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西向き極小のベランダガーデニング。 初心者ならではの失敗とチャレンジの記録です。

もうすぐ2月も終わりです。

3月は毎年、年度末締め切りの仕事や確定申告、そして父の法事など、やること盛りだくさんなので、2月のうちに出来る事をちょこっとだけ頑張ってみました。

まずは3回目のコロナワクチン接種。
私の住んでいる区では当初、高齢者以外の一般枠は2月後半から予約が始まり、実際に打てるのは3月からとアナウンスされていました。

それが急きょ、予約サイトの利用が早めにできるようになり、一旦は3月1日に予約するも、
またまたスケジュールの前倒しがあり、予約をし直して、2月22日の猫の日に接種してきました。
中野サンプラザの集団接種会場です。取り壊される中野サンプラザの思い出作りもできて一石二鳥。

中野サンプラザ。再来年で取り壊しかなー。

1回目2回目はファイザーでしたが、今回はモデルナを選択。
昨日の祭日は案の定、夫婦二人で熱を出してしまい、ゴロゴロのんびりと休日を過ごしました。

3回目を接種してもコロナに罹る事もあるから意味が無い、なんて言う人もいますけど、打つも打たないも個人の考えを優先すればいいのだから、いちいちでかい声でわめくなよ、と思います。
兎に角これで、3月上旬にはがっつり抗体ができ上がる予定。
これを一番安心したのは実家の母で、本人はもう接種済みだけど、私が電車移動でコロナを拾ってくるんじゃないかと毎回憂鬱になるのも、少しは緩和されると思われます。

すごく心配性なんですよ、ウチの母。
高齢者には多いのかもしれませんが、心配性というか、勝手に想像を膨らませて、どうしようどうしようとパニックになってしまうんです。
先週から度々「これはもう死ぬかもしれないぐらい。生まれて初めての痛み」という首周りの痛みを訴えているのですが、これはもう何年も前から繰り返している、頚椎ヘルニアからくる神経痛。でも私が言っても「いや違う!脳梗塞か、もっと悪い病気!」とか言うので、仕方なく近所の病院でCTやMRIを撮ってもらったりしてます。

結果、脳にも異常は無く頚椎ヘルニアの悪化も無い、というオチが毎度のパターンなのですが、先生から聞くと安心して納得するんです。
そしてそう言えば以前も同じように痛かった気がする、とけろっと思い出す。
先生には「度々すみません、でも本人は安心したようです、ありがとうございました」とお礼を言って診察室を出ます。

今回もきっとこのパターンだとは思っても、流石に高齢なので、念のためにと毎回付き添って検査をしてもらう。
こういう時私は、心配というより苛立ちの感情に牛耳られそうになります。
母が痛いというのは嘘では無いのだからイライラするな、と自分に言い聞かせてはいますが、平日に仕事の都合をつけて母の診察につきあうのって、結構負担なんですよ…。しかも神経痛を経験した人になら分かると思うけれど、簡単にけろっと治るようなものじゃないし、神経痛が痛いのは私だって同じだし、きっとこれはこれからも続く。

CTの間、暗い廊下でぽつんと待っていると、誰の人生を生きてるのか分からなくなって、すごく悲しくなってしまう。
人の人生なんて歩めるわけがないのだから、自分の人生なのは当たり前なのにね。

明日の整形外科は痛み止めの注射だけだから一人で行っておいで、と伝えたけど、どうも機嫌が悪くて、不穏はまだまだ続くようです…。

この閉塞した気分を変えるべく、東京にいる間にトマトの種まきをしました。
種まき…というと語弊があるかな、正確には「催芽」です。
加温して発根させる事を「催芽」と言います。
こちらも長年繰り返してきた毎度のパターンですが、こちらには安心感があります(笑)

サプリケースとフェルトで催芽します。

使うのは、100均で買ったサプリケースと、フェルト(ポリエステルのもの)、加温するのでホームセンターで買ったミニ温度計とペット用ヒーター。
今でこそ「園芸用ヒーター」で検索しても3,000円ぐらいのお手軽商品が見つかるけど、ちょっと前までは15,000円以上する商品しかなかったから、違うジャンルのものを流用してたわけですよ。そういう工夫も楽しかったんだわ、昔はね。時間がかかる工作も楽しかったしね。

