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西向き極小のベランダガーデニング。 初心者ならではの失敗とチャレンジの記録です。

いやー、雪ですよ、東京もついに。
明日は大寒だものね、そりゃぁ雪ぐらい降りますよねー。

少し積もりそう。

湿度があるからか、私は特別寒くは感じなかったけれど、朝のベランダ気温は4℃でした。
むむっ。大丈夫かなぁ?トマト。
色づき始めてはいるんだけれど、耐えられるかしら…。

ココが正念場だぞー!ガンバレー!

さてさて。こんな雪の朝ですが、テーブル下で催芽を開始した今年のトマトちゃんたちが、続々と発根を始めましたよ。3日目の朝だもの、早いなぁー。

ミニトマトの千果ちゃん。

コストルート・フィオレンティーナ姫。

フィオレンティーナなんて、豪快な発根です。 (^-^;
早くセルトレイに移動してあげなくちゃです。嬉しい悲鳴。

今週末はお天気が悪いだろうから、明日にでものんびりと育苗棚を仕立てよう、と思っていたんです。ヤバいね、今日中に何とかせねば。

また今年も、リビングのこの棚で育苗。

この季節は、本葉がしっかり展開してくるまでに時間が掛かるし、雪の日もあったりするので、いつも室内のこの棚で育苗しております。この棚にビニール貼って、温室にしちゃうのよん♪
けれど。何となく明るく見えますが、実際の光量はねー。

がふっ。ナンじゃこりゃ?

「徒長苗製造棚」なんですよ、ココね(笑)
どんなに陽当たりが悪い時間帯でも、ベランダはこの10倍はありますから、あまり良い環境じゃ無いんです。

今年はレフ板効果なんかも取り入れて、ちょっと工夫してみようと思いますヨ。

たぶん、明日には完成図をお届けできるかと。
待て、次号! 頑張れ私!

Posted on 1月 20, 2012 at 9:43 am by Naomi / 8 Comments

ご無沙汰ちゃん。寒いですねー。
本当はこたつでヌクヌク…な〜んていう過ごし方ができれば良いのだけれど、我が家のリビングには、こたつが無いのよねぇ。

我が家の暖房設備(笑)

こたつ方式(足下が暖かい)のほうが寒さが和らぐので、最近ではリビングのテーブルの下に遠赤外線ヒーターを押し込んで暖をとっております。
貧粗だけどコレ、エアコン無しでもかなり暖かいんだよー。
我ながらナイスアイディア。

さて。こんな寒い季節ですが、トマトの催芽を始めました。
今年は前半と後半に分けて栽培しようと思っているのですが、前半の収穫ターゲットは初夏。真夏のベランダは極端に着果率が下がってしまうので、梅雨明け前後に最盛期がくるようにしたいんです。

トップバッターのみなさん。

というわけで、まずはこの3種類から始めてみます。
実はまだ、品種を絞り込めていなかったりするのですが、とりあえず。
サンマルツァーノ・ルンゴと千果、そして、

コストルート・フィオレンティーナ。

コストルート・ジェノベーゼではなく、コストルート・フィオレンティーナです。
ジェノベーゼは今もベランダで頑張ってくれていますから、
挿し芽しで楽しちゃおうかなぁ〜♡なんて思ったりもしてます。
フィオレンティーナは、とにかく種の量が半端なく沢山入ってたので、お試し栽培。
こちらのほうが、プリーツが柔らかい形らしいけれど、ウチのジェノベーゼにはプリーツが無いので、比べようがありません(苦笑)

ここで。夏野菜の種まきに大切な、「発芽温度」をおさらいしましょうかね。

発芽温度と管理の注意
トマト 20℃〜30℃ 沢山吸水する種子で、乾燥と酸素不足に注意
キュウリ 22℃〜28℃
ピーマン 日中30℃
夜間20℃
変温させると発芽しやすい
ナス

トマトやキュウリよりも、ナス・ピーマン類のほうが本当は高温が好きらしいです。
細かく言ったらそれぞれの発芽温度は異なるけれど、大体、25度が確保できれば問題無いと思います。
そして、日中と夜間で温度差があるほうが、発芽率が良いんですってさ。

去年までは小動物用のヒーターを使って催芽させていたんですが、以外と温度のコントロールが難しくて大変なのよね。日中は陽が当たったりして、すんごい高温になっちゃう事もあったし。

去年までは、小動物用ヒーター使用。

それにわざわざ、電気使うのもなぁ…と思っていたのです。
けれど、色々と家の中を探すも、なかなか良い場所が見つからず。
冷蔵庫の裏が暖かいとか言うけれど、ウチのはパネルがついていてちっとも暖かくないし、テレビは見ないからチューナーも冷えたまんま。

悩んでいる最中、わたくし、すんごい発見をしました。そうじゃん!
ここ、すんごい暖かいんだったよー!!

テーブルの下。遠赤外線でホカホカ♡

むふふ♡

このテーブルの天板の裏側が、すんごい暖かいんです。
実際に温度を測って見ると、30℃前後。
パネルヒーターの位置をずらすと、簡単に温度調節ができるんです。
おお!!まさに新天地!

