担して、安全な野菜を出荷できるように必死で頑張ってる農家さんが沢山いらっしゃいます。
そんな福島のお野菜と出会ったら、そのときは積極的に買おう!と思ってます。
さて。お土産に買ってきたお野菜群をご紹介しましょうかねぇ♪
まずは、布引高原の特産品、布引大根!
2kgもある大きな大根なんです。どうしようもなく大きかったので、半分に折って持ち帰りましたけど、もう帰りの荷物が重くて重くて…。
重たくて、半分でも片手じゃ持ってられん。
瑞々しくて甘味と辛味のバランスが絶妙!でも水分はかなり控えめで、スティックでぽりぽり食べると、食感もグーでございます。あの場所で獲れたと思うと、尚更美味しいんだわ(笑)
春にお邪魔した、鈴木農場さんにも立ち寄って、直売のお野菜を購入してきました。
鈴木農場さんの佐助ナスは、生食できちゃう!
これはね、「佐助ナス」というおナスです。生でも美味しいとパッケージに書いてあったので、本当に生で何もせずに食べてみました。
んまー!!!美味しいっ! リンゴみたい。
全くと言って良いほど、ナス独特のえぐ味が無いの。水ナス系だと思うんですが、果物みたいな香りがするぐらい、美味しいおナスです。ちょっと感動だわー。
カプリスとトウモロコシ。
さすが鈴木農場さん、カプリスもちゃんとありました。
トウモロコシも美味しそうなので、お買い上げ〜。トウモロコシは本当は、「農家の台所」を運営している国立ファームさんが企画した「福島に味来(みらい)を植えに行こう」というイベントのトウモロコシが食べたかったんですが(笑)あっという間に完売だったみたいで、別の品種です。現在「おおものコーン」という品種ならば、農家の台所さんで通販可能なようでございますよ。
カプリスはね、プロが作ったものを食べて、反省しよう…という試みです(笑)まずは本物を知らないとねー。
317gもあるでヨ!
どうみても私が収穫したものより大きいんですが、それ以上に重たい!
まだ食べていないけれど、きっとジューシーなんだろうなぁ。
色も濃くてキレイなんですよねぇ…。全然違うなぁ。
トスカーナバイオレット。
「それはもう、採れたてじゃないから、100円で良いよ」と格安だった、トスカーナバイオレット。
プロが作った本物の味を試してみたくて買いましたが、道中で3つばかりパックリと大爆発(笑)
でもね、本当にブドウみたいな食感なんですよ。
皮がね、プチってはじける感じで、濃厚で甘いの。すごく美味しい!
「ここで5月に種を買ったので、来年作るつもりなんです。ベランダで。」と、レジにいらっしゃった姉さんに告げると、
「あらまー! 東京のベランダって…。そりゃぁ水やりも陽当たりも…大変だねぇ。頑張ってねぇ!」
…逆にエールを送られちまいました(笑)頑張りますとも!
ちなみに、鈴木農場さんでは「植酸農法」という作り方をなさってるそうです。
ん〜、良く分かんないけど、その辺が美味しさの秘密なのかしらね。
巨大ゴーヤは、須賀川の「はたけんぼ」
このゴーヤは、家の冷蔵庫に入ってたものを、ついでにお土産(笑)
主人の両親のお気に入りの直売所、須賀川の「はたけんぼ」のゴーヤです。
須賀川もいろいろと大変だけど、本当に農家さんたちは頑張ってるようです。
確か、「現代農業」の季刊紙「2011年夏号 東北(ふるさと)はあきらめない!」にも、掲載されてたと思います。
「はたけんぼ」にも一度行ってみたいなぁ。
完璧な美しさ。そして強い。
野菜も、それを作る農家さんも、
強い。強くて美しくて、しなやかだ、と感じました。
稲作でお世話になってる新潟の田麦山でも、先日の大雨で大きな被害があったそうです。
お師匠さまの田んぼも被害に遭いました。
だけど、しなやかに冷静に対応なさっているご様子です。
私のように趣味の園芸レベルでは到底理解しえない、根本的な強さを、
皆さん、お持ちです。
「苦労がわかる」なんておこがましい事は言えないけれど、
野菜作りを通して、少しでも良いから、日本の農業の逞しさを吸収したい。
日本の野菜作りのクオリティーの高さを実感したい。そう思いました。
こんなへっぽこベランダーの心にも、何かが芽吹いた気がした、そんな福島の旅でございました。
Posted on
8月 30, 2011 at
9:23 am by Naomi
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