ヒーターはペット(爬虫類)用です。

父のお気に入りだったミニトマト。

今ではお手軽・簡単が一番とばかりに、こんなシンプルな発芽システムになりましたが、結構良く発根してくれます。
今年は先日購入したサンマルツァーノとホーム桃太郎に加えて、少し余っていた「Mr.浅野のけっさく」も播くことにします。
サプリケースにフェルトと種を入れて湿らせて、日の当たらない環境にして3日目。

あうっ、かわいい♥️

サンマルツァーノ、発根しました。

あんまり熱くすると種子が茹だってしまうので、30度を超えないように調節するのがちょっと難しいんだけど、一度セットすれば暫くはそのまま色んな種を催芽できます。
この後、自分のお楽しみ用野菜を何か播いて、後は実家の花物、その後はキュウリ…と進んで行く予定です。
目の覚めた種は、順次、ポリポットに植え付けていきます。

暫くは朝起きて催芽を確認するのが楽しみが続きます。
春はもうすぐだねー。

Posted on 2月 24, 2022 at 1:13 pm by Naomi / 8 Comments

先週末は連休だったので、ダンナ氏も一緒に実家に帰りました。

少しだけど積もった雪を片づけたりはしましたが、大した作業では無かった。
無かったはずだけど私、帰ってきた日の夜の早いうちからグースカグー、
翌月曜の昨日は、数時間仕事をしただけで後はお布団の中という、ものすごい怠惰をぶちかましました。

毎週のように、実家に帰った後の月曜は、どうにも眠いんです。
実家で眠れていないわけでは無いんだけど、地味に気が張っているのか、
はたまた、違う部屋で眠るストレスで脳の調整が必要になってるのか、
理由はよく分かりませんが、「疲れた」のは体では無くて脳、という感じがしています。

今週は30時間も寝てしまった。

しかも、寝過ぎ感が全く無い(笑)
やっぱり気疲れなんでしょうか、「春眠 暁を覚えず」ってやつですか。

確かに私は気を使いすぎかもしれない。母は昨日、一人で3回目のワクチン接種に出かけたのですが、これも最初は、私が尽きそうつもりでした。
でも、前回は子に付き添ってもらっている高齢者がいなくて、悔しい思いをしたらしいんです。
だから今回は、何があっても一人で行く、と心に決めていたそうです。

私としては実家に帰って付き添ったほうが安心で楽なのですが、東京から見守る事にしました。
熱や倦怠感もなく無事に成功体験と抗体が残ったようですが、あれこれ心配していた私は疲弊しております…。

本当は先週、そろそろ種まきでもしようと思ってたんですが、お陰でやる気も起きずにいます。
だって寒いよ、まだ来週も氷点下になるんですよ。去年に比べたらかなり寒い。

でもなぁ。
春は待ってくれないんだよね。絶対に来るんだよね。

愛しき第四種郵便。

気持ちを切り替えて、まずはメインのトマトです。
サンマルツァーノは、東京での水耕用。これが無いと始まらない。ってか、今年もこれだけしか育てないかもしれない。
去年は自家採種したサンマルツァーノを使ったら、あまり良い出来では無かったので、今年はちゃんと買いました。リベンジです。燃えております。

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本来の「サンマルツァーノ」は地理的表示保護(GI)制度を取得しているので、イタリアの特定地域で生産されたものだけをそう呼んで良い、という決まりがあったはず。
だからこれは「サンマルツァーノ・タイプのトマト」というのが正しい呼び方だと思われます。サンマルツァーノ自体は固定種ですが、いろんな種苗会社から色んな亜種が出ていて、「サンマルツァーノ風」F1も世に沢山あります。これはちなみにF1です。
美味しくて育てやすいです。

実家用にはホーム桃太郎EXを買いました。ミニもやると思うけど、メインは大玉にチャレンジしてみようと思います。
露地栽培だからね、水耕やプランターでは難しいものにチャレンジしたくなるのさ。
桃太郎系列は昔、畑を借りていた時に植えた気もするけど、EXってのは初めて買う品種。「草勢管理が容易」って書いてありましたよ、大玉はこれ大事。
路地植えだと暴れるんだもん。

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実家用のキュウリは、「ずーっととれるキュウリ」by サカタ。
記事には書かなかったけど、去年もこのキュウリでした。
母は四葉系のイガイガのキュウリがちょっと苦手なのでこれを選んだのですが、このキュウリね、甘味が強いんですよ。なかなか美味しいキュウリなんです。
草勢管理なんぞできやしないけど、そこそこ育てやすかったです。