袋を貼り付けて、準備完了!

夜はヒーターを消してしまいますが、試しにここで発芽させてみようと思います。
夜間温度だって気密性の高い室内だから、15℃前後はあるはずだもの。うんと寒い夜は、一緒にお布団に入ればいいや(笑)
温度計も普段私が座る場所にスタンバイしたので、管理もバッチリだ!

催芽の方法は、ビニール小袋。中に湿らせたキッチンペーパーと種を入れて、フタをせずに使います。コンパクトで便利なの。
これを、天板下の紙袋に放り込んで、催芽開始です。

空気が入るように、フタは開けっぱなし。

これで元気に発芽してくれると良いなぁー。
発根したら順番に、セルトレイに種を植え込んでいきますよ。
今年はお手軽催芽で、ガンガンいきまっせー♪

Posted on 1月 17, 2012 at 11:13 am by Naomi / 18 Comments

いくら「ビニール貼ってるから」とは言え、朝は流石に寒いです、ウチのベランダ。
まだ氷点下にはなっていないようですが、朝7時だと5度ぐらいです。

9時の時点で、7度でした。

それでも風が無い分だけ、少しは暖かいんだろうと思います。

ベランダは真西を向いていて、陽射しを遮る高い建物は無いのですが、
ちゃんと陽が当たるのは3〜4時間ぐらいしかないんですよね。
今の季節は陽射しが入ってくるのが遅いから、朝の冷え込んだ状態が昼近くまで続きます。

朝のベランダ。11時過ぎるまではこんな感じ。

午前中はほぼ、こんな感じで真っ暗け。
どんだけ暗いかと申しますと。ルクス計で測ってみましたよ。

ルクス計で測ってみました。

1700ルクスってね、細かい作業をするような場所として丁度良いぐらいの明るさだそうです。設計図書いたり、精密作業をする仕事場だったり。
人間が「蛍光灯、つけすぎじゃないの?」っていうぐらいの明るい室内でも、植物レベルで考えると、シダ類にはちょうど良い程度。(笑)
野菜にとってはキビシイ条件ですねぇ。それだけ、太陽の光って強いんですよ。
トマトなんて、光飽和点は7万ルクスだそうですから、これじゃぁ、夜と大して変わらない……みたいな感じなのでしょうか?

一番最初に陽が当たりだすエリア

寒さに耐えられて、陽当たりを優先させたい野菜は、ビニールの外に出しているのですが、ここは朝の時点でも多少は明るいんです。まだ陽は差してきていない時間帯でも、4000ルクスぐらいはあります。
4000ルクスって…一般的な植物が必要とする光の10分の1ぐらいですかねぇ?
情けない数字ですが(笑)少しでも日光が稼げれば、とフル活用。

9時近くなのに、低いねー。

この状況は、何と12時近くまで続きます。
日の出が7時だとすると、5時間経過してから、やっとやっと
日が差し込み始めるんですよ。
広いお庭や畑の半分ぐらいの日照時間になってしまいます。

12時少し前に、やっと陽射しが。

大体ですが、写真を撮ったときに葉っぱの色が白飛びするぐらいならば、1万ルクスを越えてる感じかな。上の写真の状態で、明るい所を計測してみると、

1万ルクスをやっと越えました。

ね。大体1万〜1万5000ルクス。やっとまともな光量になってきました。
だけど、ベランダの奥の方のトマトには、こんなに強い光は届いていなくて、写真を撮っても白飛びすることは無い場所なんです。
そういう場所は、陽射しが一番差し込んでる時間帯でも、こんな感じ。

6000〜7000ルクスぐらい。

結構明るく見えるでしょ?でも直射日光が当たっている場所の半分の光量なんですよー。
この状態も3時間ぐらいですから、
よくまぁ、こんな環境で育ってくれているもんです。

昼過ぎのベランダ。明るいんだけど…

ちなみに、6000〜7000ルクスしか無いベランダ内部も、見た目にはこんなに明るい感じなんですよー。陽当たり良く見えるでしょう?
だけど実際の光量だと、これでは「半日陰」なんですねぇ。
そりゃ成長も遅いわけだよ。

せめてもの救いは、日中の気温が良い感じ、というぐらいでしょうか。
晴れた日の日中は、こんな温度になったりしてます。

陽が差してくれれば、暖かい。

ベランダ菜園のコツは、きっとこの辺りの「日照と温度」に如何に気を配れるか、という所なんでしょうね。
屋根もあるし、手すりや壁もある狭いエリアですから、夏場と冬場は環境がガラッと変わってしまいます。
目で見て「明るいから陽当たりOK!」と思っていても、以外と日照が足りなかったりしてるかもしれませんぞ。
逆に、陽当たりの良い室内の場所なら、結局はベランダの奥と同じぐらいの光量だったりもします。冬場はマメに光を追いかけながら、栽培場所をローテーションさせるのも良いかもしれません。
光合成促進作用のある「ペンタガーデン」なんかも活用すると良い季節かも。

おっ。今日の記事は、まともな記事になったなぁ!
皆さんの参考になると良いんだけど。

Posted on 1月 10, 2012 at 7:40 am by Naomi / 26 Comments