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去年は夏の前半はキュウリ取り放題、後半からはトマト取り放題で楽しかったようなので、メインはこの2つ。
それと、必ず育てたくなるインゲン用に新しいプランターも買ったのですが、それはまた今度の記事で。

花苗、ビオラは咲いてしまったー。

冬の間にせっせとリアル・ピクミンしていた花苗も大きくなりました。
そろそろ植えないとあかん。

東京ではヒーターを稼働させて、催芽作業に入ります。
急げ急げー。

Posted on 2月 16, 2022 at 9:38 am by Naomi / 4 Comments

明日は立春です。

毎年この季節になると、今年の夏野菜(主にトマトですが)の種まきを始めます。
昔は私、お正月から播いてたけど、最近は切りの良い立春が農事始めになってます。

さてさて、今年は何を播こうかな〜なんて冷蔵庫を覗きましたところ、その前に、だ。
これは種の断捨離をすべきでは無いのか?と思い立ちまして。

冷蔵庫に保存してある13年分の種。

このマンションのベランダで趣味の園芸を始めてはや13年。保管用のタッパーもギュウギュウです。

野菜や花の種って、どうしても一度では使い切れないので、残りは冷蔵庫で保管するようにしていたのですが、いつの間にかこんなに貯まってしまいました。
中には10年以上前の種子もザラです。

トマトやピーマンなどのナス科の種子は、10年ぐらい前のものでも、保管方法がちゃんとしてれば、思いの外、発芽してくれます。
でもネギやニンジンは短命種子なので、いくら冷蔵庫で保管していても2年過ぎるとまともに発芽してくれない。

(野菜の種の寿命は、こちらをご参照ください。)
JA京都 いきいき菜園生活「種子の保存方法」について

そもそも、ですよ。
うちのベランダではやっぱり土のコンテナ栽培は難しいから、根菜系は持っていても仕方ない。実家の庭だって狭いから、トマトとキュウリで精いっぱい。
持っていてもこの先も使いそうにない種子は、思いきって処分する事にしました。

ニンジンは無理だなぁー

かわいいズッキーニも厳しい…。

基本的に「おしゃれ野菜」が大好きなので、こういう変わった品種の種が多いのですが、ニンジンはもう8年前の種だし、ズッキーニは株が大きくなるから、ベランダ水耕でも実家でも育てるのは厳しい。カボチャなんかも広い土地が無いとね。

ああそうか、昔、畑での栽培をお手伝いしてい頃に買ったんだっけ。

一つ一つ、種を買ったその頃の事を思い出したりしますけど…
スヴァールバル世界種子貯蔵庫じゃないんだから。
必要ならまた買いましょう、一旦捨てましょう。

12年前の種でした(笑)

しかもF1を自家採種しとるやんけ…

10年以上前の種子、自家採種した種子も結構な量があって、それらを処分するだけでもかなりすっきりしました。
好奇心の赴くままにF1から自家採種した種は、特に品質も良くないので、これらは10年以内のものもすべて処分。
上の写真の「かわい〜ナ」はちなみに、小振りで美味しいメロンでした。
貧乏性にも程がある。必要ならまた買いなさいよ、自分。

捨てられない…捨てられないよ…

その他、どうしてもヒヨドリに喰われてしまうブロッコリー&キャベツ系の種子も処分。スプラウト関連も、カビなどがあると不衛生なので、一旦処分しました。

ただ、夢中で世界中から集めたトマトの種子は、なかなか捨てられません。
特に「エアルーム」といって、世界の農家さんが保全してきた品種の種子は、もう手に入らないものもあるから、勿体なくてねぇ…。

いろんな工夫して苦労して、狭いベランダで格闘していた頃の自分も、愛おしいんだよね、きっと。

まぁ良いや。これもいつか、ぽろっと自分の中から剥がれ落ちるように、諦めがつく日が来るんでしょうな。
ということで今回は、トマト類は保留です。

奥の袋が捨てた種。半分に減りました!

でも見て!半分に減ったわ!
あーすっきり。

さて、いよいよ今年の種まきを始めますかね〜。

Posted on 2月 3, 2022 at 2:56 pm by Naomi / 8 Comments